葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

看取り

2008-05-15 20:15:19 | 道順庵の徒然草
自分の中での親の存在、それはいろんなカタチで残っています

親父が発したことばなどは、今でも時々思い出します

よく、親のありがたさは死んで始めてわかるんだよ、などといわれておりましたが

頑固で怖くて、お人よしで、商売人の親父でしたが、

齢を重ね、危篤の床についたときは、「元気なオヤジ」の姿はなく、声も出せなく

意識も薄れた姿でした、死を看取ることは、「現実」を自覚し、

生きていることのありがたさや、健康の尊さを感じると同時に、

もう会えなくなるという、どうしようもない焦燥感にとらわれました、

そして、ご臨終・・・・

そんなには、悲しくは無かったのです

何故かは解りませんが

何か、親子で通じ合えたものがあったような気がしたからです、

悲しいよりも、私も親父みたいに生きていけたらいいなぁ・・・

そんな思いでした。

親の看取り・・・

そのときに、きっと何かが引き継がれるものが、どっか、体の中に

入っていくのかもしれません、

大変でしょうが、やはり、看取りは人間にとって必要なことだと

思うのです・・・


何年たっても尊敬の対象で存在してくれて、

何年たっても田舎に帰れば仏壇や墓参りに誘導してくれて

何年たっても帰りたいと思わせる・・

そしてその墓からは昔と変わらぬ安達太良山の頂が見えるのです

でも

ここのところ田舎に帰ってないなぁ~

ガソリンも高いし・・・・・








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くさかった

2008-05-15 15:51:42 | 道順庵の徒然草
道順庵は草が伸び放題です、仕事があっても、なくても、

草に「遠慮」の文字は通用いたしません

ちょっとの時間にどくだみの草を抜いたら

クサかった、手に匂いがのこります、どくだみはどこにでも

たくさん出てきます、臭かったより本格的な「草刈った」をしないと

道順庵は、どくだみの館風になりそうです

一雨は恵みと草を与えけり・・・・

ああ・・無常・・・






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ちりんちりん

2008-05-15 15:32:03 | 道順庵の徒然草
透き通った音が聞こえてきそうなすずらんの花

五月のひとときは、この小さな花に近づきながら目線を落とせば

ガリバーからみた小人の世界

小さな鈴をたくさんつけた可憐な花は

風にふらふら

耳を澄ませば透明な音が聞こえそう

道順庵の庭の4箇所に咲いていました

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こころとは

2008-05-14 17:52:57 | 道順庵の徒然草
人をもてなすこととは、相手が喜ぶこと、かゆいところに自然と手が届き、

出すぎず、不足なく、充たされて帰すこと・・・

今日は、時間がありましたので、東京のマルキさんへ、見学に行ってきました

スペースアデューという、家族葬のお別れの場を提供している業者さんに

行ったのです、これからの「お別れの場所」としては斬新な感覚と

やはり、こころをテーマにして、いろんなことを考えておられるようでした。

なにより、私達業者が伺ったのも突然のことでしたが、丁重に案内や

説明を受け、何より真摯な対応が、見習うべきところでもありました、

普通は同業の方は、案内しないか、対応が「冷たい」のが多いのですが(笑)

そんなわけで、参考になった第一のことは、ハードよりソフト・・

「もてなし」とはなんぞや・・

に行き着くのでした

東京マルキのみなさん、お忙しい中ありがとうございました、

もてなせれて解るもてなしのこころ・・・

私達に出来ているのでしょうか、

勉強です・・

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失敗の話

2008-05-14 11:35:21 | 作務衣はじめ 昔話
葬儀社勤めも長く致しておりますと、当然ながら「失敗談」には

事欠きません、

昔の話ですから、時効にしていただきたいのですが(笑)

葬儀の日のことでした、もうまもなく出棺の時間です、

マイクロバスがおそいなぁ~と思って・・・少し考えたら、

「頼んで無い!!」ことに気がついたのです、

真、まずい・・・!!!

どうしよう・・

頭の中は真っ白です、とにかく何とかしなきゃ・・・

すぐに、タクシーの手配です、

お金は全部こちらで持つから、大至急タクシーを回して・・・!!

ふぅ~何とか間に合いました、お客様に丁重にお詫びをして事なきを・・

同じような失敗は「お寺様」の場合もありました、

やはり通夜で、開式間近のときです、なかなかお寺さんがきません

自社の紹介したお寺さんでした、いつもぎりぎりにくる方でしたから

「もう来るだろうと」のんびりしていたのでした、

それでもきません

う~ん確かに電話したんだけど・・・

と思い出していたら、

「あっ・・そうだ、電話したら留守で居なかったんだ・・・!!」

その後、他の用事が忙しくて、電話したことだけしか頭に無く、「電話した」

意識だけしか残っていなかったのです・・・

がつ~ん・・・心臓は破裂寸前です、早速家族の方に頭を下げ続け、

一時間遅れで通夜を行いました。

普通であれば、責任問題ですし、会社の信用失墜はなはだしいものであります

お客様からは、特段のお叱りも無く、無事済みましたが

恥ずかしい話しではあります。

完全無欠な人は居りませんが、こと 

葬儀に関する失敗は「いのちとり」になりかねません

とにかく、確認、かくにん、カクニンなのです

こころの隙間が大好きな「失敗虫」たち

今後も虫に好かれないように、

ご用心・・・・・






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何が怖いって・・

2008-05-13 15:35:28 | 道順庵の徒然草
まもなく健康診断の日が近づいてまいりました

「医者嫌い」の私目は、戦々恐々、おどおどしながら、普段の強がりは

影を潜めて、嵐が過ぎるのを待つ雰囲気です、

人間60才にもなりますと、ひとつや二つ、そしてたくさんの病の展示会

的に、「あんばいがわるい」表情が出てまいります、

「どうせ死ぬときゃ死ぬんだ・・」などと一人たわごとを言っておりますが、

さすがにこの歳になると、誰も相手にしてくれません、

「ちきしょう、もうこうなったら、生きてやる、健康でございます

なんていってる人の前で、暴飲暴食で騒いでやる」などと

なんとも子供みたいな意地の張り方です。

所詮人は「生きててなんぼ」の世界、

ご自愛なされし、わが身を・・・


もう一人の影の声に

素直に「なれない」

わたし・・・

おおばかですね・・・

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猫にたぬきにかに

2008-05-13 15:23:56 | 道順庵の徒然草
なにやら、さるかに合戦みたいなタイトルですが、

猫は相変わらず道順庵の周りを徘徊し、以前来ていたたぬきは

トンとこなくなりました。

料理やさんが市場で仕入れた「沢蟹」をくださいました

今日のお客様の子供さんが、気に入ったようでして、火葬場に

行くときに持っていっていいよとさし上げました、

小さなタッパにラップをかけて、爪楊枝で穴を開け、

置いておいたのですが、かに君も「何かを察したのか」

逃げてしまいました、あわてて探し、またタッパの中に、

お客様、火葬場よりまっすぐ自宅に帰るようです

本当は、料理屋さんが「から揚げにすると美味しいから」と持ってきてくれたので

した、しかし可愛いしぐさは、から揚げより人の目のほうがいいようです(笑)

ポチャッとした子供さん、

後で、かにのことおもいだすのかなぁ・・・

そして、おじいちゃんの葬儀のときに頂いたかにだって事を・・・


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何度目かの費用の話

2008-05-12 10:30:45 | 道順庵の徒然草
葬儀の費用には、「ぴったり」がありません

数や内容により金額が変化するからです、

たとえば、搬送料(病院から自宅等へ)ひとつとってみましても

基本料金・・・では出来ない場合がございます、

キロ数により基本料金が変わりますし、時間待ちも料金加算です、深夜の場合も

価格が違います、そして、団地の5階まで安置した場合と、一階の場合での違い

もあるのです、実車のキロ数とは、葬儀社の車庫から出庫して、ご遺体の

搬送先までが計算されるのです、そんな訳ですから、

一律\○○○円、ポッキリとか、言うこと自体存在しないのです、

あるいは、搬送料無料とかの表示は、「どこかで転化されている」から

出来ることなのです、早い話、搬送料は無料でも

お葬式を頼んだ場合「だけ」なのです、無料で出来るということは、

搬送料ひとつとっても、これだけの状況によって価格が変わるのです、

お客様からは「幾らで搬送できますか」とか、よく聞かれますが、

実車は「走ってみないと」キロ数が正確には出ないのです、

そこであやふやな返事をすれば、

この葬儀社さんは「あやしい・・?」てな判断にもされかねません(笑)

葬儀全体にも同じようなことがいえるのです。

理解していただくのも確かに難しいのですが

やはり

細かな説明をするのが

必要なのではないでしょうか・・・





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癒しについて

2008-05-12 10:04:34 | 道順庵の徒然草
ころがもとめるもの

自然から生まれた人間は、自然の中に居ると

不思議に心地がよいのです

それはころに届く「なにか」のせいではないでしょうか、

今の世の中でありふれているものに

怒り、嘘、お金「の話」、利便性、自分さえよければの「わがまま」

などでしょうか、・・尤も我儘は、周りの我儘から、自分を守る為に「自己防衛」

的に発せられたシグナルかもしれませんが・・

我儘の渦巻く社会だからこそ、

こころに潜む「やすらぎ」を人は「必要」としているのでしょう

癒しは、自分の中の「正直な気持ち」に素直に反応できること

なんの衒いもなくです、

こころの開放が、自他ともに自然に出来たとき

森のかほり(癒し)を享受できるのでしょう・・・

一人でも多くの方が、「癒しの連鎖」でつながれば

世の中、少しは変わるのではないでしょうか・・・

たぶん・・・









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道具の使い道

2008-05-11 20:40:43 | 道順庵の徒然草
いんたーねっとの活用はこと葬儀業界においても必要不可欠な

道具になっております、

今までは情報が少ない上に、「正しい情報」が少なかったのです

逆に今では情報の雨あられ状態になりまして、はたまた

多くの情報の「精査」が出来ないのです、

内容はわかっても、それが「ほんとうかどうか・・・?」

わからないから、また、ネットで調べる、探す、まるで

砂浜の一円玉みたいに・・

そこで登場いたしました

「いい葬儀社さんを紹介いたしましょう」とばかりに

葬儀の紹介をする業種が現れております、葬儀社さんも、自社だけの

宣伝よりは、よりアクセスの多いところに、目が移ります、

そして、そして、なんと紹介センターの多いこと、多いこと(笑)

「どっかに乗せておけば」安心と思いきや、全てはお金が掛かるのです

さらにまずいのは、紹介する葬儀社さんは、「先にお金を出してくれるか、

後でインセンティブが発生するか」のどちらかで費用がかさみ・・・

おまけに「この地域では他社は参加できません」とかなっていて、

業者はいいのかもしれませんが、一般の方には情報が

「一部の葬儀社さんの情報」しか入ってこないのです。

たしかに、お金を掛けないところは「紹介など出来ませんし」

お金をたくさん掛けているところが、「良心的な葬儀社さんを紹介いたします」

のランクに乗ってくるのです・・・・

宣伝や、類した情報は精査してから、おっと!・・また振り出しに戻ったかな

(笑)

たくさんの宣伝は、たくさんの仕事をこなしてペイできるのですから

たくさん宣伝しているところは、「きっとお金持ち」なのでしょう・・

インターネットが飽きられない為にも、自社のPRには、正直であってほしいもので

す、


中身より、いい広告が社の売上を左右する時代、

それでも、お隣さんの評価一つがわが社のモットー・・・

なにより、お金が掛からないのですから・・・・








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やせ我慢

2008-05-11 08:32:42 | 道順庵の徒然草
球根のまま年度を重ねると、ひ弱なチュウリップが一本咲きました

やせた鉢植えには養分もありません、なにせほったらかしで置いておいたものです

から、やはり見栄えがいたしません。

武士は食わねど・・・などとやせ我慢は、結局いいものは出来ないのです、

葬儀社も、見栄を張ったり、「いつか来る春」を只待っていたのでは

実も花も、「それなり」にしか育たないのでしょう・・

土をいじり、肥料を与え、手を加えて、雨風にも強く茎の太い

大きなはなを咲かせることでしょう


さて、道順庵は

そのまま、怠けては居ないでしょうか

自戒をこめて、今一度見直して行きたいものです、

茎が折れないように・・・




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10メートルの屋根があれば

2008-05-10 14:11:13 | 道順庵の徒然草
小雨の中の道順庵でのご法事、

入り口の門から玄関までは10Mに満たない距離ですが、階段の作り、

そして「屋根」がその間は無いのです、

何度も、「屋根があればいいのに」おもっては見ました、

しかし、変な屋根をつければ雰囲気丸つぶれですし、

掛かる費用も・・・・?

費用はともかく、

何でも「無いよりは、あったほうが」いいに決まっているのです

でも、そのぐらいの不自由さは「本当に大変」なのでしょうか

たとえ屋根をつけても、大雨はその先で濡れてあまり意味が無いのです

少しの雨なら、傘を差す間に玄関にたどり着きますし・・・

う~むぅ~

「道順庵」は「こんなところ」でゴカンベンをいただきましょうか

その代わり、いつでも傘はご用意させていただいておりますので・・・

10メートルは

長いやら、短いやら・・・




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2日間のお休み

2008-05-10 13:59:31 | 道順庵の徒然草
出張ということで2日ばかりお休みしました

2日居ないと

道順庵ではこんなことに・・・

草が伸びます

ねこがおなかを空かして直ぐに寄ってきます

時計のぜんまいが切れて2個ばかり動きません

庵内のちょっとした飾り花がうなだれます・・・

少しだけ空気が重くなります

今日は朝から窓を開け、花を活け替え、ぜんまいを巻きます

法事のお客様がまもなく来るのです

さぁ~・・・

2日間の深呼吸は終わりました

いい空気は、少しづつ吐き出しましょう・・・




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見てきました

2008-05-07 20:31:06 | 道順庵の徒然草
車の話をひとつ、

昨日ニッサンのGTRというスーパーカー(?)を見てきました

実車は「で、でかい」のでした、480の馬の力をもってるわけですから

それはそれは「早いはずです」ね、

問題は、ポルシェより早くなってしまったら、

「いつかはポルシェ」と夢見ていた、おやじの私は(夢だけですが)

無残にも夢が砕けております。

GTRになぜ夢がもてないかは、テクノロジーとハイテクの完全武装で

「有無を言わせず」早いからです

ポルシェの伝説や、神格化したフィロソフィーが、「夢を膨らませていたの」

ですから、「実力でねじ伏せて」しまっては、ポルシェも

GTRさんに脱帽です、これからはGTRが「物語のストーリー」を作っては

行くのでしょうが・・・

性能は上で価格が半分・・・

革命的な車ではあります、しかし車を取り巻く環境は、GTRの存在すら

危うくなるかも知れません、いっそ車好きなら、

「今が最期のチャンス」かも知れないのです

世紀のスーパーカーに乗れるのは・・・

う~むぅ~・・・こころが

揺れますぞ・・・

買えない理由はたくさんあれど・・・

買わない手はなさそうですかね・・・

思わず、通帳の残高がそんなに無いことも忘れて・・・

あははです・・・・

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作務衣はじめの今日の仕事

2008-05-07 10:47:14 | 道順庵の徒然草
幌の軽自動車は、葬儀社さんの「しるし」です

長靴は「作務衣はじめ」の必需品

草の伸び具合は、自然が暮れた「仕事」です

今日は家族葬もございません

天気もいいし、入り口の戸(木製)のニスでも塗りましょう

これから道順庵に行きます

と言っても5分の距離

5分ですが

別の世界にはいれるのです・・・


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