イスラエル国会が過去12年続いたネタニエフ政権と決別し8党連立の新政権を承認した。
しかしその票決は賛成60、反対59、棄権1、と実に際どいものだった。
しかも8党連立の中身は左右両派混成というからどう考えても先行きの不安が拭いきれない。
首相ポストは2年ごとの輪番制を採るというから「もう、どうかねぇ」と言うよりほかない。(笑)
これではほんのちょっとした出来事でネタニエフ政権に戻ってしまう恐れは十二分にある。
あまりに好戦的なネタニエフ前政権に戻るのもどうかと思うがそれにしてもパレスチナ問題の解決は本当に難しい。
新生8党連立政権の生命線はイスラエル国民の良識にかかっていると言っていいのではないか。
さてさて後ろ盾の米国はどう動くか、ちょっと興味深い。