葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

死体から見た葬儀社さん その④

2008-10-07 21:39:34 | お別れのエピソード
なぜか、親しみを覚えた葬儀社さんは、同業のせいか

礼儀正しい事が気にいったのか、近い存在に感じました

なぜって・・?

人のいるところでは誰でも礼を尽くせるのですが、ここは

霊安室、「死体」の私しかいないのに手を合わせているからです

私の若いときのことを思い出してしまいました、

ややあって、もう一人の「コンビ」の葬儀社さんがまいりました、

「先輩、もう一件入ったから、そっち行きます、こっちは

火葬だけだから手は足りますよね・・」

「おう・・頑張れよ、○△びょういんかぁ」

「はい、あそこは30分以内に行かないとうるさいから・・」

「気をつけて、仕事になればいいけどね・・」

そんな会話をして、忙しそうに霊安室を若い方の葬儀社さんは

小走りに出て行きました。

やがて、身内が引き伸ばす「元」の写真を何枚か持ってきました

「どれがいいのでしょうか」

「そうですね、お顔が大きくピントが合っているこの写真が

よさそうですね」とビール瓶を抱えてアップで取られた写真を

見せているようでした、確かにお酒は好きだったんですが・・

なにも、遺影に選ばなくても(笑)・・

おっとっと・・笑う死体を見せては卒倒してしまいそうですが

笑ったつもりでも、口は閉じたまま、白い顔面・・・

「まてよ・・」自分が見えるって事は「幽体離脱・・!!」

なんと、客観的に自分が見えているではありませんか・・?

ふぅ~む・・こんなことは死んで見ないとわからないこと・・ぶつぶつ・・

感心したり、不思議がったり・・

そんなこととは知らない、葬儀社さんと身内の会話は

又の機会に つづく・・・



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がんの告知

2008-10-07 13:35:28 | 道順庵の徒然草
癌・・・いやな言葉の響きです

幾ら医療が進んでも、がん、と聞いただけで

目の前が真っ暗になる、重い言葉です

最近は告知をうけ、がんと闘う人たちが増えています

今朝のニュースでも高名な俳優ががん(たぶん)で亡くなった

ニュースを流しておりました、

以前お葬式をされた方の中に、大変がんに対して、心配性の方がおられ、

いろんな臓器のがんの検診を受けていました、

しかし、たった一箇所の内臓の検診が、遅れた為

そこの部位でのがんが発見され、数ヶ月で他界いたしました、

告知を受けたときは、相当ショックだったようです、

「早期発見」「早期治療」のために

積極的にあらゆる部位の検査をしながら、たった一箇所の

検査が「遅れた」から、

そこのがんで亡くなってしまったのです。


告知は生きるバネになるときも、

あきらめてしまうマイナス要因にもなります、

これも、聞いた話ですが、

自分は宗教者だから、がんだったら告知して欲しい・・

と、医者に誓願し、

その後、自らいのちを終えてしまった方・・・

如何に、こころが「丈夫」そうでも

難しいことのようです・・・

がんの告知、保険に入っていれば連絡しなければいけませんし

残された人生や、生き方を見つめなおすのも

告知は必要なのかもしれません・・

適正な方法でですが・・・




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