ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『ウディ・アレンの夢と犯罪』

2010-01-31 22:53:14 | 新作映画
(原題:Cassandra's Dream)


----あれっ。苦手なウディ・アレンの映画の割には、
どことなく顔が綻んでる。
「いやあ。
いつ以来だろう。こんなにアレン映画に引き込まれたのは…。
この映画、タイトルに監督の名前なんて付けているから
思わず身構えてしまうけど、
そんなことやめた方がいい。
本当にウェルメイドのサスペンス映画。
それも青春の夢と野望が思わぬところから挫折していくというタイプの、
なんとも懐かしい作品なんだ。
60年代のフランス映画には、こんなのが多かったような…」

----う~む。60年代のフランス映画ね…。
「うん。それもヌーヴェル・ヴァーグではなくて、
どちらかというと、そのアンチの方。
たとえばルネ・クレマン『太陽がいっぱい』みたいな…」

----それって、船が出てくるから?
「あっ。それもあるかな。
日本でも『八月の濡れた砂』で、
やはりヨットが“犯罪”の小道具として使われている。
だれも見ている者がいない大洋の上は
犯罪に向いているという物語上の理由もあるだろうけど、
海=地上(社会)の縛りから解き放たれた若者の世界というイメージが
作者と観客の間で共有できうるからかもしれないね」

----ということは、これは犯罪映画なんだニャ。
「(笑)。それはそうだよ。
日本語タイトルが“夢と犯罪”だし…。
物語はこういうもの。
ホテルへの投資を目論み、
恋人のカリフォルニアでの新生活を夢見る兄イアン(ユアン・マクレガー)、
いまのささやかな暮らしに幸せを感じている弟テリー(コリン・ファレル)。
ある日、テリーがギャンブルで大穴をあけ、巨額の借金を背負ったことで、
大金持ちの伯父ハワード(トム・ウィルキンソン)と、
ある取引をしたことから、
とてつもない代償を伴う人生を賭けた運命の渦に巻き込まれていく…。
まあ、定番と言えば定番なんだけど、
これが3人の名優のこなれた演技もあって、
ひとときも目を離せないほどにオモシロい。
特に、殺人の重責から徐々に壊れていくテリーを演じたコリン・ファレルは秀逸だね。
あの太い眉を八の字にして、
何も知らずに見ていると
思わず笑ってしまいそうな顔だけど、実はその悩みは底がないほどに深い。
これって、ウディ・アレン映画の二面性。
悲劇と喜劇をよく表した顔だと思うね」

----そういえば、ウディ・アレンって
日本では最初、喜劇作家のようなデビューだったけど、
実はとんでもないペシミストなんだよね。
「そう。
この映画の中にも『人生において確実なのは“死ぬこと”だけだ』というセリフが出てくる。
アレンは、現実は不条理。
“表面的には楽しい瞬間のある本質的な悲劇”と言いきっている。
チャンスに恵まれている人あれば、そうでない人もいて、
彼らは違う列車に乗って旅をしているけど、行先は…」

---STOP!あまり聞きたくないニャあ…。
「まあね。でも、そういうことを考えずに、
単純にサスペンスと見ても、これはオモシロい
ヴィルモス・ジグモンドを撮影に起用したことが功を奏しているのかも…。
ぼくは彼の撮影した作品の中ではブライアン・デ・パルマ『愛のメモリー』が好きなんだけど、
この映画もあの作品に共通したところが…。、
サスペンスの中に含まれる悲劇性。
やはり、この映画には彼の作り出すクラシカルな画はピッタリだったと思うよ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「人生晴れたり曇ったりなのニャ」ぱっちり

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『ハート・ロッカー』

2010-01-29 20:09:26 | 新作映画
(原題:The Hurt Locker)


----この前、オモシロいメールが配信されてきたよね。
「あ~あ。
ジェームズ・キャメロン監督
キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』)が獲得すると思って、
監督賞のスピーチは用意していませんでした。
本当は、彼女が受賞するべきでした。」と、
監督賞受賞スピーチにてコメント!』というヤツだね。
ぼくは、その昔、
ダスティン・ホフマン『クレイマー、クレイマー』
ゴールデングローブ賞の男優賞を受賞したときを思い出した。
本来ならばジャック・レモン(『チャイナ・シンドローム』)
受賞すべきと、スピーチ」

----それってカッコいいよね。
ところで
“ハート・ロッカー”って、どういう意味?
「“行きたくない場所、棺桶”。
この映画は、2004年夏のイラクが舞台。
爆弾の処理作業に従事する米軍兵士たちを描いたものなんだ。
物語は、ブラボー中隊にスポットを当てて描かれる。
リーダーのトンプソン軍曹(ガイ・ピアース)が被弾し、即死。
代りにジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任する。
ところが、ジェームズは爆弾処理用の遠隔ロボットを使わず、
目くらましようの煙を焚きながら爆弾に近づいていく。
死をも恐れないジェームズの無謀で突発的な振る舞いは、
中隊に波紋を投げかけていく。
と、この映画は、これ以上言わない方がいいだろうね」

----えっ。どうして?
「一種のサスペンスになっているから。
戦場という場所は、死と隣り合わせ。
何が起こるか分からない。
今日は生きていても、明日の保証はない。
ましてや、爆弾処理班というのは他の軍人に比べて
死亡率が5倍高い。
キャスリン・ビグローはそのことも考えた上で
主要な登場人物を、見慣れた有名俳優でない新人をキャスティング」

----ん。どういうこと?
「ふだん、ハリウッド映画では
有名スターは最後まで死なないという約束ごとがある。
その分、観客はかまえ観てしまう。
それを避けようとしたんだね。
前回の任務では、生き延びたけど、今回は?
テーマが重い映画に対して、そういう言い方は失礼かもしれないけど、
これは、そういうサスペンスの側面を持った映画なんだ」

----よく、このジャンルに新しい視点をもたらしたと言われているけど…。
それって、サスペンスではなく戦争映画のことだよね。
ベトナム戦争を扱った映画とはどう違うの?
「ベトナム戦争のころは徴兵制があった。
つまり、行きたくないのに戦争に駆り出されたわけだ。
ところが、イラク戦争における戦争の担い手は志願兵。
しかも、彼らはあえてこの爆発物処理という危険な任務を選びとっている。
プレスによると、
“陸軍は、重圧の下でも自信を失わず、素直で、
感情的に安定した兵士が志願してくるのを待っている。
(中略)
候補者は6カ月に及ぶ訓練の中で次第に選別され、
たった4割しか卒業することはできない”とか」

---へぇ~っ。戦場なんて絶対に行きたくないところの、
さらにもっとも危険な地域に、
爆弾処理に志願する人がいるなんて…。
「そう思うよね。
そういう場所に自ら志願していく人々とは?
それは、たとえば第二次世界大戦の兵士たちのような
“名誉と栄光”ともまた微妙に違う。
それを解くカギともなっているのが、
日付が替わり、新しい仕事に従事するたびに出てくる
『ブラボー中隊、任務明けまで●×日』のテロップ。
ぼくは、通常のドラマの感覚で
いよいよ、あと1日のあたりで
主人公が爆死するのかと…」

---違ったんだ?
「もっと見事な使い方だったね。
これには、だれもがなるほどと思わせられること間違いないよ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「宇宙服か潜水服みたいな服だニャ」ぼくも観たい

※SFチックな効果があった度

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『アーマード 武装地帯』

2010-01-27 20:58:16 | 新作映画
(原題:Armored)


----また、古めかしい感じのアクションだニャあ
「うん。でもそこがこの映画のいいところ。
物語は、ほんとうにシンプル。
アーマード・トラック=装甲現金輸送車で日々、
現金の警備に命を削る6人のプロフェッショナルが、
輸送車が襲撃されたと見せかけて
その金をそっくりいただいちゃうという計画を立てる。
そのことをマイク(マット・ディロン)から
実行前夜に知らされた
新米のタイ・ハケット(コロンバス・ショート)は、
誰も傷つけないという約束を取り付けた上で計画に加わることになる。
だが、彼らが向かった無人の廃工場にはホームレスが一人。
かくして自体は思わぬ、しかも凄惨な方向へ転がっていく…」

----分かった。仲間割れが起きちゃうんだ。
なあんだ、ほんとうによくある話。
「うん。でも、この映画はそこがいいんだ。
シンプルで飾り気のない話をオモシロく見せるのは、
それ相応の手腕がなくてはならない。
この映画、ほかにもジャン・レノ
スキート・ウールリッチという芸達者が出演。
その演技の掛け合いだけでも見ごたえ十分だけど、
やはり決め手はその演出力だろうなあ」

----監督は誰ニャの?
ニムロッド・アーントル
と言ってもピンとこないと思うけど、
ぼくが珍しく気に入っているホラー、『モーテル』の監督。
あれも、最近のソリッドなホラーを見慣れている人には評判よくなかったけど、
ぼくは、なかなか楽しめた。
『モーテル』が85分で、こんどの映画も87分と、
いずれも90分を切っているところも嬉しい。
短い尺の中、かつてのハリウッドのB級映画をもう一度、
いまの時代に蘇らせてみるという実験でも行っているかのよう。
この脚本は、カナダの無名の新人ジェイムズ・V・シンプソンが、
映画芸術科学アカデミー主催のニコル映画脚本コンペティションに応募したもの。
それに惚れ込んだサム・ライミの製作会社で映画化されたというけど、
ぼくはそれでもやはり監督の方を買いたい。
監督のこと絶賛しているのはぼくだけじゃないんだ。
『クエンティン(・タランティーノ)を思い起こさせた』とは、
あのロバート・ロドリゲスの言葉。
彼の次回作は『プレデター』の最新作というから、
こっちも楽しみだ」



フォーンの一言「その『プレデター』最新作も90分切るのかニャあ」
小首ニャ

※そりゃ、もう一気に終わっちゃう度

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『ニューヨーク,アイラブユー』

2010-01-25 19:50:17 | 新作映画
(原題:New York, I Love You)



----この映画は、ニューヨークをモチーフに描くオムニバス。
日本からは岩井俊二が参加。
ナタリー・ポートマンが監督したというのも話題だよね
「いや、正確にはオムニバスではないんだ。
古くはロバート・アルトマン
最近ではポール・ハギスが得意とする
群像劇にそのスタイルは近い。
“視覚的にニューヨークと特定できる場所”を背景に
“広い意味での愛の出会い”描いたアンサンブル・ムービー。
そして、この企画に参加した監督たちにルールとして課せられたのが
ストーリーの終わりや始まりに“徐々に暗転を用いない”こと」

----でも、そんなにスムーズにいくものニャの?
「そう。実はぼくも何も知らないで観たものだから、
プレスを読むまではどうしても分からないことがひとつあった。
それは、10に及ぶエピソードとエピソードの間に、
他のエピソードの登場人物が顔を覗かせていること」

----確かに、それは不思議だ。
そこはどうなってんだろう?
「なんと、この10のエピソードを繋ぐ11番目の監督がいたんだね。
その担当は、タイトルデザイン界で活躍を続けてきた
ランディ・バルスマイヤー
ついでに他の監督も紹介すると
チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、シェカール・カプール、
ファティ・アキン、イヴァン・アタル、ブレット・ラトナー、
ジョシュア・マーストン

俳優の方も超豪華で
ヘイデン・クリステンセン、アンディ・ガルシア、オーランド・ブルーム、
クリスティーナ・リッチ、マギー・Q、イーサン・ホーク、
アントン・イェルチン、ジェームズ・カーン、
スー・チー、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、
さらにはイーライ・ウォラック、クロリス・リーチマン
などという
嬉しい顔合わせもある」

----それじゃあ、とても全部のエピソードは語り切れないよね。
「うん。エピソードよりも、
それぞれの監督の作風を楽しんだ方がいいかも。
でも、ひとつだけ変わったエピソードがあるので、
それだけは話しちゃおうかな。
それはジュリー・クリスティ
シャイア・ラブーフという、
ふたつの映画史が出会ったような作品。
舞台はアッパー・イースト・サイドにあるホテルの一室。
元オペラ歌手と足の悪いホテルマンの会話で進むんだけど、
これがとても幻想的というか、思いもよらない結末を迎える。
そして、その止めに登場するのがジョン・ハート
なんでもこれは故アンソニー・ミンゲラが脚本を書き、
病に倒れた後、シェカール・カプールに監督を依頼したのだとか。
それもあって、本作『アイ・ラブ・ニューヨーク』
アンソニー・ミンゲラに捧げられている」

----そうだったんだ。
そういえば、アレッと思ったシーンがあったとか?
「うん。アニメーション映画の音楽に取り組んでいる作曲家デイヴィッド(オーランド・ブルーム)が主人公のエピソード。
彼の部屋には、マンガの『DEATH NOTE』のポスターが…。
へぇ~っ。このマンガって本当に外国でも有名なんだって思ったら…」

---分かった。それが岩井俊二監督のエピソードだ。
ということは、彼の映画にオーランド・ブルームと
クリスティーナ・リッチ。
これは、興味惹かれるニャあ。

         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「ニューヨークの猫たちは今の時期、寒そうだニャ」ぼくも観たい

※ニューヨークもいろいろ。次は上海だ度

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『コララインとボタンの魔女 3D』

2010-01-23 16:48:01 | 新作映画
(原題:Coraline)


----これって、前から観たがっていたアニメだよね。
でも、どうして苦手な3Dを選んだの…?
「それはいろいろと理由が…(汗)。
でも、いずれにしろ日本ではこの映画は全国すべて
3Dで公開されるらしい。
まあ、二番館になったときには分からないけどね…」

----ふうん。でも、どうしてそんなに観たかったの?
珍しく、黒猫がいい役だから?
「(笑)。それも確かにそうだけど、
監督が『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』というよりも、
ぼくの好きな『ジャイアント・ピーチ』ヘンリー・セリック
そして以前、亜蘭真主美士さんにこの映画の存在を教えてもらい、
さっそくそのとき内容を調べたところ、
自分の好きなジャンルということが分かったからかな」

----好きなジャンル?
これって、ダーク・ファンタジーの感じだよね。
「そう。
物語は、ざっとこんな感じ。
主人公の少女コララインは
引っ越して来たばかりの家で、
封印された小さなドアを見つける。
扉の向こうでコララインを待つのは、
彼女の願いを何でも聞いてくれる
ボタンの目を持つ“別の”ママとパパ。
現実のパパとママは、コララインをかまってくれず、
仕事ばかりで料理はまともにしないし、庭も荒れ放題。
ところが向こうの世界では、庭に花が咲き誇り、
食事も手の込んだものを作ってくれる。
ところが、これにはある罠があった。
“別の”ママは、コララインにこちらで暮らすことを勧め、
でも、その代りに目をボタンにしろと言う。
怖くなって、逃げ出したコラライン。
しかし、現実の世界ではママとパパが消えていた…」

----うわあ。オモシロそうだ。
親にかまってもらえないところは『かいじゅうたちのいるところ』
両親が消えちゃうところは『千と千尋の神隠し』だね。
「あれは豚に変えられちゃうんだけどね。
さて、この映画、実はストップモーション・アニメ。
つまり、人形をひとコマひとコマ動かして撮影しているんだ。
しかも、コララインの表情は20万通り以上。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のジャックが15通りだったことを考えると、
これは天文学的と言っていいくらいの数字。
また、ストップモーション・アニメ史上初の変身シーン(別のママから魔女へ)では、
わずか6秒のシーンで50種類もの顔のパーツが使われたらしい。
と、技術的なことは言いだしたらきりがないんだけど、
なんと日本人イラストレーターでデザイナーの上杉忠弘
という人がコンセプト・アーティストに迎えられているんだ」

----あっ、だからか。
コララインが、これまでのハリウッドのアニメと顔つきが違うのは…?
「彼は
『ひょっこりひょうたん島』『新・八犬伝』といった、
日本の過去の人形劇も、
あたまのどこかにあったらしい。
しかし、なによりも素晴らしいのは
この映画がほんとうに怖いということ。
なんど、背筋がゾッとしたことか…。
まさかストップモーション・アニメでこんな気持ちになるとは…」

----おおっ。久々の絶賛評ニャンだね。
「でもなあ。
やはり引っ掛かるのが3D。
今回は『アバター』の反省から、
真ん中の席、しかも前から3列目で観たんだけど、
あまり3Dの意味を感じなかった。
これじゃあ、ほんとうに人形劇になっちゃう。
また、ちょっとメガネを外してみたんだけど、
やはりこちらは映像が明るくてクリアー」

----でもダーク・ファンタジーなんだから
暗くてもいいんじゃニャいの(笑)?
「こらこら。ん?こらこらコラライン」
----mmmmm……。
         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「この黒猫さん、ニャんだか悪そうに見えるけどニャ」身を乗り出す

コララインの黒猫

※それでも、人間の言葉喋る度

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『ダレン・シャン』

2010-01-20 23:47:50 | 新作映画
(原題:The Vampire's Assistant)


----『ダレン・シャン』ってだれじゃん?
「バカなダジャレ言わないの。
よくタイトルを見てごらん。
この映画は、いま流行りのバンパイア映画。
それもティーンが主人公のね」

----ほんとだ。でもタイトルには
アシスタントってついているよ。
「うん。それはこういうこと。
平凡な家庭に育った成績優秀な少年ダレン・シャン(クリス・マッソグリア)。
その彼が、巨大蜘蛛に噛まれた友人スティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)を救うため
バンパイアとハーフ・バンパイアになる取引を交わす。
ハーフ・バンパイア、それはバンパイアの助手。
その仕事は主に、昼間、棺の中で寝ているバンパイアを見守ることにある。
ところが、そんな彼をバンパニーズが襲う!」

----なに?そのバンパニーズって…。
「バンパイアにとって人間は食糧源。
だから襲うのはやめよう。
人間を眠らせて、ちょっとだけ血をもらうのみでいい。
これがいつからか、バンパイアの決まりごとに。
ところが、その方針に反対しているのがバンパニーズ。
と、まあ、これはこの映画の中でのことだけどね」

----へぇ~っ。
でも、どうして主人公はバンパイアと知り合うの?
「ある日、ダレン・シャンたちの住む町に、
フリーク・ショーがやってくる。
ダレン・シャンはスティーブに誘われて
そのショーを観に行くんだ。
ところが、このスティーブというのが吸血鬼マニア。
スティーブは、このフリークたちの中のひとり、
クレプスリー(ジョン・C・ライリー)が
本物のバンパイアであることを見抜き、
自分をバンパイアにしてくれと頼みに行くんだ。
でも、実はこういうストーリーはあまり知らない方が
この映画は楽しめるんだけどね。
ぼく自身、この時点まで、これがどんな話かは皆目見当がつかなかった。
というのも、このフリーク・ショーが、なかなか強烈。
これがバンパイア映画ということを忘れさせてくれるほど」

----そういえば渡辺謙も出ているんだよね。
まさか、彼もフリークの役?
「そう。しかも彼はミスター・トールという名の団長役。
その名の通り、背がバカ高い。
ほかにも髭が生える女性をサルマ・ハエックが演じたり、
バンパイアのひとりにウィレム・デフォーが扮したりと、
脇役が充実している。
それに比べて、主人公を演じるクリス・マッソグリアが
少し線が細くって…。
最初のうちは、彼で最後まで務まるのかが心配だった」

---そういえば、
ジョシュ・ハッチャーソンの方がシャープな感じする。、
「彼は、後にバンパニーズに加わるしね。
悪役ということで、かえって演技もしやすいかもね。
さて、ここで
ちょっと脇道にそれるお話を…。
それは、字幕翻訳について。
フリークの中に、小人に変えられてしまった一団が出てくるんだけど、
ここの訳ではそれを“リトル・ピープル”と名付けている。
これは村上春樹『1Q84』を意識したものに間違いない」

---それは考えすぎでしょ(笑)。
「いや。この映画の公開が3月。
これは、
ちょうどそのころ『1Q84』第3巻が出て
ブームが再燃することを織り込んでの訳。
リトル・ピープルに、わざわざ“”が付いていたことからしても、
ぼくは、これは確信犯だと思うな」

---どっちにしろ、たいした話じゃないニャあ(笑)。

         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「吸血鬼もいろいろなのニャ」複雑だニャ

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『シェルター』

2010-01-18 22:17:51 | 新作映画
(原題:SHELTER)


----ブログ再開の最初がまたまたホラー?
他にもいろいろあるでしょ?
山田洋次『おとうと』とか
カルトムービーをヘルツォークがリメイクした『バッド・ルーテナント』
それに、アルモドバル『抱擁のかけら』も観ていたはずだと思うけど…。
「う~ん。
やはりこういう作品のほうが喋りやすくてね。
ほら、昨今は
『パラノーマル・アクティビティ』
に代表される、
ちょっとしたスーパーナチュラル・スリラーのブーム。
イーストウッドも、次回は超常現象を題材にするらしいよ」

----それは楽しみだニャあ。
イーストウッドの監督デビュー作は
スリラーの『恐怖のメロディ』だったものね。
ところで、この映画、
やはりフェイク・ドキュメンタリーの作りになっているの?
「いや。それはないね。
低予算で作られた『パラノーマル・アクティビティ』と違って
名女優ジュリアン・ムーアが精神分析医カーラを演じる。
物語は、多重人格障害そのものに疑いを持っているこのカーラが、
同じ職業に就く父親から呼び出され、
青年デヴィッドに引き合わされるところから始まる。
ところが、このデヴィッドが彼女の目の前で異なる人格を出現。
果たして、その真相は?というもの」

----ほほ~っ。いくつもの人格を演じるということは、
それだけの演技力がなければ難しいよね。
デヴィッドは誰がやっているの?
ジョナサン・リース・マイヤーズ
突然、首を真後ろに90度近くまで曲げての大熱演。
そのことを知らされていなかった共演者がビックリしたというけど、
これはなかなかの迫力だったね」

----でも、お話としては、
そういう病気があるかないかでしょ?
あんまりスリラーって感じはしないなあ…。
「いやいや。
この映画、途中から
とんでもない方向に話が進んで行く。
これを密教と言ってしまっていいのかどうか、
とある村にて行われている秘密の儀式、
その過去へとつながっていくんだ。
ネタバレになるから、あまり詳しくは言えないけど、
古いフィルムの使い方が効果的で、
諸星大二郎原作を映画化した日本映画『奇談』を思い出した。
宗教がからんでくるところも少し似ていたかな」

----ふうん。監督は有名ニャの?
「有名と言えるかどうか…。
スウェーデン出身のユニット、
マンス・マーリンドとビョルン・ステイン
ふたりで監督というのは、
昨今さほど珍しくなくなったけど、
彼らの場合は、完全に一日交替で監督するんだとか。
製作者が言うには、彼らふたりの意見はいつも一致。
でも、たまに違うときがあって、
製作者は一本の映画に3回までカードを出して
口出すことができるらしい」

----そんなのあり?
「スタジオが口を出すのは、
ハリウッドでは当たり前になっていて、
他国の監督が悩まされるというのは
『ハリウッド監督学入門』でも話した通り。
これは、その“口出し”をゲームの形で3回までに限定したという意味ではよかったのかも。
もっとも、この映画ではそのカードは使われなかったらしい。
さて、それと並んで注目したいのは脚本家の方。
あの、とんでもないどんでん返しで観客を唖然とさせた
『“アイデンティティー”』
そして『Re:プレイ』も手がけている。
脚本はこの2本を手掛けたマイケル・クーニー
なるほど、そう考えると、
この映画の構成も納得って感じなんだね。
特にラストは、
ハリウッド映画では禁じ手とも思える行動をヒロインが選択。
しかし、それが功を奏すんだ。
で、『なあんだやはりね…』と、ほっとしたところで、
もう一度、ひっくり返す。
このあたりの畳みかけはお見事。
観る者の目を奪ってくれるよ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「それにしても、なんとも不気味な映画だニャ」複雑だニャ

※でも、こういう映画は、そんなに大ハズレはない度

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ああ、ついに…双葉十三郎先生逝く。

2010-01-16 16:08:04 | 映画
「ぼくらにとっては神様。
映画評論家・双葉十三郎先生がおなくなりになりました。
数年前までは、試写室で先生のベレー帽姿を拝見。
同じ時間、同じ空間で神様と同じスクリーンを見つめていることに
ひそやかな歓びを感じていたものでした。
おそらく、多くの映画を愛する方たちが
ぼくと同じ気持ちを共有していたのではないでしょうか?
それほどに双葉先生がぼくらに与えた影響は大きいものでした。

思うに、この『ラムの大通り』の基本ともなっている
“映画は映画であって、それを楽しむことが大事”は、
おそらく先生の書かれた文章(評論)を読んでいるうちに
自然と身についたもののような気がします。

西部劇として、戦争映画として、ラブロマンスとして、アクションとして、
ホラーとして、コメディとして、
それがよくできていれば、それがいちばん。
もし、その映画が自分の好み、自分が抱えている問題と合わないからといって、
映画をけなしてはいけない。、
それは、ただ自分との相性の問題にすぎない。

双葉先生の有名な『ぼくの採点表』
そこにも星(★)の低い映画は、少なかった気がします。
みんなが『007』を、スパイ映画の娯楽作品だからという理由で
ほとんど相手にもしていない頃、
ひとり『007/危機一発』(後『007/ロシアより愛をこめて』に改題)を絶賛。
また、この『ラムの大通り』の監督ロベール・アンリコの代表作『冒険者たち』
すこぶる高い評価を与えてられていたことも、いまは懐かしい思い出です。

先生の訃報についてはオカピーさんのところで知りました。
『プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]』
とても素晴らしい追悼文です。
ぜひ、お読みになってください。

最後になりましたが、
心より双葉先生のご冥福をお祈りいたします」


                   (byえい)

フォーンの一言「また、一人の巨星堕つなのニャ」悲しい


※享年九十九歳。素晴らしい映画人生だった度

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『悲しみよりもっと悲しい物語』

2010-01-15 22:27:29 | 新作映画


「突然だけど、“韓国一涙の美しい男”って誰だと思う?」
----(笑)。そんなの、フォーンに分かるわけないじゃニャい。
「そうだよね。
でも、このプレスによると
正解はクォン・サンウということらしい」

----ということは、この映画でも
クォン・サンウは泣きづくめ?
「いや。それがそうではなく、
ひとり悲しみを押し殺しているって感じ。
タートルネックの中に顔をすぼめてね。
でもそれがクライマックスでは号泣に!
なぜ、そうなるかは、もちろんこの映画のストーリーと関わってくる。
ということでストーリーの紹介。
クォン・サンウ演じる主人公のチョルギュは少年時代に父を亡くし、
母にも捨てられたという過去を持つ。
彼は、高校時代に、両親と妹を一緒に失ったウォン(イ・ボヨン)と、
あるときは家族や友人のように、
そしてときには恋人のように一緒に暮らしていた」

----そんなことってありえるの?
男と女でしょ?
「そこがポイント。
チョルギュはウォンに恋しているけど、
それが言いだせないでいる。
なぜなら、彼は父と同じ不治の病にかかっていて、
彼女を幸せにはできないから。
そこでチョルギュは、ウォンが好きになった歯科医のジュファン(イ・ボムス)と
彼女を結び付けるべく、
婚約者がいるジュファンが彼女と別れるように仕向ける」

----それってやりすぎなのでは?
「ところがこの婚約者というのが、かなりの遊び人なんだね。
それで、その現場を押さえた写真を撮って
彼女をゆするわけ…」

----あらら。
「そのことはさておき、
全体の流れとしては『余命一カ月の花嫁』を思い出さないでもなかったけど、
宣伝の人の前口上
『後半、どんでん返しが…』のとおりに、
思いもかけない事実が次々と明らかになっていく」

----ということは、この映画の見どころはそのストーリー?
「う~ん。あとはやはりクォン・サンウ。
途中までは、彼のPVかと思ったほど。
それと、韓国映画ファンならば満足のキャスティングかな。
大御所チャン・ジュノ
アイドルグループSee Yaのリーダーとして活躍していたナム・ギュリ
そしてベテラン歌手ナム・フングク
あと人気歌手イ・スンチョルが本人役で出演」

----全然、わからニャい…。
「だから“韓国映画ファンなら…”と言ったでしょ(笑)。
まあ、でもこの映画、タイトルに偽りなしかも。
隣の人は、後半、しゃくりあげて泣いていたもの」



         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「主演の三人は出演料全額を作品の制作費に投資したらしいのニャ」身を乗り出す

※韓国BOXオフィスナンバーワンだ度

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『すべて彼女のために』

2010-01-13 20:41:27 | 新作映画
(原題:Pour elle)


「う~ん。これは紹介が難しい映画だ。
観る前に思っていたのと、
実際の映画の幅があまりにも大きい」

----えっ。観た通りに話せばいいんじゃニャいの?
「そう思って、
各国のトレーラーを比べてみたんだけど、
日本版だけが、特別な感じになっている。
ということは、このポスターから受ける激愛イメージは
いわゆる宣伝方針から生まれたもの。
それを邪魔しちゃまずいのかなとも…。
フォーンは、このタイトルからどんな感じの映画をイメージする」

----そうだニャあ。極限の状況下におけるラブストーリーかなあ。
「それも確かにそうなんだけど、
これは、一種のサスペンス映画。
しかも脱獄サスペンス」

----ええええ~っ?
「ね。驚いたでしょ。
簡単にストーリーを話せば、こうなる。
上司の殺人という冤罪によって逮捕された妻リザ(ヤン・イクチュン)。
彼女を裁判で救うことができなかった夫ジュリアン(ヴァンサン・ランドン)は
やむなく実力行使に出る。
その方法と言うのが、妻を脱獄させること。
そのために偽のパスポートを作ったり、
犯罪組織からお金を強奪したり…」

----はあ~っ。それって、不可能に近くニャい?
その夫って、普通の人ニャんでしょ?
「そう。この映画、
なかなかサスペンスに富んでいるし、
アクション・シーンもていねい。
そして、そのベースとなる夫の気持ちもよく伝わる。
それでも弱いところはそこ。
普通の夫にしてはできすぎなところかな。
あまりにも計画がとんとん拍子で進みすぎる。
観る方に、
こんなに巧くいくはずはないだろう?
と思わせてしまうんだね。
でも、スリリングであったことは確かだよ。
スクリーンを食い入るように見つめてしまったし、
本来は犯罪であるはずの<脱獄>にも肩入れして観てしまった」

----でも、その脱獄サスペンスということ、
ここで明かしてしまってもいいの?
「うん。映画が始まってすぐにそれは明らかになるからね。
ぼくなんか、冤罪を晴らすための法廷闘争に発展するのかと思っていたけど、
いい意味で裏切られた。
そういえば、これ
ポール・ハギスがハリウッド・リメイクするらしい」

----ふうん。キャスティングはどうニャるんだろう?
そっちも楽しみだニャあ。

         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「素人が妻を脱獄させる?そんなことできるのかニャ」身を乗り出す

※彼女のためというより家族のためでもある度

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画像はフランスのポスターより。
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『エクトプラズム 怨霊の棲む家』

2010-01-11 23:33:31 | 新作映画
(原題:The Haunting in Connecticut)


----これも実話を基にしたホラーだって?
ほんとうニャの?
「さあ、どうだろう。
しかし、こういう家が舞台のオカルト映画は、
ほんと怖いね。
話し始めて、やめればよかったと…。
こんな時間に喋る映画じゃないや」

----でも、喋りはじめちゃった。
「うん。というのも、
なんとこの映画、あと2週間足らずで公開。
その次の週に、公開される『パラノーマル・アクティビティ』を意識しているのかな?」

----でも、あっちは無名俳優ばかり。
こっちは、
あのヴァージニア・マドセンが出ている。
「そうだね。
さて、お話の方は、
まあよくある感じで、
息子マット(カイル・ガルナー)の病気治療のため、
キャンベル一家はコネチカット州北部にある古い家に引っ越すことに。
ところがその家はかつて葬儀場であっただけでなく、
降霊儀式も行われていた。
そして…というもの。
映画は、そのオーソドックスな家系オカルトの中に、
あるミステリー要素を取り入れ、
クライマックスでは
とんでもないホラー・スペクタクルのビジュアルを作り上げる」

----ホラー・スペクタクル?
そんな大作には見えないけど…。
「(汗)。それはちょっと言い過ぎだけどね。
まあ、エドガー・アラン・ポー
とある小説のラストを大がかりに見せる……ってとこかな。
この映画、どこまでが事実かは知らないけど、
『シャイニング』の斧から、
日本の『耳なし芳一』を思わせる全身文字だらけまで、
さまざまな恐怖イメージが出てくる。
おなじみシャワールームもあれば
死者の写真といったものまで…。
あ~、なんだか、これ以上喋りたくなくなった。
夜も遅いし…」

----怖いんだ(笑)。
「はい。苦手です。
でも、エクトプラズムの映像には驚いたね。
これまでのイメージだと、白いもやっとした感じ。
ところが、これは黄金色で
金属的でさえある。
ここは、あまり怖くなかったかな」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「えいは、早く切り上げたがっているのニャ」もう寝る


※苦手は苦手だ度

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『息もできない』

2010-01-09 19:20:39 | 新作映画
(英題:Breathless)



----あらら、スゴく興奮しているようだけど…。
「いやあ、まいったまいった。
とんでもない映画に出会った。
恐るべし、韓国。
こんな才能がまだ隠れていたとは…」

----と言っても、この作品、東京フィルメックスでは
映画祭初の最優秀作品賞と観客賞をW受賞。
ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード(グランプリ)ほか
国際映画祭・映画賞で25もの賞を受賞しているらしいよ。
知らなかったのは、えいだけ…ニャのかも。
「そうだったか…(汗)。
じゃあ、あまり詳しく喋らなくてもいいかな。
なにも知らずに臨んだ方が、
その衝撃も大きくなるし…」

----あらら。そうは言っても、
ここを読んでいるのは、映画通の人ばかりじゃないし。
少しでも多くの人に観てもらうには、なんらかの手がかりがなくちゃ…。
そんなにいい映画だったら、とくに。
「それはそうだね。
じゃあ、簡単に…。
主人公は情け容赦ない借金取りのサンフン(ヤン・イクチュン)。
母親と妹の死の原因を作った父親に対して強い憎しみを抱き、
その苛立ちをぶつけるかのように周囲に暴力的にふるまっている。
ある日、サンフンは女子高生ヨニ(キム・コッピ)と知り合う。
ヨニもまた強権的な父親や粗暴な弟との間で問題を抱えていた…。
と、これは、その東京フィルメックス公式カタログに書かれていた
ストーリーの冒頭部分」

----へぇ~っ。よくある話っぽいけど…。
おそらく、そのふたりの心が惹かれあっていくんでしょ?
韓流タイプのロマンスものなのでは?
「それは大いなる勘違い。
実を言うと、冒頭から暴力シーンが激しく、
人によってはそこで嫌悪感を抱いてしまう可能性も…。
しかも、韓国映画でよく見受けられるゲロを吐くシーンに代わって、
ここでは唾を吐くシーンが何度も出てくる。
サンファとヨニの出会いも、
サンファが吐いた唾がヨニの制服のネクタイを汚したことから。
この時点で、
果たしてこの映画、
生理的に受け入れられるのかという危惧を抱いたんだけどね。
ところが、唾を吐かれたヨニが、
強面のサンファに対してひるむことなく、立ち向かっていく。
このヒロインの思わぬ行動によって、
先を先を観たくなる衝動に駆られるんだ」

----サンファって、
やくざっぽいんでしょ?
そんなことされたら、
普通の女子高生は怒る前にビビりそう。
「そう。
しかし彼女は威圧的態度や暴力には絶対に屈しない。
そこで観る側は考える。
このヨニって子は、なんて気が強いんだ。
そうやって観る者を惹きつけながら、
やがて、映画は、
その気の強さの裏にあるものを描きだしていく」

----ニャるほど。
確かに彼女の生活ぶりを覗いてみたくなるよね。
「そして同時に、
観客は、彼女の過去に何があったかを知りたくもなる。
この語り口の巧さったら、もう、舌を巻くしかない。
監督はヤン・イクチュン
主人公のサンファ自身を演じている
『すべてを吐き出さなければ、この先、生きていけない』という切実な思いから脚本を書き始め、
家を売り払うなどの多くの困難を乗り越えて完成させたのだとか。
そこにあるのは、韓国の歴史的な背景。
国が自分たちの父親や母親の世代の心に傷を負わせてきたと、
そう、ヤン・イクチュンは言う。
映画の中にも、
『人を殴るやつは、自分は殴られないと思っている。韓国の父親は最低だ』という強烈なセリフが…」

----mmmm。
「この監督のインタビューの中にも名セリフはいっぱい。
『人はどれほどどん底にいても、
幸せの記憶がなければ生きていけない』。
暴力に次ぐ暴力で、疲れるし、辟易しそうになりながらも、
最後まで観客を引っ張っていくのは、
『人生は一度きりのものだから、
できることなら幸せを望んだ方がいい』という、
監督の基本となる考えが奥にあるから。
とにかく、ここまで暴力的でありながら、
なおかつ泣ける映画というのは久しぶり。
なかでもクライマックス、
ふたりの傷ついた心がむき出しとなり漢江の夜風にさらされるシーンは
映画ならではの官能

映画史に残る名場面として、
いつまでも語り継がれること間違いないと思うよ。
ただ、甘い追憶さえも許さないラストは、
あまりにも辛すぎるけどね」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「『二人でいるときだけ泣けた』がすべてを表しているらしいのニャ」身を乗り出す

※まさに“息もできない”度

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『交渉人 THE MOVIE 高度10,000mの頭脳戦』

2010-01-07 21:06:08 | 新作映画
※ちょっと喋りすぎたかも。
鑑賞ご予定の方は、ご覧になってからお読みいただくことをお勧めします。



----これって、テレビドラマの劇場版だよね。
ということは、ある程度ヒットするのは間違いなし?
「そうだね。
でも、今回改めて思ったけど、
こういう形で作られる映画は、
やはりテレビでのファンのためのものだね。
映画で初めてこの世界に触れたぼくでも、
まあ、ついていけないこともないけど、
テレビでの中ですでにできあがっている人間関係や、
その世界観を知ると知らないとでは
楽しみ方が大きく変わってくる」

----でも、お話は単純なんでしょ?
米倉涼子演じる“交渉人”玲子が犯人を説得して、
無事、事件を収める。
アメリカ映画には『ネゴシエーター』とか『交渉人』とか
があったよね。
「うん。ブルース・ウィリスの『ホステージ』も、
冒頭、敏腕交渉人の彼が交渉に失敗して、
第一線を退くところから物語がスタート。
この交渉人という職業、
日本では『交渉人 真下正義』で有名になったし、
まあ、遅かれ早かれ出てくる題材ではあったね」

----でも、噂に聞いた話だと、
今度の舞台は飛行機の中とか…。
いつもとは交渉の勝手が違ってくる。
「うん。そうだね。
じゃあ、簡単にストーリーを。
現金輸送車から2億6000万円を強奪する事件が発生。
逃走した犯人グループはショッピングモールで人質50名をとり、
そのまま立てこもる暴挙に出た。
ところが、警視庁捜査一課特殊犯捜査係(通称SIT)の
宇佐木玲子が犯人との交渉に入った矢先、ショッピングモールが爆発。
パニックで人質たちが一斉に逃げだす中、
犯人一味はその混乱にまぎれて逃走。
ところが、主犯の御堂啓一郎(津川雅彦)だけは逃げることなく、
現金もそのまま手つかずで現場に残される。
それから数週間後、
久々の休暇を取った玲子は、
不審な青年・木元祐介(林遣都)を目撃。
彼は、あのショッピングモールで人質となっていた男の一人。
胸騒ぎを感じて彼の乗り込んだ便に咄嗟にもぐりこむ玲子。
その予感は的中し、機はハイジャック犯に占拠されてしまう!」

----ふむ。そういうことか…。
「さて。そこから物語は
二転三転。
途中、だれもがあっと言うこと間違いなしの瞬間を経て、
思いもよらない方向に転がっていく。
この機内に、冒頭の人質事件で姿を見せた犯人のひとり
中川伸也(反町隆史)が潜んでいること、
さらに別の男が紛れ込んでいることなどまでは予測がつくにしろ、
彼らの真の目的が意外なところにあること、
また、ほんとうの黒幕がこれまた意外と、
意外づくめではあったね」

----じゃあ。オモシロいってことじゃニャい?
「それが微妙なところ。
たとえば、会話の間とかが、
どうもしっくりこない。
特に、墨田耕平。
名優笹野高史にしては、
そのセリフ回し、演技がなんとなくぎこちない。
でも、こういうのも、おそらくテレビを観ている人にとっては、
不自然には見えないんだろうな。
あとで調べてみたら、この墨田という役柄、
『妻がいるにもかかわらず、愛人を作り、錦糸町にまで遊びに出かけていた。』
とある(ウィキペディアより)。
つまり、これまでぼくなんかが笹野高史に抱いていたイメージとは、
鼻から違うわけだ。
まあ、そういうところはこの映画のいたるところに見られて、
おそらくテレビのファンからすれば
『すべて納得』というところは多いんだろうな」

----たとえば?
「死刑囚・真里谷恭介(城田優)の予言や
新聞記者・工藤幹夫( 伊武雅刀)の行動。
墨田が工藤に語るセリフに『あんたは、その事件を追っていたのか…』なんて、
テレビでの謎(?)を受け継いだようなものまでもある。
玲子の妹・澪(林丹丹)や友人・三村留美子(安めぐみ)にしても、
なぜ、こんな緊迫したところにフリーパスで入れるの?
と思ったりもしたけど、
これもオールスターを出すためには
必要だったんだろうなも…」

----あらら、いつの間にかキャラの話にばかりなっているよ。
「まあ、お話としては、
『ジャガーノート』に始まる、
爆弾のコードのどれを切るかのサスペンス、
そして『エグゼクティブ・デシジョン』にも出てきた、
乗客が乗っている飛行機を撃墜するか否か?
が、ひとつのポイントとなってくる」

----えっ?乗客を見殺しにするってこと…。
「うん。日本はかつて
クアラルンプール事件(1975)とダッカ日航機ハイジャック事件(1977)で
犯人グループの要求に応じ、獄中の囚人を釈放した過去があるんだ。
ダッカの事件では、
当時の福田赳夫首相が『人命は地球より重い』とのセリフを残している」

----いい言葉じゃニャい。
「ところが、結果的に
それは外国にテロリストを放り出したということで、
海外からは、猛烈な批判も浴びたんだ。
今回は、そのふたつの思想のせめぎ合いを描くかに見え……
がポイントかな。
この微妙な問題に深入りしないように、
映画はそれこそ、
当時者たちの知らないところで起こっている動きへと転がっていく。
木元祐介がこの犯罪に参加したのは、
真面目に働く者が幸せになれない世の中を変えるという御堂啓一郎に惹かれて。
だが、実際は、その御堂は?
いや、御堂でさえも知らない大きな動きがあった…
あっ、これ以上は言わない方がいいだろうな。
ただ、ここにはいつの時代にも存在する、
理念の表面的な美しさに騙される若者の愚かしさ、
と言っては言いすぎか…。
いわゆる悲劇が描かれている」

----ニャるほど。
今回の玲子は
その若者を説得するわけだニャ。
でも、アクションもふんだんだとか…。
「そうだね。
ワイヤーアクションも話題になった。
ただ、彼女はワイヤーアクションは
『GUN CRAZY Episode1:復讐の荒野』ですでに経験していたような…?
あれっ、それは『Episode2:裏切りの挽歌』の法の菊川怜だけだったかな?
さて、いずれにしろ玲子は最後の最後、
どう考えてもありえない超人的な活躍をする。
これは、明らかにやりすぎ。
少ししらけたね。
しかも、最後の機内からの負傷者救出も緊迫感と言うか
リアリティに乏しい。
と、まともに語り出すと、問題続出だけど、
でも、普通に観たら、オモシロい。
こういう映画は、ほんと喋るの難しいな」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「でも、難しいこと言わなきゃオモシロそうだニャ」身を乗り出す

※時間の長さは感じない度

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『50歳の恋愛白書』

2010-01-05 17:57:10 | 新作映画
(原題:The Private Lives of Pippa Lee)

----「大人たちよ、間違った恋をしよう」って、
プレスに書いてあるけど、
これって、50歳のオトナたちのコイバナ?
「コイバナとは、これまた、懐かしい言葉使うね。
でも、確かにそれはそうだね。
キャッチコピー は
“人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。”
なかなか、そんな余裕がないのがいまの日本だけど、
この映画の監督は、
あの戯曲家アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラー
時代を超えた普遍的な女性の生き方を模索しているって感じかな」

----どういうお話ニャの?
「ストーリーについては、
日本版予告編がよくまとめてあるけど、
一言で言えば、
年上のベストセラー作家と結婚して30年。
“完璧な妻”を演じてきたピッパ・リー。
だが、浮気な夫や、どうしようもない親友、
そして反抗的な妻に取り囲まれた日常は退屈で息苦しい。
そんな中、15歳年下のクリスと出逢ったことで、
ピッパ・リーは変わっていく自分を感じる」

----あらら。若い男とのセカンド・ラブ。
最近もそういうの、あったよね。
『理想の彼氏』だっけ?
「そうだね。
ただ、この映画の場合、
ヒロインが10代のころにドラッグに手を出すなど、
荒れた生活をしていたこと、
また彼女の育った環境が恵まれていなかったことなど、
“現在”が過去の苦難を乗り越えた上にあること、
そして今は平穏だけどもトラウマが抜け切れていないことなどを
フラッシュバックというか回想で見せる。
そのため、あの映画よりも奥行きが生まれている(と思う)」

----ニャるほど、その主人公ピッパ・リーを演じているのは
ロビン・ライト・ペンだっけ?
これまた渋いニャあ。
「そうなんだ。不思議なことに、
プレスの解説ページには彼女の名前が一切ない。
で、ピッパ・リーを取り巻く役ばかりにスポットが当ててある。
夫役のアラン・アーキン
年下のクリスにキアヌ・リーヴス
あと、ジュリアン・ムーアウィノナ・ライダー
マリア・べロモニカ・ベルッチと、
そうそうたる顔ぶれが並んでいる。
あっ、若き日のピッパにはテレビドラマ『ゴシップガール』の
ブレイク・ライヴリー
と言われても、ピンとこなかったけど、
彼女は『旅するジーンズと16歳の夏』
『旅するジーンズと19歳の旅立ち』でブリジット・“ビー”・ヴリーランドを演じていた子」

----ニャるほど。確かに、これじゃ
申しわけないけどロビン・ライト・ペンは
見劣りしちゃうよね。
でも、キアヌトとウィノナって共演すること多いね。
『ドラキュラ』『スキャナー・ダークリー』か。
でも、ぼくは50歳の女性の恋ということで
ダイアン・キートン&ジャック・ニコルソン『恋愛適齢期』を思い出したな」

----でも、聞いていると
あまり見どころがないような…。
「う~ん、確かに。
それほど目新しい話でもないし。
それでも、ぼくとしては
これだけの大スターが、
それぞれどんな役を演じているか、
それを想像しながら楽しむというのがこの映画にあっている、
そんな気がしたな」



         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「人間のオトナはよく悩むらしいのニャ」ご不満

※よく、これだけ集まった度

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『食堂かたつむり』

2010-01-03 13:12:49 | 新作映画
----お正月って、同じものばかり食べていて、
あきてこニャい?
まあ、フォーンは、いつも同じものだけどね。
「うん。だからというわけじゃないけど、
きょう、選んだのが、この料理の映画」

----『食堂かたつむり』
それって、エスカルゴを出すお店?
「ピンポン!
な、わけないだろう。
これはね、小川糸という人のベストセラーを映画化したもの。
“食堂かたつむり”というのは、ヒロインの倫子(柴咲コウ)が
田舎に戻って開いたお店。
かたつむりのように、歩みはのろいけど、ゆっくりじっくりと、
お客さまにおいしさを届けるというような意味合いで
このネーミングは付けられているんだ」

----田舎に戻って?
ということは、舞台は都会じゃないんだね。
「うん。ストーリーを説明するとこうなる。
失恋のショックで声を失った倫子は、
子供のころからなじめなかった自由奔放な母(余貴美子)が暮らす田舎へ戻り、
小さな食堂を始める。
お客さまは一日ひと組だけ。
決まったメニューはなく、
お客さまと事前のやり取りの中から、
イメージを膨らませて作る。
その料理は、食べた人の人生に小さな奇跡を起こし、
いつしか『食堂かたつむり』で食事をすると
願いがかなうという噂が広まっていく」

----えっ。一日ひと組じゃ、やっていけないんじゃないの?
「うん。現実的に考えるとそうだね。
この映画は、ある意味、ファンタジーとも言える。
映画もそれを意識した作りとなっていて、
倫子が家を出て戻ってくるまでの生い立ちが、
写真を使ったミュージカル・アニメーションになっている。
倫子の住む田舎にある、おっぱい山も、
CGで合成して作ってあるし…」

----へぇ~っ。楽しそうだね。
監督は誰ニャの?
『ウール100%』富永まい
プロデューサーたちはジャン=ピエール・ジュネ『デリカテッセン』『アメリ』
あるいはティム・バートン『ビッグ・フィッシュ』のような世界観をイメージして、
結果、彼女を指名したらしい。
これは原作にもあるのかどうか、
母親は“スナックアムール”というのを経営していて、
豚のエルメス(!)と一緒に寝起き。
ちょっと世間離れした魔女のような雰囲気を醸し出している。
そのアムールにやってくる男たちもかなり個性的。
酒を飲むから運転はダメと、馬でやってきたりね。
少し『遠くの空に消えた』を思い出した」

----あれっ。その映画って、あまり肌に合わなかったのでは?
いままでの話だと、この映画、かなり気に入っているように見えたけど…。
「あららら。
一本の映画が
何から何まで自分の好みと一緒というわけにはいかないよ。
この映画は、監督が言うように
『料理を作ることは祈ること』が基本となっている。
そのため、“かたつむり” のキッチン空間も、
祈りの空間としてとらえられ、光など、細かいところに気を配って
セット設営されている。
この一種、宗教的な感覚と
スナックアムールの性欲がにじみ出た空間の生臭さが、
ぼくには少し合わない気がしたんだね。
まあ、“かたつむり”の清廉さを際立たせるための手法かもしれないけど…」

----えいも、お店(コトリ花店)やっているから、
そういうこと気になるのかニャ。
「それはあるだろうね。
“かたつむり”の中の空気感とか、
一人ひとりとお打ち合わせしてというのも、
その姿勢がとても共感できた。
そうそう、花といえば、今回の装花はだれがやっているんだろう。
ウェディング・シーンが秀逸。
ヘッドドレスって、普通は白一色が多いんだけど、
その中に、黄色をアクセントとして使っていた。
これはけっこう気に入ったね。
うちでも、次のウェディングに取り入れるように話してみようかな」



         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「丁寧に、祈るように作られた料理らしいのニャ」ぼくも観たい

※シアワセを呼ぶ料理だ度

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