グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自殺予防週間に思う

2017年08月31日 | 日記
9月1日は若者の自殺が多い日だそうだ。
何故9月1日が・・・・?
考えるに夏休みに様々な出来事があっていよいよ新学期を迎えまた集団生活が待っているのかと思うと強烈に憂鬱になってくるのかも知れない。
大人だって盆休みに帰郷し家族や友人たちと触れ合いの機会を持ったのはよかったのだが元の環境に戻ってみればかえって惜別の情に襲われる、そんなことなのかなぁ?
ただどんな理由があるにせよ自殺などはしてはいけないし、しなくたって生きていけるはずだ。
と、当人以外は簡単に言うかもしれないがやっぱり自殺などはしてはいけない。
社会はどれだけ救済の手を差し伸べても決して過ぎることはない。
学校関係者も労使関係者もまだまだやるべきことはあるに違いない。
それはそうとして「自殺」という言葉は使うのを止めて「自死」としたのではなかったか?
厚労省のパブリシティに「自殺防止週間」とあったのにはいささかガッカリした。


政務活動費不正支出疑惑の神戸市議辞職に思う

2017年08月30日 | 日記
政務活動費の不正支出疑惑の最中にある神戸市議が辞表を郵送で提出したという。
印刷を発注した業者が「(実体がなかったが)請求書、領収証を言われるまま発行していた」と白状しているのなら残念ながら弁解の余地はない。
「3日間熟慮した結果」だというが何ら熟慮する必要はなかろう。(笑)
それはそうとして今回不正支出として指摘されているのは確か過年度、15年度かそれ以前のことのようだがそれでも政治家たるもの責任を持たなければならないということを改めて訴えかけている。
しかし会計年度をまたがっての修正作業は難しいかもしれない。
過去に身に覚えのある諸先生方は爆弾を抱えているようなものでヒヤヒヤものかもしれない。
ただ今回辞職した神戸市議はその点ちょっとワキが甘かった。
もっと目立たぬよう本来の政務に専念すべきだった。
今となっては歯科医に戻るか、参院議員の秘書としてわき役に徹するか?
破綻していると言明した家族との絆はもう戻らない。
「覆水盆に戻らず」という諺が頭を過る。




北朝鮮のミサイル発射報道に思う

2017年08月29日 | 日記
今朝北朝鮮が太平洋上に向けてミサイルを発射した。
以前はグアム近くの領海外に発射すると予告していたように記憶しているが今回は行為は方向が相当異なっているのは何故か?
グアムではなくアメリカ本土を意識しての嫌がらせのように思えなくもないがなんの説明もないだけに心配だけが募る。
米韓共同軍事演習に対する抗議であればせめて声明くらい出すのが最低限の作法だろう。
それにしても上空を侵略された北海道はひどい迷惑だし中国四国各県はひとまず胸をなでおろしたかもしれない。
北朝鮮には本当に翻弄されるねぇ。
ところで今回の北朝鮮の動きについて首相が「完全に把握していた」とコメントしていた。
それで思い出したのが東京オリンピック誘致活動の中で外国人記者から原発汚染水対処の見通しを問われ首相が「アンダー・コントロール」と明言していたことだ。
福島原発の汚染水対策については先日ようやく凍土壁がサイトの周囲をとり囲むことになったがこれとてまだ完全な対策ではない。
事故後数年経ってもこの体たらくなのだ。
首相が北朝鮮の今回の動きをもし「完全に把握していた」としたらもう少し具体的な対処結果を説明できると思うのだが・・・。(笑)


秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・

2017年08月27日 | 日記
今夜ふとした機会に虫の音に気が付いた。
暑い、暑いと思っていたがやっぱり秋は密かに近づいていたのだ。
つい思い起こしたのが古今和歌集の中の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」いう歌だ。
最も私の場合は「風の音」ではなく「虫の音」だから感受性は詠み人藤原敏行朝臣に遠く及ばない。
と言って今から急拵えで感受性を高めようなんて無理な話だ。
まぁ無理に背伸びなどせずに自然体でよしとしよう。
それはそうとして今年の夏は急に暑くなったり、涼しくなったり、あちこちで集中豪雨被害があったりで大変だった。
今は昔、米国のクリントン大統領の時代にゴア副大統領が「不都合な真実」という文献で地球の温暖化現象について警鐘を鳴らしたことがあった。
不幸にして地球は氏の予言通りの道筋をたどり自然災害は世界レベルで増加の一途である。
地球主義が自国主義を駆逐する日が来るのはいつのことか・・・、ついつい考えてしまう今日この頃である。

自民党「苦言を聞く勉強会」立上げに思う

2017年08月26日 | 日記
自民党の有志が「苦言を聞く勉強会」というかって聞いたことのない、興味深い名称の勉強会を立ち上げた。
なんでも現政権や自民党に批判的な意見を表明している有識者を講師に招き意見を聞く会だそうだがそもそも位置付けが良く分からない。(笑)
首相の肝いりで生まれたものでもなさそうだし本勉強会のメンバーは必ずしも首相に近い議員というわけでもない。
聞くところによると発起人は当選6、7回のいわゆる入閣適齢期議員なのだが閣僚経験者はいないという。
そんなメンバーで「苦言」を取りまとめても首相ほか執行部に取り次げるのだろうか。
もし勉強会がいくら苦言を聞いても執行部にうまく伝えられなければ内閣や自民党の支持率向上にはつながらないだろう。
そればかりか分派行動と見做されかねない、そんな危険すら孕んでいるのである。
誤解がないようあえて言っておくが今回のアクションは決して悪いことではない。
「苦言」を真摯に受け止め、咀嚼し、党として目に見える形で行動を修正していくことが重要だ。
単なるパフォーマンスに終わらせてはならない。








IoTのアプリケーション第1号は家電の遠隔制御だ

2017年08月25日 | 日記
インターネットのこれからの有望分野は専らIOTと言われ続けてきたが具体的なアプリケーションの第1号はやはり「家電製品の遠隔制御」だ。
掃除や洗濯、料理の下ごしらえなどの家事が帰宅前に住んでいれば多忙な生活者にとって堪えられない利便性だ。
エアコンのスイッチオンやバスの給湯、ペットへの餌やりなどのニーズも十分あるだろう。
恐らく家電各社は多くの製品群についてインターネットによる遠隔制御機能をオプショナルで具備させていくのではないか。
コントローラ機能は手持ちのスマホが担うだろうからこの部分についてはサービス提供側も利用側も新たな負担はない。
当面の家電業界の勝負どころはハッキリしてきた。
さてその次は何かと問われれば「移動体」かな?
自動車はカーナビがさらに進化していくことが予想されるがそれ以外にバイクや自転車、ステッキなどにもIOTが準備されるのではないか。
スマホよりももっと専用機に近い形で・・・。
さてさらにその先は?
電気製品以外にIOTが進んでいくのだろうがもう私は生きていないねぇ・・・。(笑)

神戸市議の政務活動費不正支出疑惑に思う

2017年08月24日 | 日記
女性タレント出身議員との不倫疑惑の渦中にある神戸市議に新たに政務活動費の不正支出疑惑が持ち上がっている。
なんでも印刷費の架空発注の疑いなのだが当該印刷費の支払先が印刷業者ではなくパーティで知り合った自動車関連業者だとか・・・。
そしてその知人は印刷デザインだけを手掛け印刷は別の業者に発注しているというのだがその印刷物の残部はもう残っていないという。
選挙区の有権者に聞いても誰一人当該印刷物を見たことはないという。
これではとても「印刷発注の事実を信じろ」と言っても無理がある。
当該議員も抗弁を放棄しているようだからもう不正支出があったことを認めているようなものだ。
やれやれ、同じような事例は首相周辺の諸々の疑惑でも多数存在する。
森友学園の大幅値引きを説明する書類もメモも残ってないという。
今治市職員の官邸訪問の際の応対者も判明しないという。
防衛省内部の日報の存在について現職幹部職員は答弁を保留するという。
全ての説明拒否・保留は「何をどう受けとられても結構」という一種の居直りである。
首相自身は今の状況をどう受け止めているのか?・・・どうにも分からない。
いやいや、つい話が跳んでしまった。(笑)


富士通のスマホ事業撤退に思う

2017年08月23日 | 日記
富士通がスマホ事業から撤退するとのことだ。
一時期は十数社が鎬を削って競合していた携帯電話事業も国産勢は残念ながらとうとう3社のみとなってしまった。
その昔コンピュータのメインフレーム事業を総合電機3社(日立、東芝、三菱電機)と通信3社(NEC、富士通、沖電気)の計6社が手掛けていたことがあった。
これではIBMに対抗できないと危機感を持った通産省(現・経産省)が6社を3グループに集約し日本産業の生き残りを図ったことがあった。
携帯電話事業ではこのような動きは見られなかったが結局1社、また1社と市場から撤退していった。
そして残ったのがソニー、シャープ、京セラの3社なのだがこの3社は果たして盤石なのだろうか、いささか気になる。
韓国のサムソンなどは世界各地でアップルからの訴訟を抱えながらスマホの本家(アップル)とシェア争いを繰り広げてきた。
韓国政府が国内での1社体制に拘りサムソンを陰に日向に支援してきたことは有名な話である。
パテント侵害の是非はともかくとして日本企業(および日本政府)がどこまで執念をもってスマホ事業に取り組んできたのだろうか。
「モノづくり日本」の実力も今や昔なのか、それともあまりの技術革新スピードに開発がついていけないのか・・・、身売り話ばかりだけではあまりにも寂しい。

「地方大学へ交付金導入」に思う

2017年08月22日 | 日記
一昨日のこのブログで「定員割れ私大への助成金減額」を取り上げたが今日は「地方大学活性化に交付金導入」の話だ。
一見矛盾するような話だが大学の運営方法や評価に一石を投じメリハリをつけていく上で双方とも望ましい動きである。
とにかく東京圏だけに人口が集中し地方が寂れていく現在の傾向は早急に是正すべきだと思う。
あらゆる政策をこの一点に集中させていくことが大事だが本施策もこの一環に中る。
本制度は地方自治体が政府に申請することが前提になるようだからまさに地方自治体間の競争にもなる。
なかなか面白そうなアイデアではある。
カヤの外に置かれる東京都からはブーイングが聞こえてきそうだが長い目で見れば、あるいは日本全体で見れば地方分散が望ましい。
今治市の加計学園獣医学部もあらためて本制度にチャレンジしたら?
いやいや、本学の場合はまず認可を受けるのが先決だったね・・・。(笑)

日本版GPSの打ち上げ成功に思う

2017年08月21日 | 日記
日本版GPSの3号機打ち上げ成功のニュースがあった。
ということは今まで受けてきた諸々のGPSサービスは必ずしも全て日本製の技術によるものではないということか・・・。
しかし今回の3号機に続き4号機が打ち上れば我が国のGPSだけで24時間サービスが実現し、かつ精度が飛躍的に向上するとのことだから何故か誇らしい。
自分の手柄でもないのにねぇ・・・。(笑)
新体制が整えば誤差6㎝というから天空から見ればまさにピンポイント中のピンポイント、いろんなサービスが新たに生まれるはずである。
今まででも建設重機の無人運転などがあったがさらに盗難車の追跡なども実用化するのではないか。
最近増えている自然災害の対策にももっと活用できるはずだ。
こちらはセンサー技術とのコラボでより迅速・的確な避難指示がウリだ。
インバウンド観光客への観光案内だっていろんなアプリが考えられるだろう。
GPSサービスに満足しその技術が日本製であることをアピールできれば「Buy Japan」に向けた波及効果は大きい。
そうそう、あの「ポケモンGO」はどう進化するのか・・・、考え始めると夢は際限ない。
「GPSを制する者は世界を制する」・・・、あながちオーバーとは言えないだろう。