グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

厚労相の「パンプス強要」容認発言に思う

2019年06月05日 | 地方政治
厚労相の事業者のパンプス強要を容認するとも受け取られる発言には驚いた。
労働行政を司る厚労相が労働者よりも使用者側の肩を持った発言には未だに信じられない思いである。
一体厚労相はどんな意図で、あるいはどんな背景を考慮して職場のパンプス強要を「社会通念上の枠内」と言明したのだろうか。
百歩譲っても「各職場ごとに協議すべきこと」とすればよかったのだが・・・。
特に氏は男性だから女性のパンプス着用の苦労など理解できないのではないか。
そういえば最近どこかの自治体が職員のスニーカー勤務を推奨し住民など来庁者の理解を求めていたがこれこそ働き方改革というものだ。
「足が痛い」というのにパンプス強要を容認するなどどう考えても厚労相の今回の発言は容認できない。
先だっては勤労統計問題で窮地に陥ったがあの問題はどちらかと言えば管理責任だ。
ところが今回は厚労相自身の考え方によるものである。
これは今後相当大きな火種になるのではないか。

いつもと違う4月1日

2011年04月01日 | 地方政治
今日は4月1日、新年度スタートの日だが今年はいつもとちょっと違う。
いつもは多くの会社が入社式を行うのだが今年は中止した会社が多いそうだ。
私が以前勤めていた会社は全社員の3分の1が対象になる定期異動(昇進・昇格を含む)をこの日に発令することが定例となっていたがしばらく延期するようだ。
本日は1年の節目となる日だが会社の先行きも不透明だ、止むを得まい。
それでも街は徐々に平静さを取り戻しつつある。
近くを走る私鉄は平日ラッシュ時のダイヤを本来のものに戻した。
東北地方の高速道路も修復され現地への宅配便も営業所止めだが受付られるようになった。
評判のよくない計画停電の方も今週は28日(月)に僅かに実施されただけで済んだ。
日本は着実に復旧に向けて歩んでいる。
あらためて今回の震災・津波で尊い命をなくされた方々のご冥福をお祈りするとともに被災者の方々には健気に、夢と希望を忘れず生きていただきたいと願うものである。