なぜか、親しみを覚えた葬儀社さんは、同業のせいか
礼儀正しい事が気にいったのか、近い存在に感じました
なぜって・・?
人のいるところでは誰でも礼を尽くせるのですが、ここは
霊安室、「死体」の私しかいないのに手を合わせているからです
私の若いときのことを思い出してしまいました、
ややあって、もう一人の「コンビ」の葬儀社さんがまいりました、
「先輩、もう一件入ったから、そっち行きます、こっちは
火葬だけだから手は足りますよね・・」
「おう・・頑張れよ、○△びょういんかぁ」
「はい、あそこは30分以内に行かないとうるさいから・・」
「気をつけて、仕事になればいいけどね・・」
そんな会話をして、忙しそうに霊安室を若い方の葬儀社さんは
小走りに出て行きました。
やがて、身内が引き伸ばす「元」の写真を何枚か持ってきました
「どれがいいのでしょうか」
「そうですね、お顔が大きくピントが合っているこの写真が
よさそうですね」とビール瓶を抱えてアップで取られた写真を
見せているようでした、確かにお酒は好きだったんですが・・
なにも、遺影に選ばなくても(笑)・・
おっとっと・・笑う死体を見せては卒倒してしまいそうですが
笑ったつもりでも、口は閉じたまま、白い顔面・・・
「まてよ・・」自分が見えるって事は「幽体離脱・・!!」
なんと、客観的に自分が見えているではありませんか・・?
ふぅ~む・・こんなことは死んで見ないとわからないこと・・ぶつぶつ・・
感心したり、不思議がったり・・
そんなこととは知らない、葬儀社さんと身内の会話は
又の機会に つづく・・・
礼儀正しい事が気にいったのか、近い存在に感じました
なぜって・・?
人のいるところでは誰でも礼を尽くせるのですが、ここは
霊安室、「死体」の私しかいないのに手を合わせているからです
私の若いときのことを思い出してしまいました、
ややあって、もう一人の「コンビ」の葬儀社さんがまいりました、
「先輩、もう一件入ったから、そっち行きます、こっちは
火葬だけだから手は足りますよね・・」
「おう・・頑張れよ、○△びょういんかぁ」
「はい、あそこは30分以内に行かないとうるさいから・・」
「気をつけて、仕事になればいいけどね・・」
そんな会話をして、忙しそうに霊安室を若い方の葬儀社さんは
小走りに出て行きました。
やがて、身内が引き伸ばす「元」の写真を何枚か持ってきました
「どれがいいのでしょうか」
「そうですね、お顔が大きくピントが合っているこの写真が
よさそうですね」とビール瓶を抱えてアップで取られた写真を
見せているようでした、確かにお酒は好きだったんですが・・
なにも、遺影に選ばなくても(笑)・・
おっとっと・・笑う死体を見せては卒倒してしまいそうですが
笑ったつもりでも、口は閉じたまま、白い顔面・・・
「まてよ・・」自分が見えるって事は「幽体離脱・・!!」
なんと、客観的に自分が見えているではありませんか・・?
ふぅ~む・・こんなことは死んで見ないとわからないこと・・ぶつぶつ・・
感心したり、不思議がったり・・
そんなこととは知らない、葬儀社さんと身内の会話は
又の機会に つづく・・・