昨日このブログで首相補佐官の例の(法的安定性に関する)発言について取上げたところだがその後関連した動きが続いた。
一つは当の本人が自身のブログで遅まきながら「迷惑をかけた」と発言したことだ。
その中で「(騒動の発端となった発言は)法的安定性を否定したものではない」と訂正しているが本当にそうなのか依然疑義が残る。
もう少し詳しい説明がほしいところだ。
二つ目には与野党双方から補佐官の発言に関する批判が高まり結局参院特別委の理事懇談会は首相補佐官の参考人招致を決議した。
自民幹事長から謝罪を受けたとされる公明党の幹事長も補佐官の説明責任について言及していた。
首相ほか与党幹部は本人への口頭注意だけで何とか状況を突破出来ると読んだのかもしれないがなかなかそうはいかなかった。
自民党には酷な言い方だが一日経った今の状況の方がより国民感覚に近いのではないか。
この期に及んで身内に甘いスタンスは命取りになりかねないと思うのである。