だってだってセールで99円だったんだもん……。
というわけでまーたsteamでゲームを買ってしまいました。
今回購入したのは「アウェアネス・ルームズ」。
基本はオーソドックスなドット絵の脱出ゲームなんですが、独自のシステムとして「認識度」というものがあります。
ステージ開始当初は、部屋の中にあるものがどんな物体であるかがはっきりわかりません。そこで、触ったりアクションをしたりすることで認識度を上げていくことで、少しずつ物体を明確に認識できるようになるわけです。プレイヤーは正体が不明瞭な物体が何であるかを予想しながら謎解きをしていくという流れになります。
プレイヤーを意図的に不明瞭な状況に放り込んで、文字通り手探りでの謎解きをさせるという意図は理解できるんですが、結局のところこのシステム、オブジェクトに対して総当たりを強いられるというプレイスタイルになってしまうのがなんとも、といった感じ。
そして、認識度が100%になってからようやく謎解きの本番開始となるので、本作の独自要素が実質的に余計な手間でしかなくなっているのが残念。
また、UIに関してもキーボード操作で「調べる」と「アクション」を頻繁に切り替えなくてはいけないのがかなり面倒。
謎解き自体は面白いしドット絵もいいんですが、ゲームシステムにおける独自要素がほぼマイナス方向にしか機能してないのが惜しい作品です。