ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

アサリの焼そばのレシピ。(byえい)

2004-07-31 18:38:32 | クッキング・レシピ
今日、アニキは本当はクッキングのサイトを作る予定だったらしい。
タイトルも映画からとって
『料理長(シェフ)殿、ご用心』
ところがうまくいかずイライラ。
3回も書き込んだのに失敗。ログインできなかったのだ。
それじゃ、あんまりというので、
ここに書き込むことになったらしいのだにゃ。


「アサリの焼そば」(2人前)

※材料

アサリ(殻付き)400グラム、万能ネギ2分の1束、
焼そば2玉、酒大さじ1、黒酢、胡椒、
オリーブ油(または胡麻油)。

※作り方(以下、ていねい語)

○アサリの砂をはかせます。
 十分に水洗いしてざるなどにあけ、水分を切ります。
 万能ネギは長さ3センチに切ります。
○いためる鍋を火にかけ、
 オリーブ油または胡麻油大さじ1を熱します。
 焼そばを入れて中火のままで、
 時々はしでほぐしながら、麺を焼きます。
 からからに見えるくらい水分を十分に飛ばし、
 表面に焦げ目がつくまで、
 少なくとも5~6分は気長に焼きます。
○同じ鍋にオリーブ油、または胡麻油大さじ1を入れて
 強火で熱します。
 アサリをいため、酒を入れたらふたをし、1~2分加熱。
 アサリの口が開いたら醤油(大さじ1)、黒酢(小さじ1)、
 コショウ(小さじ3分の1)で調味。
○麺を戻してからめ、アサリから出た水分を十分に吸わせます。
 万能ネギを加えて全体をざっくり混ぜて盛りつけます。

※とにかく麺をからからになるまで気長に焼きます。
 つまり、そのことでアサリから出たうまみエキスを
 たっぷり吸い込ませることができるのです。


やれやれ。写真はダヤン・キッチンタイマーを
不思議そうに見ているフォーン。

「ニワトリはハダシだ」(byフォーン&えい)

2004-07-30 23:53:42 | 映画
「ニワトリはハダシだ」。

そんなのあたりまえじゃないかって言ったら、
アニキは「そうなんだよ。そこにこの映画の意味があるんだ」なんて言ってた。
この映画の監督・森崎東という人は、
最近では珍しい(これもアニキの言葉)根っからの反体制の人らしい。
.....って、この意味もよく分からないんだけど。
で、このタイトルは
「あたりまえのことが、あたりまえでなくなってきた世の中への違和感」
も含めているんだとか。
いや、今日のアニキの話は、ボク、フォーンにはチンプンカンプン。
というわけで、はい、ここからアニキね。

「そんな森崎監督だけあって、
日本ではタブーとされてきたさまざまなテーマが盛り込まれている。
お話は重度の知的障害を抱えた少年が、
検事の収賄事件の証拠となる自動車の型やナンバー、さらには裏帳簿の数字まで丸暗記。
そのために命が狙われると言うもの。
で、そこに在日朝鮮人の話や汚水公害まで絡んでくる。
けっこうオモシロくなりそうなんだけど。
話を詰め込み過ぎた上に、寓話的に描いたため、
権力に少年の命が狙われるという怖さや緊迫感が失せた気がするな。」


う~ん、明日は休みだし、映画じゃない話をしようよ。

mmmmmmmmm「はい。」


ニコラス・ツェーはカッコイイ。(withフォーン)

2004-07-29 23:21:22 | 映画
ティラミスってお菓子だよね。
-----うん。
そんなお菓子の話で映画になるの?
-----そこが映画のオモシロさ。
  お菓子にまつわるエピソードを
  広げて映画にしちゃうんだ。
  もっともこの映画の原題は『戀愛行程』。
  一種のゴーストストーリーだけどね。

ひぇ~!ぼくオバケ嫌いだ。
-----なに、言ってるんだか?
  よく天井、じっと見てるじゃないか?

あ、あれはオバケじゃないの。虫なの。
で、『ティラミス』はどんな映画?
-----偶然の出会いで恋が芽生えたばかりの二人。
  ところが女性の方が交通事故で死んでしまう。
  で、彼女がこの世に残していた想いを
  彼が叶えようとして、ある奇跡を起こすのさ。

なんかよくある話って感じ。
前にも何度か聞いた気がするにゃア。
-----違う世界に住む恋人たちの愛。
  果たして最後は結ばれるかどうか?
  その一点で観る人の興味を引き付け、
  最後まで引っ張っていっちゃう。 
  この手のラブファンタジーは世界共通。
  ただ、香港映画は徹底してベタだね。
  甘い音楽がずっと流れっぱなし。

でも、知ってるよ。まあまあ満足してるでしょ?
-----うん、ニコラス・ツェーが相変わらずカッコイイからね。
  映画向きの顔ってやつだね。
  ヒロイン役のカリーナ・ラムもさとう珠緒を
  スッキリさせた感じで最高。
  いっぺんにファンになっちゃった。
  その友人役キャンディ・ローの陰りある感じもいいけど。

でも、えいにはどっちも高望みだね。

-----mmmmmmmm

ヘイデン・クリステンセン(withフォーン)

2004-07-28 22:30:51 | 映画
だれ、この男の人?
----「ヘイデン・クリステンセン。
 『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃』で
  若きダース・ベイダー、アナキン・スカイウォーカーを
  演じた男さ。」

そんな有名な人、ここに載せて問題にならないの?
----「映画のシーンじゃなく、プレスそのものを
  写しているんだから、大丈夫......のはずだけど」

頼りないなあ。で、どんな映画?
----「『THE NEW REPUBLIC』という大統領専用機に
  唯一設置されている雑誌があるんだけど、
  そこの編集者が記事を次々と捏造。
  ついにバレてしまうというお話なんだ。」

オモシロそうだにゃあ。
----「そうなんだ。普通に考えればすぐに捏造と分かるニュース。
  でもその愛すべき人柄のため、捏造した本人よりも
  周囲は彼をかばわない編集長に怒りの刃を向ける。
  好青年に見えた主人公が徐々に追いつめられ、
  嘘に嘘を重ねていく過程をクリステンセンが好演…。
  でも、やっぱり嘘はいけないね。」

でもぼくらだって嘘ついてるよ。
ぼく、本当は人間の言葉しゃべれないもの。  
----「これはフィクションだからいいの。」

それを言っちゃあ、おしまいだにゃあ。

『透光の樹』・ぼくは男なのだ。(withフォーン)

2004-07-27 22:32:41 | 
『透光の樹』---なんだそれ?
----「う~ん。秋吉久美子と永島敏行の恋愛映画」。
でも、それってちょっとトウがたってない?
----「原作がそうなんだから仕方ないだろう」。
ラブシーンがあるんだとか?
----「そうそう、15分に1回くらい出てきたような。
  けっこう激しくてフォーンには見せられないね」。

何言ってんだか。ぼくはもうちゃんとした男だぜ。
“にゃあ”言葉だってやめようかと……。あっ、この匂いは。
にゃにゃにゃにゃ、にゃあ。

----「はいはい、ちゃんとした男ね」。

ぼりぼりぼり、いつまでもお餌を食べ続けるフォーンなのでした。

池田あきこ原画展なのだにゃあ。(byフォーン)

2004-07-25 23:42:17 | 
昨日、アニキは遅かった。
大学時代の仲間と8人で
高田馬場で飲んだらしい。
タカダノババ。なんかへん。
しかもその後は、カラオケ。
どうせまた、古い歌で盛り上がったんだろうにゃ。
いいかげん、グループサウンズはやめなよ。
オジンクサイ。いや実際にオジンか。

そんなこんなで頭痛を抱えたまま、
朝早くからもう出ていった。
日曜と言うのにだ。

行き先は日本橋高島屋で行われている
「池田あきこ原画展」
どうやら、猫の物語をファンタジーとして
大展開している人の新作展らしい。
なにを隠そう、このボクの名フォーン
その人の描く絵から来てるのだ。
で、いつも以上にニコニコ…どころか大感激で帰宅。
サインに「惑星ダヤン」を描いてもらったのだ。
そこで、同じわち仲間の人たちと語らい、
日本橋から8月いっぱいでなくなる数寄屋橋、
で、締めにメッカ自由が丘まで行ったというのだから、
まったくよくやるよにゃあ。

(写真は、わちふぃーるど自由が丘本店)

泣いたらしいんだにゃあ。(byフォーン)

2004-07-23 23:55:35 | 映画
………。
うちのアニキが………泣いたらしい。
その映画は
『スクール・ウォーズ HERO』というそうにゃ。
照英とかいうムキムキマンが主役。
元全日本のラグビー選手が
暴力の嵐吹き荒れる高校の講師に呼ばれて、
その生徒たちと向かいあってラグビーを教える。
で、その中で生徒も生まれ変わっていくって…。

おいおい、なんか少しクサくないか、アニキ。
だが、アニキは本質的にこの手の話には弱いんだ。
子供の頃から、よくTVの「中学生日記」を見ては
ボロボロやってたんだとか。
恥ずかしいにゃあ。
ま、それだけツボだったってことか。
昨日の『ラ・ピエトラ 愛を踊る女』
主人公が末期癌と言う悲しいお話なのに、
なんかシラケてたしにゃあ。

おいおい、またなんか写真持ち出してきたぞ。
ん、なになに、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
そうか『アイ,ロボット』の試写だにゃ。
「この映画館、映画にピッタシ。
宇宙船の中みたいだろ」だって。

そりゃ、言いすぎというやつじゃないかにゃあ。

ソファの下からはすごいにゃあ。(byフォーン)

2004-07-22 17:40:23 | 
3年前に亡くなった先輩のみゃん茶は
おとなしかったそうだけど、
それでも椅子のクッションだけは、
よく引っ掻いて、穴をあけていたんだってさ。

でも、それは上からにゃ。
下からだとわかんないし、手の打ちようがないにゃあ。
しかも中に入りこむなんて、
ビッケはすごいにゃあ。

築地の仔猫(byフォーン)

2004-07-22 00:09:56 | 
今日、アニキは嬉しそうに
携帯に撮った写真をぼくに見せた。
写っているのは2匹の仔猫だ。

築地はお寿司屋さんが多いから猫も多い。
「特に珍しくなんかないじゃないか」と
ぼくは思うのだけど、
なんだかアニキはニコニコしてる。
なんでも、その猫、
ビルとビルの間から歩道に出てきて、
車道の間の植え込みでトイレをしようと土を掘ってたらしい。

築地の人たちはいい人が多いらしく、
みんな「危ないから帰りなさい」って
ビルの間に追い戻すんだって。
で、もう出てこれないように
中華料理屋のおじさんがつい立てまで作ったんだってさ。
ウ~、泣ける話だ。
夕方近くだったので
フラッシュを焚いて写してると、後ろからもう一匹。
写真じゃ分かりにくいけど、トラとミケ。
お母さん猫もいたんだって。
でも、どうでもいいけどアニキ。
フラッシュはやめなよ。目に悪いよ。
ぼくもそれで困ってんだから。

ところで今日観た映画は? あっ、そう言いたくないのね。



『LOVERS』(byフォーン+えい)

2004-07-21 00:00:05 | 映画
今日、アニキは帰りが遅かったのだ。
そういえば「今日は夜の試写がある日」
と言っていたっけ。
聞きなれない言葉だが、
試写には昼やっている通常のマスコミ試写と
夜に映画館である完成披露試写とがあるらしい。

「いや、まだ他にもあるよ」

これは初登場、アニキの言葉だ。
で、どうだったんだろう。昼にも行ったみたいだけど…。

「昼のはもう記憶の彼方。『SURVIVE STYLE5+』とかいう、
よくいえばキッチュだけど、ま、CMを何本か集めたような映画。
それよりは夜の『LOVERS』だ。
チャン・イーモウの『HERO』に続く武侠映画。
二作続けてだけど
スタイルに凝りすぎて少しぎこちなかった前作に比べて
今回はエモーションいっぱいの愛のお話に仕上がっている。
でいて、アクション、踊りも、今までのレベルを越えてる。
竹林の戦いなんて
『グリーン・デスティニー』の比じゃないね。」

おいおい、なんか止まらなくなってきたよ。
だれが出てるのかにゃあ。

「金城武にアンディ・ラウにチャン・ツィイー。
金城なんて久しぶりにいい役もらったって感じだね。
物語は二転三転。最後まで読めないし、
色彩も目を疑いたくなるほど素敵なんだ。
音楽は日本の梅林茂。
なんとキャスリーン・バトルが歌ってるんだよ。
おい、フォーン。聞いてんのかよ。」

ムニャムニャ。  (_ _)Zzz ぐぅ~


新しいご飯がきたよ。(byフォーン)

2004-07-19 18:14:40 | 
新しいご飯がきたんだにゃあ。

ぼくは生まれつき体が弱くて(とてもそうは見えないけどね)、
1年もたたないうちに結石ができてしまったんだ。
いや、食べすぎだけだという説もあるんだけど…。
で、お医者さんに言われてpHコントロールのご飯にしてるんだ。
でも、これがまずいのなんのって。
やはりジャンクな方がおいしいに決まってる。
ところが、そのご飯の会社が合併だかなんかで
少し中身が変わったらしい。
で、けっこうイケるんだな、これが。

がまんできずにアルミの袋を噛みちぎってボリボリ。
アニキが怒っただろうって…。
ね、そう思うでしょう?
ところがこれが違うんだな。
意気消沈してる。
どうやら密閉された袋があっという間にダメになったのが
相当にショックだったらしい。
なにせ4kg分もあるからね。
新鮮さが保てないんだとか。
それに療法食のご飯は高いんだってさ。
そんなこと言ったってにゃあ。
アニキ、ちいせえなあ。

さ、寝よう寝よう。

今日も暑いにゃあ。(byフォーン)

2004-07-18 17:54:26 | 
暑くて暑くてバテバテなのだ。
こうしてお外を見ているだけで、もううんざりなのだ。
ときどき寝ているところを見計らって
爪を切ろうとするのは、うちのアニキだ。
いや人間だから、正確にはアニキと言うわけではないのだが、
なんと呼んだらいいのか分からなくて
便宜上、こういう風に呼んでいるわけだ。
ま、いまに呼び名も見つかるだろう。
それまではアニキでいくことにする。

このアニキ、どうやら映画というものを好きらしく、
毎日試写会に行っている贅沢な身分だ。
だが、今日は日曜日。だから家にいるというわけだ。
この『ラムの大通り』というのも
フランス映画のタイトルらしい。
ロベール・アンリコ監督、リン・ヴァンチュラ、BBが主演。
BBというのはブリジット・バルドーのこととか言ってた。
いい女らしい。こんど詳しく聞いてみよう。

あ、ぼくは男なのだ。名前はフォーン。
それでは、また明日なのだにゃあ。