A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

2024年夏コミ思い出し日記その1

2024-08-13 23:22:43 | それさえも平穏な日々
 とんでもない酷暑の中、みなさん無事に帰宅されたでしょうか。わたくし人形使いは本日早朝なんとか自宅に帰ってきました。
 いやー疲れた……そして日焼けがなかなかひどいことに。左手の手首だけ日焼けしてない人がいたらオタバレしてしまうので気をつけましょうね。
 それでは今回も恒例の思い出し日記行ってみましょう!
 
・8月10日(土)
 出発前日。
 今回はわりかし余裕を持って原稿を完成できたので、コミケの準備もまあまあ余裕を持ってできました。出発当日まで例大祭新刊レビューを書いていたなんて口が裂けても言えない。
 でもまあ余裕を持って家を出られたのでよし。でもなんかバス乗り場まで迷ってしまったのでダメ。なんでこう迷いやすいんだろうな……。
 まあ早めに家を出たので時間には余裕がありましたが、体力には余裕がないのでさっそく無駄な体力を使ってしまってぐんにょり。
 でもまあ、ちょっと前のコミケから自宅近くのバス停を使うようになったので行き来は格段に楽になりましたね。本当によかった……。以前も書きましたが今までは屋外で汗だくになりながらバス待ってたからなあ……。
 多少のトラブルがあったものの無事に夜行バスに乗って、一路東京に向かいます。
 
・8月11日(日)
 コミケ行きの夜行バスはしばしば地震や悪天候で遅延するもの。今回はとくに南海トラフ地震や台風の接近が心配でしたがそうしたトラブルはなく、無事東京に到着。
 しかし今回はちょっと勝手が違ってました。いつもなら八重洲口から出発してる臨時バスが、今回は工事の関係で駅を挟んで反対側の丸の内側になってるんですね。
 おかげで八重洲側から丸の内側に移動するのにこれまた時間と体力を使ってしまった。初めて行く場所は必ず迷うんだよな……。駅の中を直線で突っ切ることはできずに自由通路を通らないといけなかったのでけっこう歩きました。はー疲れた。
 わたくし人形使いはコミケにはもうだいぶ長く参加してますが、実は丸の内側に行くのは今回が初めて。なのでせっかくなので写真を撮ってきました。
 
 
 こっちから見るといきなり歴史的建造物なふいんきですね。そして丸の内側の広場が本当にスコーンと建物がない空間になってておおーさすが首都といった感じ。
 しかし見とれている暇はありません。臨時バス乗り場を探します。
 そして臨時バスに乗るときは気をつけていたはずの小銭の準備を忘れてて列から一度離脱して自販機を探すというまた無駄なムーブをかましてしまいました。この時点ですでに暑さで体力がガンガン奪われていたのでこのロスは非常にダメなミスでした。もう次回からコミケのためだけにpasmoでも導入しようかな……。
 幸い臨時バスでは座ることができたのでわずかながらも体力を回復できました。行き帰りのこの臨時バスで座れるか否かは体力回復において非常に重要なファクターなんですが、完全に運次第なので困りもの。
 さておき、無事に会場に到着。東6へ向かいます。
 今回もバロック島は2サークル。しかし、本番である2032年までは「時計の番人」さんとともに守りますバロック島。
 早速設営に取り掛かるわたくし。しかしわたくし人形使い、ここで恐ろしい事実に気が付きます。
 宝の地図(サークルリスト)を紛失してました。俺のバーカバーカこのエキノコックス!!! お前何年コミケに参加してるの!!? バカなの!!?
 暑さからではない汗が全身から吹き出し脳内ではセルフ激詰め。「1日目の朝」というコミケ参加史上最速の脳内反省会が開催されました。この傷は私の宝です。(血反吐)
 どういう状況だったかと言うと、サークル入口前でスペースNoをチェックしたあとにキャリーバッグのポケット部分にリストをしまったつもりがバンド部分(つまり底がない)に入れてしまいそこから落っことしてしまった模様。
 いやー……慣れって怖いですねマジで……。未だにこんなミスをやらかすとは己のあんぽんたん具合に絶望して四百余州にあだ名す怨霊と化してしまいそうですが、怨霊化に使ってる体力なんて1ミリもないので黙々と設営を進めます。もうなにも信じられない。
 今回の設営はこんな感じ。
 
 
 もうだいぶ頒布物が増えてきたのでそろそろ紙製の棚を導入しようと思います。あと今回、試験的にboothのQRコードを設置してみましたが効果の程はどうだったか。
 さて設営も無事に終わり、コミックマーケット104・1日目のスタートです!
 コミケの日記では毎回書いてますが、やはりこの開場の拍手の瞬間はいかにもイベントに参加した!という気持ちになれますがサークルリスト紛失というやらかしのダメージが脳の半分を占めており気分ぐんにょり。
 しかしぐんにょりしてても仕方ないのでリストを復元するべく、スマホで検索しながらメモ帳にリストを作ります。
 記憶が頼りのチェックでしたが、チェックしていたサークルはほぼいつもチェックしているところばかりだったのでスマホで検索してなんとかリストの復元ができました。ありがとうスマホ、ありがとうdocomo、ありがとうexperia。スマホがあるとほんと便利だなあ……。以前自宅にサークルリスト忘れてきたときに慌てて前日にネカフェに突っ込んで半泣きでサークルチェックしてたことを思い出してゲボ吐きそうになるなどとした。
 結論から言うとリストは無事復元できて、チェックしてたサークルは全部回れました。はーよかった。
 さて、今回の夏コミでもっとも懸念されていた暑さですが、サークル参加となる1日目は自分のスペースにいられるのでまあまだ耐えられる……と思ってましたが暑いもんは暑いんじゃい!!
 今回の暑さ対策としては、塩分補給用のタブレット、ミネラルウォーター、タオルを持っていきました。特に塩分補給用のタブレットは容量が多かったので助かった。しかしまあ暑い暑い。明らかに去年の夏コミを遥かに超えた暑さで一般参加となる2日目はどうしたもんかという状態でした。
 何が辛かったって館内の気温はもちろんのこと、マスクの中が蒸れる蒸れる。うおォン 俺はまるで人間蒸気機関車だってくらい蒸れる。50枚入りの安物マスクだったせいもあるかもしれませんがマスクしてるのがかなり辛かった。そしてわたくし眼鏡っ漢(めがねっこ)なので顔を拭うのにいちいち眼鏡を外さないといけないのがまためんどくさい。
 で、問題は西館への移動ですよ。今回は珍しく1日目のゲーム(その他)が西館に配置されてたので東から西館に行かなきゃいけなかったんですがこれがもう大変なことになってました。
 昼頃に東館を出たんですが、もうその時点で通路に車椅子に乗せられてぐったりしてる人が行き来してて外の過酷さを思い知らされます。えらいこっちゃ。
 そして去年の冬コミには特に問題なかったはずのコンビニ前にとんでもない混雑の塊が発生してて行き来が一時ストップしてました。どうもこのとんでもない混雑の原因はブルアカっぽいですね。さすが覇権コンテンツ。
 さらにルート制限で西館へ向かう際には屋外に出ないといけなかったんですがこれがまた辛い。日陰が全然ないのでカンカン照り通り越してガンガン照り状態で肌がチリチリ。暑い通り越して痛い。
 すごい勢いで自分の体内から水分が流出していくのがわかります。俺は雑巾となっている。
 そんな感じでヘロヘロになりつつも西館に行った結果なんですがチェックしてたサークル2箇所ともサークル主さんとすれ違ってしまいました。
 こうなりゃヤケクソじゃい!ということでわたくしいったん東館に戻ってからの怒りの2往復をぶちかましました。あーなんか体が軽いですよ? その甲斐あってなんとかチェックしてた「Ether Valkyrie」さん、「ほずみつきの」さんには挨拶できました。あーよかった。しかし今回STG島が縮小してた感じですね。時間と体力が追いつかなくてチェックしてたサークル以外はあんまり確認できてませんが。
 そして自分のスペースの話ですが、この酷暑の中スペースに来てくれた人がけっこういて非常にありがたい。さきほどの「ほづみつきの」のほづみつかささん、2日目参加の「フヅキ堂」のフミツキマサヒトさんが来てくれました。そして長年のバロッカー同志であるしおのりさんも暑い中来てくれてありがとうございました。
 今回の新刊は実に20年前の作品を引っ張り出してきてリメイクしたわけですが、お隣のバロッカー同志の「時計の番人」さんとしおのりさんがリメイク前の作品を覚えていてくださってたのが嬉しくてうっかり召されそうでした。20年前の作品を覚えててくれるって相当すごいことだぞ。
 こないだ「東方我楽多叢誌」の記事でお世話になっている土露団子さんと、「例大祭やコミケといったリアルイベントには中高生といった若年層が参加するのが金銭的な面をはじめとするハードルが高い」という話をしたのを思い出しました。
 そうしたハードルを承知の上で言いますがリアルイベントはいいぞ。
 わたくし人形使いも作品の感想がなかなかもらえないとか未だにうまい作品が作れてるのかわからないという不安や悩みを抱えて布団の中でダンゴムシにメタモルフォーゼしたりもしますが、リアルイベントでの「眼の前に自分の作品を手に取ってくれる人が存在する」という圧倒的現実はそんな不安や悩みをモルヒネのごとくマヒさせてくれるのでおすすめです。まあ「これ本当に現実? 本当の自分は今布団の中でヒメマルカツオブシムシにメタモルフォーゼしているのでは……?」とか思ったりもしますが。自分の幸福が信じられない。
 ともあれ、リアルイベントへのサークル参加は本当に唯一無二の喜びをもたらしてくれることは確実です。このブログを読んでいる方でリアルイベントに参加しようか迷っている方がいたらぜひとも冬コミに早速参加しましょう。今なら参加申込書がなくてもオンラインで申し込みできるから! 特に大熱波の時しか表に出てこないバロッカーの皆さん! あなたのバロックで救われる俺がいるんです! いいからつべこべ言ってねーで申し込みしろオラァァァン!!!
 はぁはぁ。体力が……。
 そんな感じでコミケ1日目は終了……してません。ホテルに行き着くまでがコミケです。そして1日目の最大手とも言えるのが帰りの臨時バス乗り場。わたくし人形使いはあんまり壁サークルには並ばないんですが、考えてみるとコミケで並んだ中でいちばん長い列がここかもしれん。
 コミケの閉会は4時なんですが、その時間になると一般参加者に加え撤収を終えたサークル参加者も加わってしまうのでそれより少し早い時間に帰るようにしてるんですが当然みんなそう考えるわけなんですよね。
 まあ帰りの交通手段は分散してるので1時間も2時間も待たされるわけではありません。しかし日陰がないので帰りの体力を使い果たしてボロボロのヘロヘロのゲドゲドになってるところに夕方の直射日光が容赦なく照りつけるこの臨時バス乗り場は最後のハードルと言えるでしょう。とてもつらい。
 しかし運良く座ることができたので多少なりとも体を休めることができました。東京駅に到着したあとは駅内で食事を済ませて予約してたカプセルホテルへ。コミケからホテルに到着して入る風呂の心地よさよ……。
 もはや体力の限界だったので早めにホテルに帰ってきて正解でした。風呂を早々に済ませて翌日の準備を済ませて全力で寝る!!
 後半に続く!(キートン山田の声で)
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第21回博麗神社例大祭戦利品... | トップ | 2024年夏コミ思い出し日記そ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

それさえも平穏な日々」カテゴリの最新記事