葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

失敗の話

2008-05-14 11:35:21 | 作務衣はじめ 昔話
葬儀社勤めも長く致しておりますと、当然ながら「失敗談」には

事欠きません、

昔の話ですから、時効にしていただきたいのですが(笑)

葬儀の日のことでした、もうまもなく出棺の時間です、

マイクロバスがおそいなぁ~と思って・・・少し考えたら、

「頼んで無い!!」ことに気がついたのです、

真、まずい・・・!!!

どうしよう・・

頭の中は真っ白です、とにかく何とかしなきゃ・・・

すぐに、タクシーの手配です、

お金は全部こちらで持つから、大至急タクシーを回して・・・!!

ふぅ~何とか間に合いました、お客様に丁重にお詫びをして事なきを・・

同じような失敗は「お寺様」の場合もありました、

やはり通夜で、開式間近のときです、なかなかお寺さんがきません

自社の紹介したお寺さんでした、いつもぎりぎりにくる方でしたから

「もう来るだろうと」のんびりしていたのでした、

それでもきません

う~ん確かに電話したんだけど・・・

と思い出していたら、

「あっ・・そうだ、電話したら留守で居なかったんだ・・・!!」

その後、他の用事が忙しくて、電話したことだけしか頭に無く、「電話した」

意識だけしか残っていなかったのです・・・

がつ~ん・・・心臓は破裂寸前です、早速家族の方に頭を下げ続け、

一時間遅れで通夜を行いました。

普通であれば、責任問題ですし、会社の信用失墜はなはだしいものであります

お客様からは、特段のお叱りも無く、無事済みましたが

恥ずかしい話しではあります。

完全無欠な人は居りませんが、こと 

葬儀に関する失敗は「いのちとり」になりかねません

とにかく、確認、かくにん、カクニンなのです

こころの隙間が大好きな「失敗虫」たち

今後も虫に好かれないように、

ご用心・・・・・






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