どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ノーカントリー」

2011年09月29日 | 映画
今日は徹夜明けの休み予定でしたが昨日の仕事は無くなったので普通に休みとなったのですが、夜更かししたせいで本当に徹夜明け状態で昼過ぎにやっと眠る。それから寝たり起きたり繰り返して夜中に今日も無駄に過ごしちゃったなぁ~なんて後悔。ブログの日記をまとめて書いたりしたりしてました。
夜から借りてたDVDで「ノーカントリー」を鑑賞。色んな人から良い映画だと薦められたりした映画です。
きっと面白い映画なんだろうなぁと期待して見たのですが結構展開はまったりしております。映像はじっくりと見せるもので飽きさせない作りですがコーエン兄弟の独特のリズムにはどこか途中たるく感じる部分も。何か謎でひっぱる部分が長い気がします。全体的に「ブラッドシンプル/スリラー」に似た印象でした。
味のある役者が沢山出ていて中でも殺人者役の男の存在感は凄いものがあった。この存在感だけでも映画から目が離せない感じでした。この語らない淡々と人を殺す男の映画として見るとどこか狂ってるように見えて彼なりのルールみたいなものも見えてきてそれが恐ろしくもあり、映画の中ではごく普通に描かれてるのが印象的。
しかし最終的にはなんかしっくりこない終わり方で気がついたら終わってたというような印象。
色んな人が最高だと絶賛する良さというのは正直感じられなかった。よく考えたらこの映画ってアカデミー賞の作品賞を受賞した映画だったのですね。
なるほどぉ~何故かオイラってアカデミー賞で受賞するような映画って今までも響かないものが多いんだよなぁ。まさにアカデミー賞受賞系映画のようなおいらにとっては悪くはないんだけどなんかどこか響かないいつもな感覚がありました。
でも犯人役の役者の演技は主演男優賞ものでしたね。受賞したのかな?彼の芝居は素晴らしかったです。


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