グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

巨人軍の新4番見参に思う

2015年04月30日 | 日記

昨日の巨人軍のスターティングメンバーの4番を見て驚いた。

前日まで7番を打っていた中井だったからだ。

今シーズン・スタメン僅か3試合目でもあった、うーん・・・。

いくら今シーズン好調だからと言ってもたかだか20打席足らず・・・、第83代巨人軍4番の荷はどう考えても重すぎる。

結局2度の凡退で途中交代となったのだが他に適任者はいなかったのだろうか。

開幕スタメン4番阿部や前日まで4番を務めていた坂本が登録抹消に追い込まれたので緊急措置となったのだが暫定であれば開幕3番の長野やコーチ兼任の高橋、あるいは助っ人外国人選手という選択肢もあったのではないか。

ただ中井を育成するのであればもう少し使ってみたかった気もする。

あの長嶋だってデビュー戦は4三振だったのだ。

監督こそ忍耐力が必要かもしれない。

 

 

 

 


日本テレビ放送のコンプライアンス意識に思う

2015年04月29日 | 日記

日テレの社長が定例記者会見でスポンサー企業オーナーから資金提供を受けた男子アナについて会社として「不問」としたと述べた。

これには違和感を抱いた視聴者も多かったのではないか。

不問とした理由は「両者の関係が個人的」というものだそうだが当該ケースは企業取引先・社員間の不適切な関係であって「個人的」と断定するには無理があるだろう。

スキャンダルを回避したい気は分からないでもないがこのままではアナ当人にとっても企業にとってもダーティーなイメージが払拭されないだろう。

今回の件は早々に(本人任せにして)幕引きを図るより世間が納得するまで企業自身が関与すべきだ。

いま日テレのコンプライアンスに対する意識と体制が問われているのである。


イチローの1968得点に思う

2015年04月28日 | 日記

米大リーグ・マーリンズのイチローが25日(日本時間26日)のナショナルズ戦で日米通算1968得点目を記録しソフトバンク王会長と並んでいた日本記録を更新した。

全くイチロー選手の野球人生とその足跡に脱帽だ。

ただ意外だったのが直前まで日本記録を持っていたのが王会長だったことだ。

王会長といえば何と言ってもホームラン世界記録なのだが満塁ホームランをどれだけ打っても得点は1に過ぎない。

それに王選手はランナーを還すのが役目で自身がチームメイトの安打で生還するイメージが余り浮かんでこないのだ。

その点イチローはリードオフマンが本職だし盗塁も多い。

プロ野球通算在籍年数も現在41歳のイチローの方が長いハズだ。

そんなこんなで得点記録はイチローの方が党の昔から上回っているものだと勝手に思い込んでいた。

王さん、ご免なさい。

改めてプレーヤー王の偉大さを感じた次第である。

それにしてもイチローに対する米大リーグのホームプレート贈呈には驚いた。

なかなか洒落たことをするねぇ。

 


首相の米議会演説準備に思う

2015年04月27日 | 日記

訪米中の首相に米議会での演説が予定されている。

あまり例がないことゆえさぞかし首相の力も入っているものと思料されるが米国政府筋から予期せぬ注文が付いた。

その内容は端的に言えば「中韓など周辺国をあまり刺激しないように」ということだ。

現在首相サイドは「戦後70年談話」を準備中だが今回の米国議会演説はその予告編になるハズだ。

その米国議会での演説内容でこんな注文が付くとはまさに機先を制せられた格好だ。

国内では、あるいは周辺諸国には強気な首相だが米国からの要請とあればちょっと勝手が違うだろう。

辺野古問題についても県民感情への配慮をやんわり示唆されている。

首相周辺は今ちょっとした戸惑いの中にあるのだろう。

 

 

 

 


アップル・ウォッチの発売に思う

2015年04月26日 | 日記

アップルがスマホに代わる製品として満を持して腕時計を発売した。

発売前から結構騒がれていたのだが大手量販店で予約なく新製品を入手したという話を聞いていささか拍子抜けしてしまった。

しかしスペックだけ見るとなかなか面白そうだ。

形態だけ見ても究極のパーソナル・デジタル・ツールになる予感を感じさせる。

口元から20cmほど離しても十分電話として機能する腕時計なので万一時にも安心だ。

ただ最近気になるのは講演会場や教室、図書館閲覧室などで電話の呼び出し音がよく聞かれることだ。

あれは集中心を阻害すること甚だしい。

周囲に対し大変な迷惑行為なのだがついつい電源オフやマナーモード設定を忘れてしまうのだろう。

フール・セーフ策としてインターネット遮断エリアを順次創っていったらどうだろう。

大学の教室などもバッサリ遮断した方が学生にとっても教師にとってもいいと思う。

 


ドローン規制ルールの検討に思う

2015年04月25日 | 日記

首相官邸に落下したドローンは政府関係者に大きな衝撃を与えたようだ。

早速ドローン規制ルールの検討が始まっているが購入時の氏名、住所の登録義務化も候補に挙がっている。

先ずは「飛行可能エリアの明確化が必要」と考えていたがいきなり氏名・住所の登録とは驚きだ。

一口にドローンといってもピンからキリまであるのだが全て登録制にすれば大半を占める趣味での利用の芽を摘んでしまうのではないか。

これは経済活性化を目指す政府にとっても決していいことではないと思うのだが「羹に懲りて膾を吹く」には困ったものだ。

それにしても官邸の動きは速いね。

自らに降りかかった火の粉を振り払う迅速さには感心してしまう。

やればできるんだねぇ。(笑)

 


KADOKAWAの希望退職募集に思う

2015年04月24日 | 日記

DWANGOとの経営統合を果たしたKADOKAWAグループの事業会社で232人が希望退職募集に応じることになった。

経営統合で共通部門に余剰人員が生まれたということなのかもしれないが今回の対象者がオールド・メディアである出版部門(KADOKAWAグループ)であったことに注目している。

経営統合で生まれた余剰人員はニューメディアであるインターネット関連部門(DWANGOグループ)に振り向けられれば全体の雇用が守られるのだがなかなかそうはうまくいかないようだ。

経営統合で成果を生んでいくのは難しい。

仮に経営統合がなくともKADOKAWA事業会社の希望退職募集は既定路線だったかもしれないが経営統合がリストラを速めた要因になったかもしれない。

対象者の恨み節が聞こえてきそうだ。

それにしてもKADOKAWA DWANGOグループは業績見通しを公表していないようだが企業は公器なのだからそれくらいの試練は甘受すべきだ。

業績見通しの公表は経営陣の責務でもあると思うが。

 

 


首相官邸へのドローン落下に思う

2015年04月22日 | 日記

首相官邸の屋上にドローンが落下していたことが発見された。

「いつかこんなことが・・・」と思っていたが早々に事件が起きてしまった。

驚いたのはドローンがいつ落下したのかが不明だということだ。

リアルタイムで監視していることはなかったんだねぇ、あんな場所でも・・・。

ドローンに発煙筒や放射性物質が仕掛けられていたことから事件性は間違いなかろう。

微量のセシウムくらいならいいがこれが化学兵器レベルであれば一大パニックだ。

政府に対する嫌がらせなのだろうがそれが首相官邸とあればちょっとガードが甘い。

それにしても高度250メートル未満にはドローン等を規制するルールが何もないという。

少なくとも事前許可要区域と不要区域、常に飛行が認められない区域の明確化くらいは早くやった方がいい。


首相談話の内容検討に思う

2015年04月22日 | 日記

首相の戦後70年談話がどんな内容になるのかに世間の関心が高まっている。

一昨日のBSフジの生番組で首相が「全体として村山(戦後50年)談話」を引き継ぐといっているので必ずしも同じフレーズを繰り返す必要はない」との所見を述べていた。

独自色をアピールしたい気持ちがありありなのだがこれはいささか気になる発言である。

安倍首相談話を見る人は何も村山首相、小泉首相の談話を常に重ね合わせて見る、あるいは読むとは限らない。

若し首相が村山談話、小泉談話を引き継ぐというのであればその部分は再掲しないと新しく目にする人々には伝わらないハズだ。

「マスメディアはまた新旧?対照表を作るだろう」と首相はウンザリかもしれないが首相の「『引き継ぐ』と言っているから省略できる」というのは間違いだ。

首相の談話は毎回それだけで完結できるものでなくてはならないのだ。

話は変わるが「首相談話だから首相個人の考えを反映させればいい」(自民党役員)との意見もあるが首相は「公人中の公人」である。

ゆえに日本国民の総意を体言するものであって単なる私見ではない。

談話の素案造りを担う何とか審議会もキチンと議論を重ね職責を果たすべきだ。


厚労相の産業界に対する朝型勤務体制要請に思う

2015年04月21日 | 日記

厚労相が経団連会長に一定時期の朝型勤務体制推進について協力要請を行っていたが産業界はどう動くのだろうか。

米国等諸外国の導入状況、エネルギー需要の平準化効果、ワーク・ライフ・バランスの観点などを考慮するとまんざら悪くない話かもしれない。

ただ我が国では過去、サマータイムの導入について何回か検討されたが実現には至らなかった経験を有する。

時間厳守意識が他国より一段強い律儀な国民性がブレーキになっているのだろうか。(笑)

そういえばあれほど騒がれたフレックスタイム勤務制度も一時より後退していると聞く。

女性の社会参加が国家的課題の一つになっている今、サマータイム制もフレックスタイム制ももっと見直されてもいい。

これを機に在宅勤務やサテライトオフィスも機動的に組み合わせたらいいと思うのだが。