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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

心づけ

2008-10-08 09:57:57 | 道順庵の徒然草
葬儀社さんで心づけを貰ったことの無い方は

よほど会社の決まりや、意思の固い方では無いでしょうか

私もその昔、「心づけ」は当然のように頂いておりましたことがあります

社会の風潮がそうであった時代なのです、

マナーの本でも「心づけ」を渡すように(笑)と書かれておりました

いわば、臨時収入的なお金の頂き方の認識だったようです

その時代は、断ると「怒られる」時代でも合ったのです

なぜ、今はそんなことが無くなったのでしょうか・・

一つには、斎場(火葬場)の公営的存在があるのです

公務員でも頂いていた時代もあったようですから、

それが、社会的にNOとなり、あわせて業界も「禁止」の方向に

向かったのです、心づけは人の「心」を蝕んでいくのが

会社的にも解ってきたからです、さまざまなトラブルの元

になっていたのは事実ですし、平気でお客様に「催促」している

「病んだこころ」の人たちを見てもきました、

今の当社は、もちろん頂くことは出来ませんし催促などしたら

首が飛んでしまいます、

しかし、他社と違うところは、一度は断っても

「どうしても・・」という場合に限って

「頂きなさい」という庵主の考え方なのです

心づけを出された気持ちを踏みにじらないこと、

こころからありがたいと思って出された心づけは、

「ありがたく」いただくこと、

そんな思いになって、努力をしなさいという

意味をも含めた話しです、

そして、部下を信用すること(心づけを請求したり、

独り占めをしていない)をも大事な事なのです、

心づけは社員で分けて、頂いた気持ちを共有いたします

もちろん、いまのご時世、年間でも数千円ですが・・・

気持ちはありがたいものです。


ちなみに道順庵での心づけは、のらの猫たちの餌とか

テーブルの小花とか、お客様用のお茶菓子とかを買い

お客様から頂いたものは、道順庵の次の利用される方へ

なるだけ還元したいと利用させていただいております

たまには、スタッフのお茶にもなりますが、

その辺は許容の範囲ということで・・・

コメント
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