葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

死体から見た葬儀社さん その⑧

2008-10-12 10:15:38 | お別れのエピソード
少しの間、葬儀社さんの事務所を覗いてみることに

事務所はホールのロビーの裏側でした

もちろん死体の私は魂状態ですから、葬儀社さんは気が付かないのです

5人ほどいます、なにやら電話でぺこぺこあたまを下げている人がいます

どうやら苦情の対応のようです、葬儀では、お客様の感情が高ぶっています

親戚の仲が悪く、面白くないと「葬儀社に八つ当たり」する人もいるのです

今の電話がそうかどうかはわかりませんが、

「しわよせはそうぎしゃさん」のサービス業としての宿命なのです

これも修行修行・・・と、

隣の中年の人は、なにやらインターネットで

他社のPRを盛んに見ていますよ、よく言えば「勉強熱心」

悪く言えば、他人より自分のことのPRしなくては・・・

おやおや・・セレモニーのお嬢さんは、チョコレートとおしゃべりに

夢中の様子、脇にコーヒーなど置いて・・・

まてよ、今の時間は、休憩時間でもなさそうだけれど・・・

まぁ~、休憩の時間があって無いようなこの業界・・・

どこも同じですなぁ・・ふむふむ・・

事務所の中は、いろんな資料や、伝票で散乱しております

どんな業界も「裏方」は見せたくないものですね・・

あるテーブルにきましたら、私の葬儀の受注書がありました

う~ん・・安くは無いけど、最後だから気張った身内の

想いが伝わってきました、

死んでいく人は、後に残る人に「迷惑をかけたくない」

それを「どのようにうけとめて」後の方が葬儀をするのか

見たかったものですから、安心しました・・

私も少しは見栄を張りたいものですし・・・

本心を見抜いていた身内にかんしゃですなぁ・・・

事務所のボードには

「作務衣家、11~12時、別館やすらぎの間にて告別式」とかいてありました

「棺一」とか「火葬式」とか、書いてないだけ良かったです、

そろそろ戻りましょう・・

また、暗い柩の中に戻り、いよいよ告別式に気持ちもどきどき・・

でも、心音が致しませぬ・・・

そうか私は、死体でしたもんね・・


又の機会につづく・・・


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こころは丸く

2008-10-12 09:48:28 | 道順庵の徒然草
こころは丸く・・・

わかってはいても、とんがってしまうのは

なぜだろう・・・

とんがることで、発散している自分・・

とんがる三角を小さくして・・

もっと小さくして・・・

金平糖ぐらいにすれば

小さな三角を束ねて「丸く」形作れば

まぁ~るくなるのでしょう・・

まぁ~ちくちくぐらいは我慢して・・

角が丸くなれば

世の中も

転がりやすくなることでしょう・・・


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