フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

参院選さなかのスポーツ

2013-07-23 09:08:41 | 日記

   今朝の新聞では参議院選挙の投票動向の詳しいデータが載っていた。その中で、東京選挙区で私が一票を投じた俳優Yはいわゆる”無党派層”と呼ばれる有権者から圧倒的1位の票を得たことが分かった。「インターネット選挙の成功例」とも評されているが、私は原発などの社会問題への発言・行動を圧殺する芸能界やそれを取り巻く風潮に対して一石を投じたつもりなのだ。さらには私の住む地域では全候補者中2番目の得票となっていて、思わぬ支持の広がりに正直びっくりしている。

   参院選の記事のアップロードを優先にしたため、タイミングが一日遅れてしまったのだけれど、以下スポーツの話題で。

   参院選の開票速報と時間的に並行してテレビ中継されていた全英オープン・ゴルフ大会の最終日。男子ゴルフの世界の4大メジャー大会の一つで、「The Open」と言えばこの大会を指すほどの伝統ある競技会だが、その全英オープンで日本の新人選手が世界の強豪に伍して6位タイに喰い込んだ。これまで私が何回も目を見張ってブログに取り上げて来た松山英樹選手である。その大物ぶりを改めて紹介するまでもないが、今シーズン、プロとしてデビューするや2試合目で早くも優勝。その後も常に優勝争いに絡み、現在新人にして賞金ランクトップにいる。
   5月には初めてのメジャー大会、全米オープンに出場してトップテンに入っただけでなく、最終日のベストスコアをマークした。そして今回2度目のメジャー大会で6位タイの成績。こうしたことは日本人プレイヤーとして初めてであり、新人としてとてつもない戦績である。
   テレビ画面で見る全英のコースは如何にもワイルドで、かつ海岸地帯特有の厳しい風が舞っている。タイガー・ウッズを始め名だたる世界の名手達がきりきり舞いさせられる難コースで、松山は憶することなくリーディング・ボード(上位選手のリアルタイムの成績表)に名前を載せ続けた。石川遼選手が高みに挑戦して壁にぶつかっている中、その活躍が日本中のゴルフ・ファンを熱くしている。

   大相撲名古屋場所が終った。白鵬が一人際立った強さで史上3位となる26回目の優勝を飾ったが、11・12日目に脇腹を痛めて顔をゆがめる場面があり、13日目で優勝を決めた後2連敗した。そのため連勝記録も43で止まったが、40連勝以上2回という未踏の記録を残した。
   一方、今場所横綱昇進がかかっていた稀勢の里が前半で早くも3敗し、興醒めであった。先場所12勝どまりなのに、13勝以上なら優勝でなくても横綱・・・と協会筋は大甘の条件を匂わせていたが、私は大反対であったのでむしろすっきりした。
   しかし、相撲は15日間終わってみないと分からないものだと思ったことがある。前半が終わって3敗の稀勢の里に対してクンロク大関の代表格琴欧洲が10日まで1敗で、全勝の白鵬を追っていた。長い眠りから目が覚めたのか、「なんだ、まだやれるじゃないか」と思っていたらその後5連敗して、”定席”のクンロクで終わった。逆に稀勢の里の方が後半勝ち続けて、来場所に繋がるかと思わせた。しかしこれも千秋楽で琴奨菊に完敗して完全に振り出しに戻った。
   私は今場所、上位陣ではない幕尻近くの蒼国来に注目していた。八百長疑惑で追放されたが、無実を認められて復帰して14場所ぶりの土俵である。6勝9敗だと十両に陥落してしまう位置におり、2年以上のブランクの後なので新聞で成績を見ながらハラハラして応援をしていた。敗け先行の一進一退の星だったが、6勝9敗で終わった。何とかまた幕内に戻って、失われた2年間の分も取り返して欲しいものである。

   今年のプロ野球オールスター戦は日本ハムの新人、大谷翔平選手に湧いた。投手と打者の二刀流に挑戦中であるが、第一戦ではまず投手として登板。2本のヒットを打たれたものの、1ニング5人の打者に全て150キロ以上の直球で勝負、最速157キロを出してスタンドを沸かせた。その後レフトの守備につき、ライナーを捕球した後2塁に矢のような送球をして敵味方の選手の目を見張らせた。第二戦では右翼手一番打者として出場し、1回の先頭打者として2塁打を放った。そして、第三戦では1点リードされた8回裏に同点タイムリーを打ち、勝ち越しのホームも踏んでパリーグの勝利の立役者になった。現在はまだ人気先行であるとしても、見ていて楽しく魅せるものを持っていることは間違いない。

[今日の花]

  左:ヘクソカズラ屁糞葛:アカネ科)=可憐な花だが名前が分からずボランティアスタッフに尋ねたら、言うのも憚れる名前です、と教えてくれた。触るとイヤな臭いがするのだそうだが、それにしても可哀そうな命名ではないか
   右&下段:ボタンクサギ牡丹臭木:クマツヅラ科)=遠目にはアジサイの様にも見える。こちらも葉に触ると臭いがするのでその名が付いたものだ

  

     開花前の状態          花が半開             満開となる
   

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