ここが二次創作の一番難しいところ。

今まで書いてきたような点を意識するようになって、だいぶ執筆がスムーズに行くようになった。
問題といえば製本上のものがほとんどだな。
まあその辺はおいおい解決していくとして……。
やはり二次創作は難しい。
何が難しいかって、どこまでオリジナル設定を盛り込んでいいかの線引きが難しい。
今書いてる原稿はバロックの二次創作なんだけど、本編より過去の話なんだな。
なので必然的に本編にはない設定・描写を盛り込む必要があるんだが、書いてて「これって原作から離れ始めてないか……？」と不安になることがある。
確かにバロックは本編ではっきりと表に出ている設定がかなり少ないため、いろいろと妄想を働かせることが出来るんだけど、だからこそちょっと目を離すと本編と剥離してしまう危険をはらんでる気がする。
ワールドガイダンス等の米光監督のメッセージを見る限り、監督はバロック世界の設定を製作側ではっきりと決めてしまうことはせず、ユーザー（受け手）の解釈に任せようとする姿勢の様子。（この辺、同じく設定を明確に決めることをしていない東方シリーズ製作元のZUN氏と同じ姿勢に見える）
なので、好き勝手できると言えばそうなんだが、原作からかけ離れた二次創作作品が叩かれてるのを結構見てきたしなあ。
叩かれるのは嫌だし、同じ作品のファンを不快な気分にさせてしまうのも嫌だし。
この辺、もっと深く考える必要がありそう。