グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

2014大晦日に思う

2014年12月31日 | 日記

いよいよ今日が2014年の最終日である。

年々スピードが速くなるというが子供の頃は「待ち遠しい」と思うことがしばしばあった。

残念ながら今はあまりない。

しかし遠足にしても誕生日祝にしてもオトナたちがお膳立てしてくれたもので大人になった今それがないということだ。

もし時が過ぎゆくスピードに抗いたいとすれば「待ち遠しい」と思うことを自ら創っていくことがカギになるのかもしれない。

ただ敢えて時の流れに抗わないという選択もあるだろう。

スピードが増すのであればそれに乗って行けばいいのではないか。

スピードに乗るのは本来快感だ。

何もしないで快感を味わうとすればこんな幸せなことはない。

年の暮れにふとそんなことを考えていた。

今年一年ご愛読ありがとうございました。

皆様方のご健康とご発展をお祈りいたします。どうぞよいお年を・・・。


今年の「重大ニュース」に思う

2014年12月30日 | 日記

例年この時期になると新聞、テレビなどが今年発生した主な出来事をを「十大ニュース」として総括するのだが今年はちょっとタイトルが違う。

「十大ニュース」ではなく「重大ニュース」なのである。

ん?これって今年から・・・・?

たしかに「十大ニュース」だと事の重大さに順位をつけなければならない。

これがなかなか難しい。

経済から政治、科学、災害、事故、スポーツ、犯罪など次元の違う世界を一つの土俵で比較すること自体無理がある。(笑)

・・・てなことで改名したのだろうか。

「重大ニュース」であれば順位はないので独断(と偏見)でピックアップすればいいのだ。

ほんとにそんな理由で「重大ニュース」にしたのかねぇ。

ウーン、ちょっと安易な気もするが・・・・、果たして真意は?

 

 

 

 

 


大手百貨店における販売員の成果給制度導入に思う

2014年12月28日 | 日記

三越伊勢丹が販売実績に応じた成果給制度を導入することにしたようだ。

この制度により最も優秀な販売員は役員並みの報酬を得るようにしたいと考えているようだ。

率直に言ってこの類の制度は既に導入済ではないかと考えていたので一寸意外だった。

百貨店は製造業と違い販売力が命だろう。

カーディーラーだって保険の外務員なども成果給だと聞いている。

百貨店販売はたしかに訪問販売ではないがレストランとかスーパー、コンビニなどと違い商談力がモノを言う業態だ。

その百貨店が遅まきながら成果給制度に取り組む。

業界の長期低落傾向をこれでストップしたいところだ。

さて販売部門はこれでいいのだがバイヤーや広告宣伝部門の処遇はどうするのだろう、ちと気にかかる。


政府の訪日観光客向けクレジットカード利用拡大策に思う

2014年12月27日 | 日記

政府が訪日観光客のクレジットカード利用拡大策を推進するとのことだ。

このところ我が国ではクレジットカード利用が高まりつつあるように思うが海外で発行されたカードによる現金化やカードでの決済は必ずしも便利とはいえなかったようである。

ふと昔アメリカで体験した思い出がよみがえる。

ワシントンDC での出来事だ。

海外出張前にあらかじめ一定程度米ドルに両替していたのだが滞在中に使いすぎてしまい帰りのダレス空港までのタクシー代が心配になった。

宿泊していたホテルのキャッシャーに円からドルへの両替を依頼したら小さいホテルゆえその備えはなかったがその代り2ブロック先にある(聞いたこともない銀行の)ATMを紹介してくれた。

半信半疑のまま操作すると何とATMからドル紙幣がマジックのように出てくるではないか。

あの時の感動は今でも鮮明に覚えている。

今回の政府の決断で私が体験したような感動を多くのビジターが体験することになるだろう。

そして日本ファンも増えるはずだ。

そして日本でたっぷりお金を落としてもらおう。(笑)

 


ソニー系映画の一転公開決定に思う

2014年12月25日 | 日記

公開中止となっていたソニー・ピクチャーズのコメディー映画「ジ・インタビュー」が一転して公開されることになった。

きっかけは言うまでもなくオバマ大統領の「公開中止は間違い」発言だった。

中間選挙で敗れた大統領にとってテロ予告に屈する姿勢を容認するわけにはいかなかった。

ソニーピクチャーズとしても大統領にああまで言われたら方針変更せざるを得ない。

というわけで公開中止はあっさり撤回されたが面白くないのは北朝鮮だ。

ただ国内で行えば極刑かもしれないような行為が国際社会では当り前、北朝鮮は「言論の自由」をもっと学習すべきだろう。

それはそうと北朝鮮のインターネット環境が不全状態に陥っている問題はどうなったのだろう。

米国の仕業なのか、北朝鮮の自制なのか、それとも中国が意図的に介入したものだろうか・・・。

 


クリスマスケーキは何処に行った?

2014年12月24日 | 日記

今日はクリスマス・イブ、近くの教会では牧師によるお話会をやっていたのであらためて「今日がその日だ」と思い出した。

その昔、クリスマス・イブといえば駅頭や街角のあちこちでクリスマスケーキがうず高く積まれ販売合戦の様相を呈していたのだがいつの間にかそんな光景は見られなくなってしまった。

一体あの家庭の団欒を象徴するクリスマスケーキは何処へ行ってしまったのだろう。

物流ネットワークの発達で宅配が主流になったのだろうか。

それともどの家庭も少子化で大きなデコレーションケーキは場違いなものになってしまったのだろうか。

両親やそして子供も仕事や塾やらで忙しくてそれどころではないということなのだろうか。

何が当たっているのか分からないがいずれにせよ大きなクリスマスケーキを携え家路を急ぐ光景が見られなくなってしまったのはどこか寂しい。

これも諸行無常か、・・・。

 


ブラック企業の暗躍に思う

2014年12月24日 | 日記

今年は金券ショップでの年賀状価格に異変があったとのことだ。

今年は金券ショップに流れる数量が例年に比べ少なくそのため額面より2円ほど低いだけというのが相場だ。

どうもその背景には各郵便局が社員やアルバイトに課していた販売ノルマを自粛したことがあるようだ。

ちょっと前まで国営企業(?)だった職場でもこんなことがあるのだ。

そういえばクリスマスケーキやお節料理など販売現場でも販売員に販売ノルマを課すケースが結構あるとのことだ。

押し付け方もやんわりプレッシャーを与えるものから有無を言わせず給料から天引きするものまで様々あるようだがいずれにせよ弱い立場にあるものだけが一方的に辛い思いをする世の中は良くない。

厚労省もNPO等と協力しつつ悪質なブラック企業の公表などを進めていったらよい。

 


振り込め詐欺被害額過去最高に思う

2014年12月22日 | 日記

振り込め詐欺についてはいろんな団体やメディアが被害防止に向けた啓蒙活動を展開しているがそれでも被害額は増加する一方だ。

年間500億円、被害者数は1万人超というからこれは本当に驚く数字だ。

背景には核家族化、高齢化、資産保有のアンバランスなどが考えられ社会の盲点と歪を巧みに衝かれているように思う。

そんな中で行政が被害者の「民事訴訟支援」に乗り出すことを決めたようだ。

すべての経済犯は被害者に対し先ず弁済を行いその後然るべき刑に服するべきだ。

残念ながら現状は被害額のほとんどが被害者の手元に戻っていない。

被害者は泣き寝入り、加害者はどこかでほくそ笑んでいるのが実態だ。

こんな世の中はどこか間違っている。

その点で前述の行政による「民事訴訟支援」は大きな前進だ。

「振り込め詐欺は割に合わない犯罪」と思わせるような世の中にならなければこの種の犯罪撲滅は難しい。

 

 

 


東京駅の100周年記念SUICA発売に思う(その2)

2014年12月21日 | 日記

昨日の続きなのだが・・・本件については結構大騒ぎになったようである。

JRが途中で販売業務を打ち切ったため思い通りに入手できなかった行列参加者の怒りが爆発、警察の出動もあったようだ。

たしかに早朝から並んで長時間待ったのに突如「今日はこれでもう販売終了です」では納得がいかないだろう、それも大した説明もなく・・・・。

予想を上回る購入希望者を前に販売予定枚数が大幅に不足することが明白になるにつれ「どう事態を収拾したらいいのか」が脳裏をよぎったに違いない。

となれば早いに超したことはない、結局先述のような措置になったのだろうが実に後味の悪い結末になってしまった。

結果論になるがやはり先着整理券方式か抽選方式を採るべきだった。

今となっては昨日も記したように発売枚数を限定せず希望者全体に行き渡るような方法を採ったらどうかと思う。

残った7000枚をインターネットで・・・などというのは止めた方がいい。

怒りに油を注ぐだけだ。

それにしても2000円の記念SUICAがその日のうちにネット上で最高20万円で取引されるなどは一寸異常だなぁ・・・。


東京駅の100周年記念SUICA発売に思う

2014年12月20日 | 日記

JRが東京駅創業100周年を記念して特別デザインのSUICAを発売したのだが大変なことになっている。

本日8時から東京駅で売り出すことになっていたのだが昨日から行列ができ始めその数はピーク時には5000~6000人に膨れ上がった。

JRは予定時間を繰り上げ販売開始したのだがとにかく販売枚数は15000枚限定、1人3枚まで購入可能ということだから果たして行列者全員に行き渡るかどうか危惧された。

混乱を避けるため9時45分頃には販売を中止したというがその後どうなったのかは知る由もない。

それにしても日本人は記念グッズが好きだねぇ、行列も厭わないし・・・。(笑)

JRも15000枚限定などケチなことは言わずにもっと「増発」し騒動を収めたらどうか。

1枚2000円というのもほとんどが(乗車券として利用せずに)退蔵されるだろうから丸儲けとは言わないが結構いい商売だ。

限定発行による希少価値は減るかもしれないが「過熱を抑え混乱を回避する」という大義はある。

これってWin-Winに近い関係だと思うが如何?