----ヘッドハンティングという言葉はよく聞くけど、
これってそれに関係あることなの?
「うん。能力ある人材を高収入の条件で引き抜く人のことだ。
もっとも原題は『PURSUED』、つきまとわれる。
この日米ふたつのタイトルで、もう内容まで想像ついちゃうよね。
主人公はヘッドハンターのビンセントに狙われたベン。
彼は破格の高収入を呈示されるが、
社長のフランクリンへの恩義もあり話を断る。
ところがビンセントは、目的のためなら殺人も辞さぬ男。
あらゆる罠を張り、ベンを追いつめていく…という話だ」
---一種のストーカーというわけだね。
「うん。ビンセントは精神安定のため薬を飲んでいて、
それがキレると感情の昂りが抑えられなくなる。
少しサイコ的なエッセンスを加えてあるところがミソだ。
とは言え、罠の張り方はきわめてオーソドックス。
まず、周囲から固めていく。
偽の情報をターゲットの周囲に流したり、
買収した人物をターゲットの元に送り込んだり、
はたまた、家族にやさしく近づいて自分に好意を持たせたり。
それでも、クリスチャン・スレイターの好演もあって
最後まで飽きずに観られたよ」
----クリスチャン・スレイターが出ているんだ?
「そう。しかも悪役ヘッドハンターとしてね。
彼は、最初は狙われる方、ベンのオファーを受けたにも拘らず、
脚本を読んでいくうちにヘッドハンター役に魅力を感じて、
直接プロデューサーに役柄の変更を熱望したらしい」
----彼の悪役は珍しいよね。どうだった?
「かつての美男俳優の面影が全くなくなっていたのにびっくり。
ハーヴェイ・カイテルをさらにチンピラっぽくした感じだった。
今後、この路線で行けるんじゃないかな?」
----そう言えば、監督のクリストファー・タボリって
ドン・シーゲルの息子なんだって?
「そう、それもあってアクション映画かなと予想していたんだけど、
意外なことにこちらは抑え気味。
むしろ、心理戦に中心を置いた描き方になっていた」
----それは嬉しかったんじゃニャい?
最近のアクションは、ただ見せるだけ。
派手な打ち合いとカーチェイスと爆発のオンパレード…って
ぼやいていたし。
「うん。ただ、盗聴などの仕掛けは
『カンバセーション…盗聴』『エネミー・オブ・アメリカ』で
やったことの二番煎じの感は否めない」
----そう言えば、狙われる方のベンに扮する役者は誰なの?
「テレビ『アリーmy Love』でアリーの恋人役を演じたギル・ベロース。
社長のフランクリンにマイケル・クラーク・ダンカン。
で、ベンの妻がエステラ・ウォーレン。
モデル上がりの美貌で話題になった彼女を久しぶりに観られるだけでも
ファンにとってはたまらないかもね」
(byえいwithフォーン)
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これってそれに関係あることなの?
「うん。能力ある人材を高収入の条件で引き抜く人のことだ。
もっとも原題は『PURSUED』、つきまとわれる。
この日米ふたつのタイトルで、もう内容まで想像ついちゃうよね。
主人公はヘッドハンターのビンセントに狙われたベン。
彼は破格の高収入を呈示されるが、
社長のフランクリンへの恩義もあり話を断る。
ところがビンセントは、目的のためなら殺人も辞さぬ男。
あらゆる罠を張り、ベンを追いつめていく…という話だ」
---一種のストーカーというわけだね。
「うん。ビンセントは精神安定のため薬を飲んでいて、
それがキレると感情の昂りが抑えられなくなる。
少しサイコ的なエッセンスを加えてあるところがミソだ。
とは言え、罠の張り方はきわめてオーソドックス。
まず、周囲から固めていく。
偽の情報をターゲットの周囲に流したり、
買収した人物をターゲットの元に送り込んだり、
はたまた、家族にやさしく近づいて自分に好意を持たせたり。
それでも、クリスチャン・スレイターの好演もあって
最後まで飽きずに観られたよ」
----クリスチャン・スレイターが出ているんだ?
「そう。しかも悪役ヘッドハンターとしてね。
彼は、最初は狙われる方、ベンのオファーを受けたにも拘らず、
脚本を読んでいくうちにヘッドハンター役に魅力を感じて、
直接プロデューサーに役柄の変更を熱望したらしい」
----彼の悪役は珍しいよね。どうだった?
「かつての美男俳優の面影が全くなくなっていたのにびっくり。
ハーヴェイ・カイテルをさらにチンピラっぽくした感じだった。
今後、この路線で行けるんじゃないかな?」
----そう言えば、監督のクリストファー・タボリって
ドン・シーゲルの息子なんだって?
「そう、それもあってアクション映画かなと予想していたんだけど、
意外なことにこちらは抑え気味。
むしろ、心理戦に中心を置いた描き方になっていた」
----それは嬉しかったんじゃニャい?
最近のアクションは、ただ見せるだけ。
派手な打ち合いとカーチェイスと爆発のオンパレード…って
ぼやいていたし。
「うん。ただ、盗聴などの仕掛けは
『カンバセーション…盗聴』『エネミー・オブ・アメリカ』で
やったことの二番煎じの感は否めない」
----そう言えば、狙われる方のベンに扮する役者は誰なの?
「テレビ『アリーmy Love』でアリーの恋人役を演じたギル・ベロース。
社長のフランクリンにマイケル・クラーク・ダンカン。
で、ベンの妻がエステラ・ウォーレン。
モデル上がりの美貌で話題になった彼女を久しぶりに観られるだけでも
ファンにとってはたまらないかもね」
(byえいwithフォーン)
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