さて、8月ももう終りが近づいてきているのでどんどんやっていきます夏コミ戦利品レビュー。8月が終わったら紅楼夢の10月なんてすぐだからなあ。
・世にも奇妙な幻想郷4 パチュリーの遭難(さばーい出版)
毎回新刊2冊出しててすごいなーと思っているタイのサークルさん。今回はホラーと遭難の2本立てです。
「世にも奇妙な幻想郷」シリーズもこれで第4弾、今回は日本ではあまり馴染みのないタイの妖怪が恐怖を巻き起こす!
このサークルさんは以前にもタイの妖怪を題材にした作品を出してましたが、こうしたお国柄というかお国ネタがある作品はタイのサークルである本サークルさんにしか出せない味だと感じますね。今回登場したタイの妖怪は飛頭蛮とも関連するピー・ガスー以外は知らなかったので勉強になりました。
事態に巻き込まれた紅魔館の面々のリアクションもそれぞれで個性が出ていて面白かったです。特にサイレントヒルのナースに肉体改造されて健康になる流れは見抜けなかった、この海のリハクの目を持ってしても。
「パチュリーの遭難」、数ある東方キャラの中でも自活能力がほぼゼロに近そうなパチュリーがまさかの遭難! パチュリーはこの先生きのこることができるのか!
あとがきを読んでて気がついたんですが、たしかにこのサークルさんのパチュリーのやってることと言ったら引きこもってゲームしてるかゴロゴロしてるかで1回も魔法使ってない! いいのかそれで魔女として。
命がけのサバイバルに奮闘するも日頃の不摂生がたたってすべてが上手く行かなパチュリーさん、引きこもりオタクあるあるで笑えます。5時間38分の遭難お疲れ様でした……。
このサークルさんのめーりんなら30年くらい普通にサバイバルできそう。
今日はここまで。
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