どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

憧れの人と

2009年03月29日 | ノンジャンル
今日は休み。僕の一番好きな映画「グレムリン」のクリーチャーをデザインして制作し、「ザ・フライ2」を監督したクリス・ウェイラスさんが来日していてサイン会をやるという情報を知り、これは実際に会ってみたい!と思い行って来ました。
折角だから自分の映画をプレゼントとして持って行こうと英語字幕の付いた「MILKMAN2」をQuicktimeのムービーに書き出してDVDに焼いて持って行こうと思ったのだが変換に失敗。4:3の映画なのに16:9のファイルにしてしまい無駄なデータ量と黒いスペースの付いたファイルになってしまった。やり直す時間も無いし見るのには別に問題は無いのでそれをDVDに焼いて持って行く事にしました。「油揚げの儀式」のDVDもリージョンALLでアメリカでも見れるので持って行く事にした。
場所は行った事のない所でしたがGoogleのストリートビューという機能を使って行き方をネットで確認しておいたのですぐに分かりました。ストリートビューという機能の便利さを初めて実感!
少し遅れて到着すると店内でトークショーをやっていた。サイン会はその後みたい。トークの内容は知ってる事が多かったけど新作の話?(旧作の事だったのかな?)は興味深かった。最近は全然活躍の話も聞かないし新作をずっと待っていたので日本で新作が公開されると嬉しいし、その成果を是非とも見たい!と思います。
暫しサイン会の前に準備で待ちになったので待ってたら、どうやら整理券というのが必要だという事が分かり、遅れて来たので整理券をまだ貰ってないんですけど・・と係の人に言ったらまだ配ってなかったみたいで、なぜか一番の整理券を貰える事になっちゃった。よくシステムが分からないまま家から持って来た「グレムリン」のLDにサインしてもらおうと待ってたら最初に僕から本当にサインしてもらう事となった。
好きなスチール写真を選んでそれを購入してサインしてもらえるみたいだったので当然一番好きなグレムリンの写真を選んでサインしてもらう事にした。僕はかわいいギズモよりもこの変身後の悪い方のキャラクターが大好きなんです。色々とフィギュアとかもこれだけは集めてます。
早速、自己紹介して持って来たDVDをプレゼント。「油揚げの儀式」は英語字幕は付いてないと言うと残念そうにしてたけど(まぁ分からないから見ないかもな。)「MILKMAN2」は英語字幕付きだけどDVDでは見れないQuicktimeのムービーファイルだと伝えると問題無い。Quicktimeのムービーは見れるとの事。
昔、トロマの「悪魔の毒々モンスター」の監督、ロイド・カウフマンさんに自分の作った映画のビデオをプレゼントしたらちゃんと見てくれたみたいで感想を連絡してきてくれたので感激したが今回はどうだろう?
一応、名刺を渡しておいたけど気に入ってくれて感想メールが届くと嬉しいな。
まぁ僕を映画作りの世界に目覚めさせてくれた人のお家の棚に僕の映画のDVDが並んでくれれば、それだけでもなんだかハッピーでもありますがね。
サインしてもらいながら「グレムリン」が一番好きな映画でストライプというキャラクターが一番好きだと伝えたらクリスさんも同じく自分の今までやった仕事の中で一番気に入っていて思い入れがあるとの事でした。
そして一言、すんごく大変だったけどね。とも付け加えてた。パート2の方はリック・ベイカーさんが担当していてちょっとデザインが変わっちゃってるので僕は断然本気でパート1のデザインが大好きなんだと伝えたら「当然でしょ!」ときたもんだ。いいね! とサインにメッセージとストライプの似顔絵と一番目だったので#1と書いてくれました。折角ビデオカメラを持ってたのに書いてる所見るのと話するのに夢中でビデオで撮影するのを忘れてました。だけども最後に記念写真を撮る事が出来てパチリ!僕は貰ったサインを手に、クリスさんはプレゼントした「油揚げの儀式」の DVDを手にいい記念となる写真が取れました。
知らない人には誰?って感じだろうけど中学時代に影響を受けた憧れの人で、当時は本気で特殊メイク・アーチストになりたい!って思い自分なりに試行錯誤して勉強して作ってみたり、それを映像作品にする事で自主制作映画に完全にハマり今まで作り続けているのだから、なんだか凄いものを感じます。


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「炎の少女チャーリー」

2009年03月29日 | 映画
上映会から帰ってから早速ビデオで「炎の少女チャーリー」を鑑賞。
一気に最後まで見れた。なんか初めて見た時はB級なチープな荒みたいなのが多少気になったものですが、今やそういうのも含めて好きな映画です。
やっぱりストーリーの筋がいいからとドリュー・バリモアの芝居が最高だからね。
原作を読んでから初めて映画を見直したのですが、あの長い小説を上手く短くシナリオにまとめたなという点で感心した。いくつか原作の好きな部分は抜けてたけど、それでも映画になんでも詰め込む訳にもいかないしそれで良かったと思う。ちゃんと映画から感動も受けてたから。
やはり僕の好きな所はラストで、そのラストに向けてひたすら気持ちをチャーリーの側に持っていって最後にチャーリーと共に怒りと哀しみの炎と爆発を発散させるのです。
なんだか分からないけど、どこからか風が起こり火の玉が発生して悪い奴らに向けてドッカンドッカンと発射され大炎上崩壊させます。それがスカッとする反面、本当はそんな事したく無かったのにそうせざる負えなくなったチャーリーの哀しみとか怒りが交錯してなんとも言えない良さを感じます。特撮の仕掛けがバレちゃってるけど大爆発とか勢い良くて好きです。
こんな映画が作りたいんだけど爆破とか炎上とかなかなか自主映画では難しいんですよね。でもやりたい。

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