“人間と天の間に
太古の時代よりあった絆が失われた。
これを失ったことで西洋人は窒息状態にあるが、
日本の神道だけにはまだそれが生きている。
神道こそは日本の最も重要な文化財である。”
■国家の品格 藤原正彦氏より
オリヴィエ・ジェルマントマ氏
「日本待望論」(産経新聞ニュースサービス)引用
確かに
大樹に囲まれた神社に参詣したとき
なにか厳かな自然への畏敬を
肌感覚で全身に感じることがある。
そうか。これは絆だったのだ。
人と天(自然の神)との間に
通じている絆というものを
理屈ではなく感じるとき
私も日本人だなあと思う。
これが藤原氏が言うところの
“美しい日本の情緒と形”
というものなのだろうか。