グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の「撃ち方止め」発言に思う(その2)

2014年10月31日 | 日記

(昨日分の続き)

本日の衆議院予算委員会で早速野党議員が首相に「撃ち方止め」発言を質していたのだが首相の回答は意外なものだった。

「誹謗中傷合戦は美しくない」と言ったことは認めたものの「『撃ち方止め』とは言っていない、(メディアの)捏造だ」と回答したのである。

返す刀で朝日新聞の反安倍内閣スタンスをバッサリ切って捨てたのだが「撃ち方止め」発言は実は朝日以外の新聞やネット・メディアでも報道している。

果たして首相の言う通り「撃ち方止め」はなかったのだろうか。

もしそんな発言がなかったのであれば筆者のブログも撤回しなくてはいけないのだが・・・・、なんとも確認のしようがない。

いずれにせよ「口は禍の元」、ご用心、ご用心。

 

 


首相の「撃ち方止め」発言に思う

2014年10月30日 | 日記

全く政治とカネを巡る疑惑は後を絶たないものだ。

辞任した2女性閣僚に続き新経産相、農水相、環境相も。

さらに本来なら政府・与党を攻撃すべき民主党の幹事長周辺にもお粗末な経理ミスが発覚した。

あれだけ騒がれているのに何故自らの身辺を総点検しないのか。

一定期間かけて全議員がチェックしたらどうか。

不正が見つかれば自ら申告したらいい、指摘される前に修正すべきだ。

それより看過できないのは首相の「撃ち方止め」発言だ。

「中傷合戦は美しくない。撃ち方止めになればいい。」と発言したとされるがこれは全く理解できない。

これではまるで「公職選挙法や政治資金規正法などとやかく言うな」とも受け取れる。

国政代表者の法制軽視発言こそ問題だろう。


逸ノ城関の関脇昇進に思う

2014年10月29日 | 日記

大相撲先場所で旋風を巻き起こした新入幕の逸ノ城が来場所は関脇で登場するとのことだ。

新入幕で終始優勝争いに絡み横綱、大関とも互角に戦っていた。

しこ名通り逸材であるに違いない。

ただ新入幕後1場所でいきなり関脇とはちょっと甘すぎやしないかと思ってしまった。

横綱、大関は直前2,3場所で〇〇勝以上とかの一応の目安があるのだが関脇の場合はないのだろうか。

前頭中位で13勝がそれに該当するのだろうか。

確かにあれだけ上位力士を撃破し本場所を賑わせた。

それだけにもっとじっくりゆっくり育てていったらどうかと思うのだが・・・。

それにしてもモンゴル勢は強いなぁ。(笑)


拉致問題調査団の訪朝に思う

2014年10月28日 | 日記

外務省の局長を団長格とした拉致問題調査団が北朝鮮に降り立った。

結果の吉凶は今のところ予測不能だが新たな局面を迎えたことは間違いなかろう。

特に今回の訪朝には家族会が慎重な姿勢を見せているだけに政府としては「何が何でも・・・・」という気持ちだろう。

さて政府のスタンスだが筆者は北朝鮮側が拉致の非を認めている以上もっと強気で臨んでいいのではないかと考えている。

交渉相手に「人の道」などが通用しないのであれば交渉材料はムチとアメしかないが制裁解除については最後の最後までとっておくべきだ。

小泉首相の訪朝からもはや10数年、「家族会」の言を借りれば文字通り今回が「ラスト・チャンス」なのだが先日の宋大使の「調査は始まったばかり」発言にはあきれ返ってしまった。

今我が国の外交力が試されている。

世界各国も固唾をのんで見守っている。


グーグル上級役員の成層圏からのダイブに思う

2014年10月26日 | 日記

米グーグル社の上級VPが41km上空から成層圏ダイブを敢行、15分間で無事地上に帰還した。

最高落下速度1200㎞超/時のスカイダイビングである。

氏は57歳、訓練や事前準備にどの程度時間を割いたのか詳細は分からないが大企業役員を勤めつつこれだけの大冒険を成し遂げるとは日本企業では考えられない。

しかもグーグルからの支援申し出も辞退していたということだから徹底している。

このような多才な人材を豊富に擁し自由に働かせていることによって現在のグーグルがあるような気がしてきた。

同社はまだまだ発展の途上であるに違いない。

そういえば英バージン航空のブランソン会長も経営者であり冒険家でもあったが彼の場合は文字通り企業のトップだった。

グーグル社の場合はこんな社員がゴマンと居そうなところが凄い、ウーン・・・・。

 

 


「国境なきテロリスト団」に思う

2014年10月25日 | 日記

イスラム過激思想に共鳴したテロ行為がカナダや米国で顕在化してきた。

イラク、シリアで活動するイスラム国(世界各国から認知された国家ではないが)の志願兵が行きそびれて、あるいは意図的に出身国に残って独自の行動をとっているのか詳細は不明だが実態が分からないだけに不気味であり不安を掻き立てる。

昔からインターポールなど国際的な警察機構が協力する枠組みがあったが今こそ大幅にパワーアップしテロ行為の撲滅に向けた連携が不可欠だ。

それにしてもイスラム国は通常の独立国家ではないだけに始末が悪い。

一体何をもって「撲滅」したと言えるのだろうか。

相手は「国」であって「国」ではない。

もしかしたら「終わりのない戦い」の始まりなのかもしれない。


 


リアル生保業界の事業環境変化に思う

2014年10月23日 | 日記

昨日さる大手生保の訪問セールスを受けた。

事前に電話で「現在契約中の保険内容について確認とご説明に伺いたい」とのことだったので「それだったら概ね承知している」と婉曲に断った。

それでも先方は「会社としてお客様に面談してご案内することになっています」と引き下がらないので止む無く了承した。

当日、訪問者は新人!とトレーナと思しきベテラン・セールス・レディの2人連れだった。

訪問セールスはネット販売と店舗型販売の挟撃にあって先細りだと思っていたがまだまだ人員増強しているのだろうか?(組織に新陳代謝が必要なのは分かるが・・・)

さて気になっている(満期期日が近づいた現在加入中の)保険内容の説明については近く専門のセクションから電話で案内があるという。

そしてあとはお決まりのありきたり保険プラン提案オンパレードである。

その手法たるや旧態依然、一昔前と全く進歩もなければ変革もない。

まるで時代の風を感じていないのである。

これでは訪問セールスも遠からず淘汰されるのではないかと思ってしまった。

今、リアル生保業界はコールセンターを核に思い切った業務改革と攻めのリストラが必要ではなかろうか。


我が故郷岐阜の創生に思う

2014年10月22日 | 日記

先日東京で中学時代の同窓会があったのだがその席で驚愕のニュースを知らされた。

何と筆者が卒業した小学校が同じ中学校区にある隣接小学校と統合され新小学校の名称も変わるという。

岐阜市の中心部に位置し創立後100年以上の伝統を持つわが母校が消滅するなど考えてもいなかった。

いろんな地域でこのような動きを見聞してきたがいざ我が母校が消滅するとなると寂しさもひとしおである。

地方の衰退が叫ばれて久しいが現実を突きつけられると実感せざるを得ない。

幸い「地方の創生」が現政権のテーマの一つになっているので故郷「岐阜」にもいい影響があることを願っている。

ただ恩恵を待っているだけでは期待外れになってしまうだろう。

そこには「自助の精神」「進取の精神」が不可欠だ。

「地方の創生」は熾烈な自治体間競争なのである。


ワキの甘い女性閣僚に思う(その2)

2014年10月21日 | 日記

僅か2、3日前の当ブログに経産相は「一早く説明責任を」と書いたばかりだったが当該大臣はあっさり辞任を申し出、説明責任もそこそこに役所を去った。

そのうえ辞任騒動が法相まで続いたのには驚いた。

こちらの方は大臣側だけの判断によるものかどうか、他に何らかの働きかけがあったのか、いささか気になるところだ。

それにしても国会議員諸氏の政治資金規正法絡みスキャンダルはいつになったらなくなるのだろうか。

たかが団扇ごときで大臣ポストを棒に振るのは本人にとっても国民にとってもバカバカしいと思うのだが現実に類似ケースは後を絶たない。

そもそも我が行為をチェックしている余裕がないのか?

それとも「これくらいは許容範囲内」と勝手に判断しているのだろうか?

「国政に停滞が許されない」というのは当り前の話である。

ただ「辞任すればいい」という話ではないだろう。


三陽商会の「100年コート」に思う

2014年10月19日 | 日記

設立70年を迎えた三陽商会のこのほど「タイムレスワーク」を企業コンセプトを掲げその象徴として「100年コート」を打ち出した。

常に流行を追い求めるファッション業界にあって「孫の代までもつコート」など本当に異例だ。

真に100年着続けられるようにするためメンテナンスサポート体制を設けクリーニング・アドバイスを行ったりサイズ直しやボタン・裏地の交換に対応するというからこれは本物だ。

さて三陽商会といえば長年連れ添った「バーバリー・ブランド」との決別が近づいている。

今回の「100年コート」はそのための対抗手段であるから文字通り大勝負である。

もしこの戦略が成功するのであれば日本の新しい商品イメージにつながるかもしれない。

高品質、長寿命、高アフターサービスが脱欧米ブランドを実現するいい試金石になると思う。