いつまでやるのか戦利品レビュー。どんどん行きます。
・LOVE SOMEBODY(小豆粥)
総集編ではないんですが買い逃してたのを手に入れたのでせっかくだからレビューします。
本作はにとまり本。
香霖堂で掃除機をせしめた魔理沙がにとりのところに修理を頼みに……という話。
小豆粥さんの本は改めて見てみるとストーリーはそれほど大きく動いてないんですよね。
にもかかわらず何回も読み返すほど面白いのはキャラの台詞回しと雰囲気。
特に魔理沙の「悪ガキ」的側面が色濃く反映された台詞がもう絶妙。
個人的には風のときにはにとまりに関しては「パチュリーとアリスは分かるけど何でにとり?」とか思ったモンですが、こうして見るとこの二人って興味・関心のベクトルが似たもの同志っぽくていいコンビかも?
多くは語らず雰囲気で読ませるってのはなかなかできることじゃありません。
本作の白眉はなんと言っても16P3コマ目のにとりの「…」。
コレ! コレなんだよ!(大興奮)
この三点リーダーひとつにこんなに濃密な意味を込められるのがああ妬ましい。マジで。
こんな感じ。
さっきメロンのHP確認したらアンニュイ赤蛸さんの新刊が入荷されていたので買いに行かねば。