フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

教え子の東京出張と買い物

2013-10-25 16:58:31 | 日記

   今年は台風の当たり年なのか、27号、28号が連れだって太平洋上を日本に近づいている。その影響で雨が降っており、明日は27号の接近に要注意。特に26号の豪雨で甚大な土砂災害を出した伊豆大島では住民の避難が伝えられている。

 10月23日から25日まで晴海の国際展示場(東京ビッグサイト)で「Japan Home &Building Show 2013」という住宅、建材、家具などに関する展示会が開かれていた。 この展示会に中国での私の教え子L嬢が勤めている会社が出展し、ブースに立つ社長と共に出張でやって来た。彼女は研修生として長野のホテルで1年間日本滞在の経験があり、中国帰国後は木材加工会社に就職。よく木工関係の専門用語や業界用語を尋ねられたので用語辞典を送ってあげたことがある。
   実は昨年もビッグサイトへの出張の知らせを受けていたのだが、例の尖閣諸島の問題が起き、中国側企業は全て出展をキャンセルしてしまった。  

   Lさんの会社は桐や杉、楢などを使って住宅建材、内装や家具などの木製部材を加工するメーカーであるが、展示会の開催前日にブースの飾り付けを手伝った際、日本では主にタンスに使われる高級材の桐製品に目が行った。聞くと桐は中国特に山東省では多く産出する木材とのことで、余り希少価値を感じていない様子だったので、日本では高級材であることを教えた。そして最も目に付きやすく、手で触れられるようにとブースの入口に飾るように勧めた。 このことは正解だったらしく、後で教え子から私の考えが成功だったと聞いた。

   東京出張の知らせを受けて東京観光に案内する考えを巡らせていたところ、事前に買い物の案内のリクエストがあって、大半は社長との2人を買い物に案内することになった。その一つ、今では中国や韓国の観光客の買い物ツアーのメッカになっている御徒町の多慶屋では、お母さんや友人の分も含めて買い物カゴ(スーパーのものより少し小ぶり)2つが一杯になる化粧品を買い込んでいた。本人は「何かお金持ちになったような気分」と満足そうであったが、中国女性の間では日本の化粧品の人気は絶大なものがあるようだ。
   反日行動でよく日本製品のボイコットが叫ばれると言うが、現実の中国人は自動車やパソコン、カメラ・ビデオ、化粧品など日本製品の品質には絶対の信頼を置いているのだ。
   私の教え子たちが日本研修に来ると、決まってパソコンやデジカメ、ビデオカメラを買って帰る。また、品質だけではなさそうだ。服飾品などのデザインも日本製のものが好まれるようで、靴屋であれこれ品定めをしていた彼女は同じような品では日本の方がずっと安いと言っていた。 値段だけは中国が安いと思い込んでいた私には意外であった。

   
                    ①                    ②                   ③

      
                              ④                        ⑤

 写真①~③は展示会場光景  ②は中国の出店社のコーナー
④ビッグサイトの正面玄関の建物を背景にL嬢と社長
⑤おめかしをしてショッピングに。この後両手に買い物の荷物となる

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