ソニーが1999年に発売したロボット犬AIBOが2006年の生産中止を経て先ごろアフターサービスも停止したようだ。
何せソニーは現在リストラの最中にある。
もし事業の先行きが不透明であれば整理もやむを得ないと思う。
ただAIBOはソニー自身も認めるようにユーザーが愛情を注いだり日々コミュニケーションを図ることができる疑似ペットなのだ。
現にユーザーはAIBOをいわば家族の一員として触れ合ってきた。
それがアフターサービス停止とあればこれは「もう治療することは止めました」と宣言するに等しい。
ウーン、何故か切ない。
「先行きを見通すことは難しい」ことを分かって言うのだが疑似とはいえペットを生み落すわけだから企業の存続をかけてその生命を守ってほしいとも思うのである。
AIBOの本質は明らかにテレビやパソコン、ビデオカメラとは違うのだ。