マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

高遠ブックフェスティバル(その1)

2010年09月24日 | 信濃紀行

“たかとほは 山裾のまち 古きまち
     ゆきあふ子等の 美しき町“

 街中に田山花袋の歌碑が建つ高遠を久し振りに訪ねました。我が中学時代の担任田山瑞穂先生はそのお孫さんゆえ、花袋にはある親近感を抱いてきました。(写真:田山花袋の歌碑)



 
高遠。数年前までは高遠町でしたが、合併後は伊那市高遠。高遠城址公園に植えられた1500本あまりのコヒザンザクラが余りにも有名で、蔵の街でもありますが、それ以上にその名前を美しいと思います。

 コヒガンザクラの咲く頃に何度もここを訪れています。友人と、同僚と、山仲間と、妹夫妻と、家人と。運良く何時来ても満開で、城址公園の高台に立つと、淡いピンク色の花びらの向こうには雪化粧した中央アルプスの山並みが望め、そこには春まだ浅い信濃路がありました。
 紅葉祭(高遠祭)は秋半ば、2年前のことでした。城址公園内には手作りの工芸品が数多く展示され、カヌーを作り、川を下ったとの高遠中学の研究発表に感嘆した事を昨日の事の様に思い出します。(写真:本部入口に貼られたポスター)



 その高遠で“第2回ブックフェスティバル”が9月18日~23日にわたって開催される事を知ったのは朝日新聞のコラム欄。丁度、蓼科滞在の期間と重なる日があるので、足を伸ばそうと決めていました。(次回ブログに続く)