陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

癒しの水族館 イソギンチャク

2020年03月23日 | slow value

イソギンチャクは
色彩が豊かで美しいものが多い。
この種はどんな名が付いていたが
見忘れてしまったが
薄桃色の触手がなんともいえぬ。
幻想的でまるで烏瓜の花のようだ。

私がまだ小さかった頃、毎年神戸駅から
寝台急行の“彗星”に乗って九州へ行き
岬にある父の郷里で夏休みを過ごした。

そしてその浦曲で育った従妹たちと
毎日のように磯や沖へ出ては、岩場の探索
そして素潜りや舟釣りをして遊んでいた。
小舟に乗って浅瀬の底を箱眼鏡で見つつ
栄螺や海胆、魚などをモリで突いた。
箱眼鏡で見る海底にはイソギンチャクや
ウミウシ、ヒトデ、ウニや魚などの色が美しくて
いつまでも見飽きることがなかった。

今となってみると、あの時の体験が
創造力を養ってくれていたのかもしれない。
子ども時代に野や山、海や川に出て
如何に遊ぶか。それが大切だと思う。
少年少女よ!外に出でて大いに遊べ!

鞦韆は漕ぐべし海は潜るべし
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