グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

アベノミクスは「道半ば」か?

2016年08月19日 | 日記
我々の日々の生活に最も身近な食品類のスーパー店頭価格が前年比で下落に転じたとのことだ。
総務省が発表している消費者物価指数も4カ月連続でマイナスが続いており物価下落が明確になってきた。
現政権はアベノミクスの進捗状況について「道半ば」を繰り返すが少なくとも2%の物価上昇目標に関しては「道半ば」どころかむしろゴールに遠ざかりつつある。
異次元の金融緩和に加え勤労者の所得が増えつつあるというのに消費者物価が下落とはどういうことか。
結局勤労者所得の上昇が津々浦々に浸透していないということか。
それとも所得上昇はあっても子育てや教育コスト、老後不安があって1円でも多く節約しておきたいという表れなのだろうか。
日銀は現在の状況を集中的に検証するといっているが是非予見を持たずにゼロベースで分析してほしい。
原因は金融マターを離れたところにもあると思われるが日銀にそこまで踏み込む器量があるか。
そして場合によっては2%の物価上昇目標撤回も必要だろう。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しろくま)
2016-08-19 17:58:38
そもそも、物価動向の把握する際には、生鮮食料品を除くのが普通だろう。 だから、スーパーの食料品が下がり始めたと言うのは、CPIとかには、ほぼ繁栄しないだろう。 
さて、アベノミクスの方向性は正しいのになかなか、物価上昇トレンドとしては成果が出てないように見える。でも、これはバブル崩壊後の不景気局面が長すぎたので、景気が良いと人々が言えなくなっている事が最大の阻害要因であり、それと戦っているのである。 要するに景気は、気分だから、皆でうかれ気分になればよいのだが。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。