都内の小中学校の冬休みが明けて10日から授業が始まった。と同時に我々の小学校の安全監視の勤めが再開、私は今日が当番の初日となった。
我々の任務は外部の不審者から児童を守るというもので、主に校庭つまり屋外での安全監視が中心である。今日、東京地方はこの冬一番の冷え込みとあって、着脹れ状態の厚着をして家を出た。 幸い日中は陽が射して風もない穏やかな天気に恵まれ、用意のし過ぎかと思われたが、夕方陽が陰ると急に冷え込んで来た。陽が沈む南西方向には高層の建物はないのだが、午後4時前には広い校庭も陽射しが全くなくなってしまうのだ。
でも、そんな中でも放課後の校庭開放に集まった児童たちはTシャツ姿、中には半袖で飛び回っているのである。昔から「子供は風の子」とは言うものの、そんな姿には元気をもらう。
3週間ぶりの勤めで児童たちとの交流にも心が和んだ。昼休みのパトロール時には3階の教室の窓から私の名を呼んで手を振る子がいた。下校時は校門のところで声掛け挨拶をするのだが、新学期間もないからかいつもに増して元気な挨拶をして帰って行く。特に低学年生のつぶらな瞳と曇りのない笑顔を向けられると、本当に癒される。
こうして、半日ほとんど立ちづくめの勤めを無事終えたところで、校長から「今日は寒さがきつかったでしょう。お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をいただいて帰宅したのである。
[新年の冬牡丹]
神代植物園の新年を飾るボタン(牡丹)。ボタンは本来4~5月に咲く花だが、新年のこの時期に咲くように丹念に育てられ冬牡丹とも呼ばれる。一年でも最も彩りに乏しいこの時期、特設コーナーで今来園者の目を楽しませている。
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