というわけで、紅楼夢原稿やらライティングの仕事のせいでこんなタイミングになってしまいましたが、みんなだいすき狂気のシアター塚口サンサン劇場の送る狂気の企画、「ニンジャバットマン"合体"マサラ上映」&「塚口流戦車道"秋のマサラ上映"」というヤケクソ企画、色んな意味で無事では済みませんでしたが生きて帰りました!
これまでもバーフバリ前後編連続マサラ上映やらガルパン劇場版+アンツィオ戦+最終章第1話3本立てマサラ上映など、なんかもうこれ映画鑑賞じゃなくてトライアスロンかなんかだよね?としか思えないマッデストなマサラ上映を続けてきたサンサン劇場ですが、今回は2連続マサラ上映となりました。
チケットの方はうっかりオンライン販売開始を忘れていた自分を呪いつつ、今週火曜の朝イチで直接劇場に出向き両方ともゲット!
ちなみにわたくし両作品とも未見の状態でした。
そして今回も火薬銃の弾を8連×12リング×12箱の計1152発持っていざ参戦!
ちなみに恒例の待合室のアレはこんな感じでした。
ちなみにこのブツは戦車の上に城が乗ってて手が生えてるというカオス物件ですこんなん武者アレスタでしか見たことねえよ。
個人的にはこのマニピュレータ部分にこだわりを感じます。
つまり、いつもの感じとも言えますし、いつもの感じとも言えます。うぁぐぐぐぉおあぇ!
そんな感じでほとんど魔界と化した待合室で、開戦の狼煙を待ちます。
そしてまずは、ニンジャバットマンの上映開始!
サンサン劇場のマサラ上映と言えば前説なわけですが、なんかいきなり「今回はアンコールがあります!」とか言い始めたんですがどういうことなの……。
というわけで岩浪音響監督自らがこの上映のために5.1chで制作したというニンジャバットマンのハイライトシーンである「五城合体!超絶天魔王キングジョーカー」のシーンをみんなで大合唱(練習)!!
あのすいません待って待ってまだ本編上映始まってないんですけど合体合体合体合体合体合体合体!!!(ヘドバン)
もう通路は紙吹雪で埋まり空間はクラッカーで埋まりあとすっげえ火薬臭いんですが。
わたくしサンサン劇場のマサラ上映ももうけっこう通ってるんですが、その、なんだ、大丈夫なんですかこれ、条例とか。
岩浪監督曰く「なんかもう終わった感あるよね」とのことですがまったくそのとおりですわ。
通常の上映のクライマックスをいきなりド頭に持ってくるあたりがもう最高にインテリジェンスの欠損を感じますし、もうこの時点で自身の知能指数がメリメリと減少していくのがわかりました。
そんでなんかもうこのまま勢いで「お疲れ様でしたーっ!!」とか言ってみんなでうっかり帰ってしまいそうですが、まだ上映は始まってません。マジかよ。
そしてこの盛り上がりのまま「ニンジャバットマン」上映開始!
(上映中……)
……えーわたくし、実はニンジャバットマンの方はこれが初見だったんですが、まーなんといいますか、「バカな映画をバカな方法で上映するとバカになる」という極めて重要な知見を得られました。
いやーもう映画の方はなんかスクリーンからバカの濁流が押し寄せてくる感じの映画だったんですが、それをマサラ上映なんかされた日にゃあらめえばかになっひゃうよおお。
全編ツッコミどころ満載だったので客席からも常時ツッコミが入ってました。
バットマンが戦国時代にタイムスリップした直後の「私は怪しいものではない!」に「ウソつけ!」に始まり、ゴリラの入浴シーンでは「温泉サービスシーン!」と絶妙なツッコミが。
あと個人的にツボったのが、鹿威しの「カコーン」に寸分の狂いもなくクラッカーを合わせてきたところ。
映画の内容に関しては、なんつうかもう高木渉さん演じるジョーカーの怪演が全てというしか。
ラストバトルのキングジョーカーはもうなんか笑うしかなかった……。
いやーでも戦国時代でバットマンというムッチャクチャな設定でいったいどんな作品を作るんだろうと思ってたら、その答えは全力でムッチャクチャな作品にするだったというのはなんか示唆に富んだ回答だったようなそうでもないような。
そして上映終了後、アナウンスどおりの怒涛のアンコール!!
なんかもうほとんどなにかの儀式と化しておりました。
ちなみに今回の上映では、岩浪監督によってリアルタイム音響調整が行われていたそうなんですが、曰く「お前らのクラッカーに負けた」とのこと。
まあうん……上映後はスクリーンに靄がかかってからな……。
というか大半の皆さんはこの後のガルパンマサラ上映に参加すると思うんですが余力は大丈夫なんですかね……。
そんなこんなで、ニンジャバットマンの方は終了。
そこからおよそ1時間後、今度はガルパン総集編マサラが始まります。
そしてまた恒例の前説が始まるわけですが、なんかあの、岩浪監督がイデオンガンみたいな超デカいクラッカーを持ってきたんですけど。
なんでもこのシロモノ、「大量にクラッカーを消費する映画館がある」という噂を聞きつけた会社からもらったんだとか。
そりゃあまあ毎度毎度こんだけクラッカー使ってれば噂にもなるよな……。
というかクラッカー作ってる会社から営業が来る営業がくる映画館っていったい……。
そんなわたくしの困惑をよそに、ガルパン総集編、パンツァーフォー!!
まあ言うまでもないことなんですが、結集してるのは歴戦のガルパンおじさんばっかりなので、クラッカーのタイミングが完璧というかもううるせえええええ!!!
歓声とクラッカーが完全にウーハーに勝ってるのでもうセリフが聞こえやしないはずなんですが問題はありません。
なぜならセリフは観客が絶叫してるから。
しかしウーハーの方も負けてはいません。
砲撃音がすごいのはもう言うまでもありませんが、最終決戦のVS黒森峰ではもうスピーカーも壊れよとばかりに爆音の連続!
個人的にはマウスのキャタピラ音が素晴らしく腹に響いてディ・モールトベネでした。
マサラ上映の醍醐味のひとつがセリフ絶叫&コールなんですが今回もすごかった。一例を挙げますとと
「ヒヤッホオオオオオウッ!!! 最高だぜええええええッ!!!」
「USA!! USA!! USA!! USA!!」
「ドゥーチェ!! ドゥーチェ!! ドゥーチェ!! ドゥーチェ!!」
「そーれそれそれー!!!」
「ねえさーーーーん!!!」
「エリカあ”あ”あ”あ”!!!!」
などなど。みんな喉大丈夫なの?
あとやっぱりエリカへの声援はなんか念が濃ゆい。
マサラ上映といえば紙吹雪ですが、VSプラウダ戦にてなんか横の席から明らかに個人が用意できる量ではないとんでもない量の白い紙吹雪が降ってきて、わたくし思わず「埋まる埋まる埋まる!!」と叫んでしまいました。
別の席からは「今日は気温30度じゃないんかい!!」とツッコミが入ってました。
サンダースに潜入する秋山殿のお着替えシーンで「カメラを止めるな!」って叫んだ方にはMVPを差し上げたい。
あと今回のマサラ上映ですっげーツボだったのが、VS黒森峰戦のラストショットが来る……!ってときに、なんかもうまわりからクラッカーの準備をしてる気配が伝わってきたのがもう最高でした。
もう耳はキンキン火薬臭はプンプン、通路どころかシートまで紙吹雪とクラッカーまみれで館内はものすごい事になってましたが、そこからきっちり現状復帰するのがサンサン劇場のすごいところ。
毎度のことながら楽し今さら上映でしたが帰宅即就寝しました。
体力の消費が激しすぎるので鍛えようと思います……。
というか11月にはバーフバリ前編後編完全版マサラ上映という狂気のイベントが待っているので、最悪の場合遺書を用意しておかねば。
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