グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

福島原発事故対策は総力で当たれ

2011年05月13日 | 日記
東京電力が昨日福島第一原発一号機の燃料棒崩落可能性を認め冷却水の水位についても異常が生じていることを発表した。
例の工程表による作業がスタート早々から躓いた格好だ。
従来東電、保安院、官邸が別々に行っていた定時記者会見が2週間前ようやく三者同席の下でなされたので一安心していたが昨日はまた東電単独の会見に舞い戻っていた。
残念ながら東電の事故対応能力欠如は明白だ。
繰り返しになるが今の厳しい状況は原子炉メーカーや米国にいる原発設計部隊、それに建設業者などの総力を結集しないと打開できないところまで追い詰められている。
東電は現況を謙虚に受けとめ関係者の意見に耳を傾けながら事態の脱却に取り組むべきだ。
一体いつまでメンツにこだわり失態を続けるつもりだろう。
記者発表も信じられないくらい平然としたものだ。
こんなことでは避難者との距離は離れる一方だ。