フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

行方不明の男児発見/増税見送りに思う/疲れた中国人の案内

2016-06-03 21:36:58 | 日記

   「風薫る」5月から梅雨をイメージする6月に入ったが、まずは爽やかな日が続いている。北海道で、親の”お仕置き”のため山林に置き去りにされた7歳の男子児童が行方不明となり、警察や自衛隊を大動員して附近の山林を捜索していたが、今朝7日振りに救出されたというニュースが入った。何でも自衛隊演習場の施設の小屋に(無断で)入って避難していたところを隊員により発見されたのだという。ケガもなく元気だとのことで、生存についてはかなり悲観視されていただけに大きなニュースになっている。これは朗報と言っていいのか、全国の人が安堵の胸を撫で下ろしたに違いない。

   消費税増税が再度延期された。8%から10%への消費税引き上げは法律で決められている。それを2014年11月に「再び延期することはない。はっきりと断言する」と言って選挙の材料に使い衆議院を解散した安倍首相。舌の根も乾かぬそれから1年半で再延期だという。庶民にとっては消費増税は辛い。それでも社会保障の充実と破たん寸前の財政の健全化のために涙を飲んだはずであった。しかし安倍晋三という政治家は何枚の舌を使えば気が済むのであろうか。「できたら増税されたくない」という庶民の下心に乗っかって、アベノミクスの失敗のすり替えをするつもりと言えないだろうか?
   それにしても今の政府与党というのは安倍首相の言いなりになるだけの組織なのかねえ。最近私は思う。権力者とはどれだけ嘘をつけるかが物差しなのだろうと。そしてそれが日本人が一番なりたい人間像なのかと。

   昨日は知人との3人で昼食会をする予定であったが、その一人が来日した中国人3人の世話を頼まれたのでその手伝いをするハメになった。3人とも中国で生活をしたことがあり、さんざん中国人とは付き合ったので大概慣れているつもりだったのだが、改めて日本人との違いに驚く。まず時間を守らない。約束の場所には30分以上遅れて来た。それから買い物を望み、良く知られた紳士服の量販店で2時間かけてスーツを買っていた。その間我々が待機していることは全く気に留めない。その後は我々が描いていた観光で東京都庁の展望室に案内した。これは大いに喜ばれたが、次はまた買い物で化粧品を買いたいと言うのでデパートの売り場に連れて行った。奥さんなどの欲しい物をスマホに記録していて、3人がそれぞれに物色して買い求めた。ホテルまで送り届けて、これから食事(彼らがお礼にふるまうはずであった)という段になったら「私たちはまだお腹がすいていない」・・・と。それで旅の無事を祈り「再見」(さよなら)で家路に着いた。お相手は中国の大学の学長と通訳を含む随員であったが、噂の「爆買い」を目の前で見させてもらった。当然ながら私は家に着いたら疲れがどっと出た。

   

  

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