(原題:New York, I Love You)
----この映画は、ニューヨークをモチーフに描くオムニバス。
日本からは岩井俊二が参加。
ナタリー・ポートマンが監督したというのも話題だよね。
「いや、正確にはオムニバスではないんだ。
古くはロバート・アルトマン、
最近ではポール・ハギスが得意とする
群像劇にそのスタイルは近い。
“視覚的にニューヨークと特定できる場所”を背景に
“広い意味での愛の出会い”描いたアンサンブル・ムービー。
そして、この企画に参加した監督たちにルールとして課せられたのが
ストーリーの終わりや始まりに“徐々に暗転を用いない”こと」
----でも、そんなにスムーズにいくものニャの?
「そう。実はぼくも何も知らないで観たものだから、
プレスを読むまではどうしても分からないことがひとつあった。
それは、10に及ぶエピソードとエピソードの間に、
他のエピソードの登場人物が顔を覗かせていること」
----確かに、それは不思議だ。
そこはどうなってんだろう?
「なんと、この10のエピソードを繋ぐ11番目の監督がいたんだね。
その担当は、タイトルデザイン界で活躍を続けてきた
ランディ・バルスマイヤー 。
ついでに他の監督も紹介すると
チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、シェカール・カプール、
ファティ・アキン、イヴァン・アタル、ブレット・ラトナー、
ジョシュア・マーストン。
俳優の方も超豪華で
ヘイデン・クリステンセン、アンディ・ガルシア、オーランド・ブルーム、
クリスティーナ・リッチ、マギー・Q、イーサン・ホーク、
アントン・イェルチン、ジェームズ・カーン、
スー・チー、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、
さらにはイーライ・ウォラック、クロリス・リーチマンなどという
嬉しい顔合わせもある」
----それじゃあ、とても全部のエピソードは語り切れないよね。
「うん。エピソードよりも、
それぞれの監督の作風を楽しんだ方がいいかも。
でも、ひとつだけ変わったエピソードがあるので、
それだけは話しちゃおうかな。
それはジュリー・クリスティと
シャイア・ラブーフという、
ふたつの映画史が出会ったような作品。
舞台はアッパー・イースト・サイドにあるホテルの一室。
元オペラ歌手と足の悪いホテルマンの会話で進むんだけど、
これがとても幻想的というか、思いもよらない結末を迎える。
そして、その止めに登場するのがジョン・ハート。
なんでもこれは故アンソニー・ミンゲラが脚本を書き、
病に倒れた後、シェカール・カプールに監督を依頼したのだとか。
それもあって、本作『アイ・ラブ・ニューヨーク』は
アンソニー・ミンゲラに捧げられている」
----そうだったんだ。
そういえば、アレッと思ったシーンがあったとか?
「うん。アニメーション映画の音楽に取り組んでいる作曲家デイヴィッド(オーランド・ブルーム)が主人公のエピソード。
彼の部屋には、マンガの『DEATH NOTE』のポスターが…。
へぇ~っ。このマンガって本当に外国でも有名なんだって思ったら…」
---分かった。それが岩井俊二監督のエピソードだ。
ということは、彼の映画にオーランド・ブルームと
クリスティーナ・リッチ。
これは、興味惹かれるニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ニューヨークの猫たちは今の時期、寒そうだニャ」
※ニューヨークもいろいろ。次は上海だ度
お花屋さんもよろしく。
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----この映画は、ニューヨークをモチーフに描くオムニバス。
日本からは岩井俊二が参加。
ナタリー・ポートマンが監督したというのも話題だよね。
「いや、正確にはオムニバスではないんだ。
古くはロバート・アルトマン、
最近ではポール・ハギスが得意とする
群像劇にそのスタイルは近い。
“視覚的にニューヨークと特定できる場所”を背景に
“広い意味での愛の出会い”描いたアンサンブル・ムービー。
そして、この企画に参加した監督たちにルールとして課せられたのが
ストーリーの終わりや始まりに“徐々に暗転を用いない”こと」
----でも、そんなにスムーズにいくものニャの?
「そう。実はぼくも何も知らないで観たものだから、
プレスを読むまではどうしても分からないことがひとつあった。
それは、10に及ぶエピソードとエピソードの間に、
他のエピソードの登場人物が顔を覗かせていること」
----確かに、それは不思議だ。
そこはどうなってんだろう?
「なんと、この10のエピソードを繋ぐ11番目の監督がいたんだね。
その担当は、タイトルデザイン界で活躍を続けてきた
ランディ・バルスマイヤー 。
ついでに他の監督も紹介すると
チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、シェカール・カプール、
ファティ・アキン、イヴァン・アタル、ブレット・ラトナー、
ジョシュア・マーストン。
俳優の方も超豪華で
ヘイデン・クリステンセン、アンディ・ガルシア、オーランド・ブルーム、
クリスティーナ・リッチ、マギー・Q、イーサン・ホーク、
アントン・イェルチン、ジェームズ・カーン、
スー・チー、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、
さらにはイーライ・ウォラック、クロリス・リーチマンなどという
嬉しい顔合わせもある」
----それじゃあ、とても全部のエピソードは語り切れないよね。
「うん。エピソードよりも、
それぞれの監督の作風を楽しんだ方がいいかも。
でも、ひとつだけ変わったエピソードがあるので、
それだけは話しちゃおうかな。
それはジュリー・クリスティと
シャイア・ラブーフという、
ふたつの映画史が出会ったような作品。
舞台はアッパー・イースト・サイドにあるホテルの一室。
元オペラ歌手と足の悪いホテルマンの会話で進むんだけど、
これがとても幻想的というか、思いもよらない結末を迎える。
そして、その止めに登場するのがジョン・ハート。
なんでもこれは故アンソニー・ミンゲラが脚本を書き、
病に倒れた後、シェカール・カプールに監督を依頼したのだとか。
それもあって、本作『アイ・ラブ・ニューヨーク』は
アンソニー・ミンゲラに捧げられている」
----そうだったんだ。
そういえば、アレッと思ったシーンがあったとか?
「うん。アニメーション映画の音楽に取り組んでいる作曲家デイヴィッド(オーランド・ブルーム)が主人公のエピソード。
彼の部屋には、マンガの『DEATH NOTE』のポスターが…。
へぇ~っ。このマンガって本当に外国でも有名なんだって思ったら…」
---分かった。それが岩井俊二監督のエピソードだ。
ということは、彼の映画にオーランド・ブルームと
クリスティーナ・リッチ。
これは、興味惹かれるニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ニューヨークの猫たちは今の時期、寒そうだニャ」
※ニューヨークもいろいろ。次は上海だ度
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