グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

プロ野球開幕ゲームに思う

2012年03月31日 | 日記
日本プロ野球が昨日セ・パとも一斉に開幕した。
またしても約半年間どうにも落ち着かない日々が続きそうである。
昨日の開幕試合で最も印象に残ったのは日ハム斎藤、楽天田中両投手の好対照だった。
高校時代からのこの宿命のライバルは先に球界に入り昨年沢村賞を受賞した田中が大きくリードしたとみられていたが昨日に限っていえば自身初の完投勝利を飾った斎藤が6回5失点で途中降板を余儀なくされた田中を圧倒した。
この2人はこれからもことあるごとに比較されることになるだろうが昨日の結果でそれがより面白くなった。
セ・リーグでは何といってもヤクルト石川、中日吉見両投手の快投だ。
いずれも終盤まで無安打ピッチングを続け「開幕試合初の快挙達成」が一瞬脳裏をよぎった。
それにしても巨人打線は長打力はあるが粗っぽいねぇ。
さて今日の開幕第2戦は??


消費増税案の閣議決定に思う

2012年03月30日 | 日記
政府は本日の閣議で消費増税案を決定、国会審議の準備に入った。
首相は例によって「与党は結論を出した」と強気の発言だが何せ深夜の怒号の中での機関決定だから内心忸怩たる思いだろう。
さらに連立パートナーは分裂含みでようやく引き止めたに過ぎない。
さて問題は衆参両院での可決だが党内ですらあの状況だ。
大連立の道も閉ざされている。
法案の行方はとてつもなく厳しいといっていいだろう。
首相は依然として増税法案一途だが歳出削減や社会保障の中味の検討も重要だと思う。
相変わらずの「前のめり」は危なっかしくて見ておれない。

今日の1枚
近くの街路でユキヤナギを見つけた。遠くから見ると季節はずれの雪が積もったようだ。


1年8ヶ月ぶりの死刑執行に思う

2012年03月29日 | 日記
本日法務省から1年8ヶ月ぶりに死刑囚3人の死刑が執行されたとの発表があった。
毎年10人程の死刑確定がある中で現法相より前の4代はいずれも死刑執行を見送ってきておりその通算期間が1年8ヶ月に及んだということだ。
個人的な思想まで縛るつもりはないがいうまでもなく日本は法治国家である。
もし在任中の死刑執行を拒絶するつもりであれば法相就任は辞退すべきだし任命権者もその点を事前にチェックすべきだろう。
死刑制度の存続については賛否あるのだが少なくとも現時点でわが国では死刑制度が厳然と存在するのだ。
人道主義もさることながら犯罪被害者遺族の心情にも配慮しなければならないと思う。
今回の報道を目にして一先ずホッとしたが一番安堵しているのは遺族の方々だと思う。





英語教育に関する新たな疑問

2012年03月29日 | 日記
半年ほど前から住まい近くの英会話サークルに参加し楽しみながら学んでいる。
そこでビックリすることがあった。
若い受講生仲間が講師の書いた筆記体メモ(単語)をよく理解できずにその読み方を確認していたのである。
そして最近の学校教育では活字体だけで教育し筆記体を教えていないとの話を聞いて2度ビックリだった。
たしかにネットの普及などで手書き文字でのコミュニケーションは減っていくのかもしれないがそれにしても最も身近な筆記体を正しく読めないなど考えられないことだ。
このような教育方針がどこまで浸透しているのか詳細は未確認だがアルファベット26文字の大文字、小文字の筆記体ぐらいはマスターすべきだし教育すべきだと思う。

今日の1枚
近くの河畔で菜の花が満開を迎えていた。筆者が最も春を感じる光景の一つである。





投資顧問会社社長の居直りに思う

2012年03月28日 | 日記
多額の年金消失を招いたAIJ投資顧問会社の社長が国会の関連委員会招致に応じるというので一瞬期待したのだがその期待は無残にも打ち砕かれた。
運用報告書の改ざんを主導しておきながら「顧客を騙すつもりは全くなかった」の連発は一体どういうことか。
「顧客に損をさせたまま返したくなかった」といいながら自社の報酬や私財を被害者救済に充てるつもりなどさらさらない。
つまるところ「責任を感じている」との謝罪は単なる偽装としか思えないのだ。
今回の招致でたった一つの収穫は系列証券会社の社長が消極的ながら自らが加害者であることを認めたことだ。
投資顧問会社社長も多少なりとも良心を持ち合わせているのなら捜査に全面的に協力し類似事案再発防止に貢献すべきだ、今からでも遅くはない。
正直者が泣き寝入りしなければならないような世の中は金輪際なくしたい。

民主党内の消費増税調整難航に思う(その2)

2012年03月26日 | 日記
民主党内の消費増税調整が難航している。
本来なら先々週中に党内合意が得られる予定だったのだが結局その後1週間かけても成案は纏まらなかった。
「景気弾力条項」の明記が焦点になっているようだが執行部・増税慎重グループ間の溝は結構深い。
首相は必要があれば自ら増税慎重グループなどへの説得に乗り出すとの意向を表明したいるがこれだけで事態を打開できるとも思えない。
それともさらなる秘策、ウルトラCがあるのだろうか。
ここまで長引くと正攻法での中央突破は難しいのだ。
首相はかねてより「今年度中(つまり今週中)の閣議決定」を公言しているがこれは両刃の剣でもある。
周辺に対し強い意志を示すことができるが万一果たせない場合は命取りになりかねない。
またしても首相交代なんてことはないでしょうねぇ。

三浦半島・走水の夕日

2012年03月25日 | 日記

昨日ふらりと三浦半島の観音崎から京急馬堀海岸駅まで歩いてみた。
観音崎一帯は昨今公園として随分整備されてきており歴史と自然が同時に学べる格好の地である。
また美術館や日帰り温泉施設も新設されいろんな楽しみ方ができるようになった。
何といっても一番驚いたのは途中の走水海岸から東京湾越しに富士山をバックにした夕日が望めることだった。
同じ三浦半島でも西海岸から相模湾越しに富士の秀峰が望めることはよく知られているがまさか東海岸から東京湾・三浦半島越しに富士の夕景が見られるなど思いもしなかった。
そういえば東海道新幹線でも「下り」の場合通常富士山は(進行方向に向かって)右手に見られるがごく僅かな時間だけ左手に見えることがある。
あれと同じ理屈だが何か得したような気分で家路についたものだった。
写真は3月24日夕刻雨上がりのサンセットを走水海岸から撮ったものだが右手に富士山が確認できるだろうか。

梅は(ようやく)咲いたが桜はまだかいな?

2012年03月24日 | 日記
JR横須賀線の沿線に「田浦の里」という名の梅林があるがここへ来てようやく花の見ごろ期を迎えた。
確か2月の最終週の週末に「梅まつり」イベントが予定されていたはずだが当時梅花などカケラもなかったので運営者はかなり困惑したかもしれない(それとも思い切って延期した?・・・)。
多少のズレはよくあることだが1ヶ月も遅れるなどは想定外だったに違いない。
そういえば今年は「春一番」も関東地方は吹かなかったと某テレビ局は伝えていた。
いま気になるのはサクラの開花時期だ。
気象庁予報では例年より若干遅れる見通しとのことだがそれで済むだろうか。
やはり入学式には間に合って欲しい。
もし開花時期をコントロールできるのであれば是非とも実現してもらいたいと本気で思っている。

投資顧問会社の強制調査に思う

2012年03月23日 | 日記
今日の某紙夕刊の1面トップ見出しは「AIJを強制調査・年金消失解明へ」である。
最初に感じたのは「何を今頃になって・・・」ということだった。
この問題が明るみに出て随分日が経つのに金融庁・証券取引等監視委のアクションはあまりにも遅い。
証拠隠滅などはなかったのだろうか。
金融相の「総力を挙げて再発防止に努める」とのコメントも紋切り型でさして危機感は感じられない。
「弁償して」「一体いくら戻ってくるのか」など被害者の声はいかほど届いているのか甚だ疑問である。
筆者はかねがね全ての経済犯罪はまず全額弁済のうえ罰金・懲役刑を課すのが適当だと考えている。
今回はあまりにも被害金額が大きいため犯罪関与者全員でも弁済しきれないかもしれないがあらゆる名義の隠匿資産も没収しさらに生涯に亘り
返済義務を負わせるべきだと思う。
そうでなければ類似事案の再発防止などあり得ない。
金融庁など行政の監督責任を問うルールつくりも必要だと思う。

日本人選手の米大リーグ挑戦に思う

2012年03月22日 | 日記
東北楽天から米大リーグのマリナーズに移籍した岩隈投手の「中継ぎ」でのスタートが決まったようだ。
日本の球界を代表する投手の先発ローテーション落ちは本人も意外だったかもしれないが永年温めていた夢の舞台だ、実績を一つづつ積み重ね
先発での快投を見せて欲しいものだ。
いつの頃からか多くの日本人選手が米国に新天地を求めるようになったが投手、野手を問わず思ったほどの成績を上げられず日本球界に戻るケースも増えている。
これだけ事例が増えてこれば「自分のプレースタイルと力量、生活様式が米国でどれだけ通用するのか」をある程度見当がつけられるかもしれない。
これから米国行きを考えている選手諸君は少しはそんなことも考えた方がいいのではないか。
まさか岩隈選手やダルビッシュ選手などは心配ないと思うが・・・。