グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

安倍首相の国際舞台でのプレゼンに思う

2013年09月30日 | 日記
かって国際舞台でこれだけ明確に自己主張を行った我が国の首相はいただろうか。
安倍首相の歯切れの良さはブエノスアイレスのIOC総会以降一層弾みがついたようだ。
一部の挑戦的な物言いに賛否があろうが経済大国である我が国のトップとして逆に今までが大人し過ぎたように思う。
国連でもドンドン発言したらいいと思う、シリア問題以外でも・・・。
(停滞気味の)北朝鮮との拉致問題解決にも持ち前の交渉力を発揮してもらいたいと思うのは私だけではないだろう。

テレビ番組の改変期に思う

2013年09月29日 | 日記
テレビ番組は3か月が番組作成の基準期間(1クール)となっているようで毎年四半期末がプログラムの改変期となる。
たまたま今がその時期に当たるのだが今回は大ヒットドラマ「あまちゃん」「半沢直樹」が終了したため喪失感を味わっている視聴者も多いようだ。
続編を求める巷の声に番組制作担当者はある種のプレッシャーを感じつつ後継番組にベストを尽くしていくことになろう。
さて端境期の番組編成だが「あまちゃん」などは最終週までキチンと放映していたが民放などはいち早く連ドラを終了しこの期間特別番組で時間枠を埋めることが多い。
これは一体どういうわけか。
制作コストや出演者の都合があるのかもしれないが面白くもない特別番組でこの期の番組表が埋まるのもつまらない。
特別番組など考えずに最後までその番組で「完投」してもらいたいものだ。

スタバの出店攻勢に思う

2013年09月28日 | 日記
シアトル系コーヒーショップのスターバックスが上陸後18年で1000店出店を達成したとのことだ。
店舗数で国内トップのドトールに比べその商品単価は決して安価とは言えないが店舗数が順調に伸びているのは何かそれなりの理由があるのだろう。
コーヒーショップ業界はコンビニなどの新規参入もあるし最近ではコーヒーが健康にいいとの論調が増えているのでまだまだ市場は拡大しそうである。
コーヒーショップで思い出すのは米国有数のコーヒーチェーン、カリブである。
ワシントンDCに滞在中ホテル近くの同ショップの店員と言葉を交わすようになり滞在期間中何度か通ったことがある。
その点日本のコーヒーショップは結構ビジネスライクで、来店客が親近感を抱くようなアットホームさに欠けるような気がするのだがどうだろうか。
マニュアル化はとても無理な部分だ。


楽天イーグルスのパ・リーグ優勝に思う

2013年09月27日 | 日記
楽天イーグルスが球団創設後9年でパーリーグ優勝の偉業を成し遂げた。
一時は消滅してしまったような感のあるチーム(前身はたしか近鉄だったか・・・)がよくぞこんな短期間で優勝にまで漕ぎ着けたものだ。
優勝の立役者はといえば「全員で」というのが最近の決まり文句だが敢えて絞る(絞らなくても決まりだが)とすればやはり田中マー君だろう。
優勝を決めた試合に元来先発型である田中の出番を作るなどなど星野監督もなかなか洒落た演出をするものだ。
その田中が思わぬピンチを迎えるのだがここからが彼の真骨頂だ。
例によってギアを入れ替え3番、4番バッターをなぎ倒す、ファンにとっては堪えられないところだ。
シーズン中何度も見られたそんな光景が優勝決定の瞬間でも堪能できたのだからもう何もいうことはない。
もういつ死んでもいい、てなことはないか(笑)。



ペットが羨ましい

2013年09月26日 | 日記
我が国で飼われているペットは犬と猫だけで2000万頭を超えるという。
これは子供の数を超えるがこの差は広がる一方のようだ。
まるでペットが少子化傾向の代替役割を担っているようである。
それにしても人間並みの待遇をうけるペットがなんと増えていることか。
「揺りかごから墓場まで」という言葉は社会保障の充実を表現するフレーズだが最近は犬、猫などにも当てはまるようだ。
今日もテレビニュースがペット用お節料理の登場を報じていた。
料理の内容はローストビーフ、海老、フォアグラ、・・・ うーん、羨ましい(笑)。
なんと人間よりハイクラスの生活水準を享受するペット族が増えているのだ。
「貧富の差がここまで広がっているのか」という気がしないでもない。

テレビドラマ「半沢直樹」の大ヒットに思う

2013年09月25日 | 日記
TBSのテレビドラマ「半沢直樹」が近来にない高視聴率で最終回を迎えたそうだ。
果たして何が高視聴率に結び付いたのだろう。
痛快なキメ台詞「倍返し」もさることながらワキを固める共演者のアクの強さもヒット要因の一つではないかと思う。
原作本はもう割合あっさりなのだがテレビドラマはこれ以上は無理だというくらいコテコテだ。
これが画像、映像の強みというべきか・・・。
今TBSには「半沢直樹」続編のリクエストが殺到しているようだ。
幸い原作の続編として現在週刊ダイアモンドに連載されている「銀翼のイカロス」なるものがある。
もう一度原作本とテレビドラマの相違を楽しんでみたい気がする。


JR北海道の脱線事故頻発に思う

2013年09月23日 | 日記
昨日の本ブログでJR東日本のSUICA履歴データの販売問題を取り上げたところだが今日は一気に北上しJR北海道の脱線事故に触れてみたい。
鉄道会社にとって脱線事故は死傷者が出ようが出まいが結局致命的と言っていいのではないか。
それにレール異常を認識しながら「本線が先、支線は後回し」というのでは輸送機関の生命線である安全意識やマネジメントが欠如していると言われても抗弁できないだろう。
これで企業トップが引責辞任も考えていないとは信じられない。
現体制でできないから事故の続発が止まらないのではないか。
JR北海道には社外取締役、社外監査役はいないのだろうか。
それにしても同じJRグループでもこんなに経営環境や管理レベルが違うものか。
ほかの地方会社もこの際キチンとチェックした方がよい。
ことは人命にかかわることだ。
もう完全に国土交通省の出番だろう。

SUICA履歴データの販売見送りに思う

2013年09月22日 | 日記
JR東日本がSUICA履歴データの販売再開を当面見送るとのことだ。
プライバシー保護の重要性を鑑みてということだろうが一方で4千万人にも上るSUICA履歴データはマーケティング上の宝の山でもある。
SUICAカードは今最も普及している電子マネーの一つだがJR乗車履歴を具備した他に例のない貴重かつ膨大なデータを包含している。
一旦このデータを入手した日立製作所はJR東日本の販売方針再検討で既に当該データを安全破棄しているのだがこれでビッグデータの活用にブレーキがかかるとしたらこれは勿体ない。
JR東日本には一日も早く体制整備と販売方針を確立してほしいと思う。
プライバシー保護とビッグデータ活用の両立は可能だと思う。

任天堂前社長の死去に思う

2013年09月21日 | 日記
先日任天堂の創業者一族で前社長だった山内溥氏死去のニュースがあった。
山内氏といえば家業の花札製造業をゲーム機製造業に変身させ任天堂を世界的メーカーに育て上げた偉大なベンチャー経営者だ。
同じエンターテインメント分野とはいえ花札と電子機器、ゲームソフトは全く別物と言っていいのではないか。
そのゲーム機ビジネスを一から立ち上げ市場を開拓、拡大した手腕は凄いの一言に尽きる。
しかも氏はその時すでに50代後半にさしかかる年齢だったにも関わらず・・・だ。
絶頂期にはたしか従業員一人当たりの利益額は日本一だったと記憶している。
むろん高株価も謳歌した。
米大リーグのシアトル・マリナーズも手に入れた。
ただゲーム機業界の環境変化には勝てず直近の同社の業績は赤字だ。
何やら「会社の寿命30年説」を裏付けているような・・・。
「平家物語」にある「諸行無常」「盛者必衰」が脳裏をよぎる。


首相の消費増税決断に思う

2013年09月20日 | 日記
10月早々と見られていた首相の消費増税決断ニュースが前倒しで日本列島を駆け巡った。
しかも当初の計画通り「3%引上げで」である。
景気の腰折れ懸念には引き上げ幅3%のうち2%を経済対策に充てるということで折り合いをつけたようだ。
かって民主党政権下が道筋を作った時には「社会保障と税の一体改革」がうたい文句だったと記憶しているがいつの間にか社会保障の方はトーンダウンしてしまった。
社会保障の充実は「景気の本格回復を待って」ということになるのだろうか。
それにしても首相は高支持率が背中を押しているのか強気である。
オリンピックの東京招致決定も相当寄与しているのかな。
例の「The situation is under control」発言の引き換えに得た消費増税と言っていいかもしれない(笑)。