夏コミ原稿、現在パート2上級パート書き直しが終わってパート2父パートを書いてるところです。
こないだまででごちゃごちゃ考えるのはさんざんやったので、現在はもうどうにでもな~れの心意気でスミレちゃんを見習ってなんとか「心をすべらせて」書いてみたところ、「罪悪感」「違い」などの重要キーワードっぽいものがぽろぽろ出てきました。
僕は今までさんざん言ってきた通りプロットをかっちり書かないと必ず道に迷って餓死する系男子なわけですが、しかし書かないと出てこないものってのも必ずあるんですよね。
大抵書いてて行き詰まるのは、その段階で清書しようとしてるから。
いきなり完成品を書こうとしてればそりゃあ力んでしまうって話です。
これも居合と一緒で、 「相手を斬ろう」とすること自体がその行為(その行為の成功と言うべきか)を阻害してしまうわけですね。
他にもさっきまでやってた書き直しにしても、「元の文章より量が減るのはちょっとなあ……」って言うような思い込みがあったせいで筆が進まなかったわけですが、それがなくなるとざっくり消して書き直せるようになりました。そして元の文章より量が増えるのはもはや様式美とさえ言えるでしょう。
そうした色んな欲を捨てて、描くという行為のみに集中すれば筆は進むんですよね。
そしてもう一つ、上記のような「罪悪感」「違い」といったような、自分の中にあるキーワードが自分の外に出てくるんですよね。
誓って言いますがこのふたつのキーワードは書こうとして書いたわけではありません。
思うに僕の頭はCPUではなくHDDというか魔女の釜で、色んなネタがごちゃまぜになって入ってるんですね。
それでフタを開けるとランダムで固定化されたネタが出てくるという。
「これをアウトプットしよう」として外部に出すことももちろんありますが、とりあえずでフタを開けて偶発的にネタが出てくるのを試すというのもアリかと思うのです。