(原題:Up in the Air)
-----これなんという曲?
いいニャあ。
(※注:いまアメリカ・オフィシャル)を開いています)。
「アカデミー賞主要5部門6ノミネートの話題作
『マイレージ、マイライフ』の主題歌『Help Your Self』。
もそうだったけど、アイバン・ライトマン監督は
ほんとうに選曲が素敵だ」
----あ~あ。いま話題になっているあの映画ね。
リストラ宣告人が主人公なんでしょ。
彼の目標が1000万マイル貯めることとか。
えいも、マイレージ貯めてこの前、帰省してたし。
気持ちよく分かるんじゃニャいの?
あれっでも5部門6ノミネートってどういうこと?
「あらら。質問がいっぱい。
まずノミネートについてから話すかな。
これは助演女優賞が2人。
ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリック。
ヴェラが演じるのは、
主人公ライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)と似た境遇のキャリアウーマン、アレックス。
アナの方は、会社から期待された女性新入社員ナタリー。
彼女はネット上で戒告通告を行い、
出張を廃止するという合理化案を提案するんだ」
----あらら。それじゃあライアンの楽しみがなくなっちゃう。
「楽しみというより存在価値だね。
彼には家族も含めて家と呼べるものがない。
いわば、飛行機の中が彼の家。
いつもスーツケースだけで飛び回っていて、
求められれば講演もする。
その時いつも手にするのがバックパック。
『バックパックに入らない人生の荷物は
一切背負わない』というのが彼の哲学。
この存在価値を揺るがす大事件にぶち当たり、
彼はナタリーを連れて実際の仕事は何かを研修させる。
ところがその過程で、彼はさまざまなできごとに直面する・・・というもの」
----ニャるほど。そrは女優対決の方も楽しそうだね。
「うん。実はこのアレックスについては
あまり深く言及できないけど、
なるほどという設定。
ある一人の女性が作りあげている
“もう一人の自分”。
ヴェラ・ファーミガの演技が素晴らしいことは、
その裏の顔が分かった瞬間、だれもが納得すると思うよ。
同じように、ナタリーの方も
ドライなように見えて実は…という設定。
この女性像も現代的でリアル。
『JUNO/ジュノ』に続いてまたまたライトマン監督は、
現代の若い女性の断面を切り取ったね」
----ジョージ・クルーニーは?
またまた主演男優賞にノミネートのようだけど…。
「これが、
(ここもネタバレチックだけど…)、
アレックスとの最後の電話で、きつい言葉を聴いているときの顔が実にいい。
ぼくはこの映画を観ていて、一連のアメリカン・ニュー・シネマを思い出したね。
ほんとうに必要なものを見つけたときには、
周囲は実はとっくにそのことに気づいていて、
彼が<人生の真実>と思っていたものと実は遊んでいただけ。
そう、自分だけが置いてきぼりにされてしまっている。
その空虚感、寂しさ。
ちょっとたまらない映画ではあったね」
(byえいwithフォーン)
「遊びの時間は終わっていたということだニャ」
※なんとも悲しくなる映画だった度
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お花屋さんもよろしく。
噂のtwitterを始めてみました。
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いいニャあ。
(※注:いまアメリカ・オフィシャル)を開いています)。
「アカデミー賞主要5部門6ノミネートの話題作
『マイレージ、マイライフ』の主題歌『Help Your Self』。
もそうだったけど、アイバン・ライトマン監督は
ほんとうに選曲が素敵だ」
----あ~あ。いま話題になっているあの映画ね。
リストラ宣告人が主人公なんでしょ。
彼の目標が1000万マイル貯めることとか。
えいも、マイレージ貯めてこの前、帰省してたし。
気持ちよく分かるんじゃニャいの?
あれっでも5部門6ノミネートってどういうこと?
「あらら。質問がいっぱい。
まずノミネートについてから話すかな。
これは助演女優賞が2人。
ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリック。
ヴェラが演じるのは、
主人公ライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)と似た境遇のキャリアウーマン、アレックス。
アナの方は、会社から期待された女性新入社員ナタリー。
彼女はネット上で戒告通告を行い、
出張を廃止するという合理化案を提案するんだ」
----あらら。それじゃあライアンの楽しみがなくなっちゃう。
「楽しみというより存在価値だね。
彼には家族も含めて家と呼べるものがない。
いわば、飛行機の中が彼の家。
いつもスーツケースだけで飛び回っていて、
求められれば講演もする。
その時いつも手にするのがバックパック。
『バックパックに入らない人生の荷物は
一切背負わない』というのが彼の哲学。
この存在価値を揺るがす大事件にぶち当たり、
彼はナタリーを連れて実際の仕事は何かを研修させる。
ところがその過程で、彼はさまざまなできごとに直面する・・・というもの」
----ニャるほど。そrは女優対決の方も楽しそうだね。
「うん。実はこのアレックスについては
あまり深く言及できないけど、
なるほどという設定。
ある一人の女性が作りあげている
“もう一人の自分”。
ヴェラ・ファーミガの演技が素晴らしいことは、
その裏の顔が分かった瞬間、だれもが納得すると思うよ。
同じように、ナタリーの方も
ドライなように見えて実は…という設定。
この女性像も現代的でリアル。
『JUNO/ジュノ』に続いてまたまたライトマン監督は、
現代の若い女性の断面を切り取ったね」
----ジョージ・クルーニーは?
またまた主演男優賞にノミネートのようだけど…。
「これが、
(ここもネタバレチックだけど…)、
アレックスとの最後の電話で、きつい言葉を聴いているときの顔が実にいい。
ぼくはこの映画を観ていて、一連のアメリカン・ニュー・シネマを思い出したね。
ほんとうに必要なものを見つけたときには、
周囲は実はとっくにそのことに気づいていて、
彼が<人生の真実>と思っていたものと実は遊んでいただけ。
そう、自分だけが置いてきぼりにされてしまっている。
その空虚感、寂しさ。
ちょっとたまらない映画ではあったね」
(byえいwithフォーン)
「遊びの時間は終わっていたということだニャ」
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