ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

堺せんぼく田舎道 2

2016年04月21日 21時21分21秒 | ウォーキング

前回の泉北ウォーキングの時に
見て調べて書いたように
栂の小谷氏、美木多の和田氏を
根拠に持つ栂・美木多です。
その駅からこの辺でまだ3kmほどです。



でも景色はかなり山のほうに入ってきました。

「ひぐらし橋」を渡って



堺泉北の環状線を超えると、



空気の密度が一気に変わります。



この辺りは「御池台」といいます。



泉北ニュータウンの中では
最も新しく開発されたところで、
旧地の「御池山」からつけられたところです。

昭和54年開発といいますから、
そうですねえdoironが働き始めたころのことです。

おっ、まだこの辺もランコースと
バイクコースが分かれています。
これだと競技しやすいんですよねえ。



そ、それはトライアスロン

歩行者と自転車の通行帯が異なっているので
高齢者も子供も安全です。

そんな緑道も、この御池台公園を最後に
離れていきます。



住宅の横にはモクレンが咲いています。



この時期この花は大きくてよく目立ちます。
でもちょっとよく似た花も多くて、
区別がむつかしいですねえ。
花の内側の白いのが
ヒメモクレンと覚えておきましょう。

こんなハナミズキの花も咲き始めました。



このあたり、道の周りには
結構緑が多く植えられています。



道の突き当りのこんな階段を下りてゆきますと、
車道のほうに出ていきます。



ああ、次はいよいよ本日のメインである、
鉢ヶ峯の方へと近づいてきました。

車道から少し離れた道を進んでいきますと、
こんな農園の看板なんかも出てきます。



おお~田舎風ですねえ。

道はどんどん里山のほうへと入っていきます。
川には地元で景観保持で菜種を植えているそうです。



そんな川に架かる橋を渡って



途中を右折して畑地の方に入っていきます。



おっ、ここがそのコスモス館です。



ここらで春にはどんな植物が出ているのでしょうか。
寄ってみよと思ったら・・・、
その日はお休みでした。



花は咲いていたけどね。



その店の横に道をてくてくと登っていくと、
あずまやがあり、



その横のまさかのあぜ道に入っていきます。

ちょっと散歩コースには
向いていないような道です。

道は水であふれていますし、



横の空き地には
腐った野菜が捨てられていますし、
池のふちは「マムシに注意」ときたもんだ。



でも我慢して登っていきますと、



おお~一気に景色が開けました。



遠くに歩き始めた
駅のあたりも見えています。

道も開けた感じですし、
いろんな作物が植わっています。



今はだいたい、玉ねぎ、豆、
若いなすびが多かったかな。

たまにはこんな麦が植わっていたりもします。



見晴らしの良い丘陵地全体が耕作地で、



このあたりが「八ヶ峯里山」の
中心光景となります。

大都会近傍のわりと見ごたえ、
歩きごたえのあるコースですな。

そして坂道を頑張って
上り詰めたところからは、



チュウリップ畑が広がり、
観覧車も舞う「ハーベストの丘」が
見渡せる絶好の景色となります。



眺めも良くて、時間が許せば
この辺りにシートを広げて
お弁当でもいいかもしれませんね、
野菜は食べ放題ですし・・・。

あきませんか。

コースはこの坂道のてっぺんから
上ってきた道を少し引き返します。
それにしても畑をよく見てみると、
畑の中にはあちこちに
たくさんの人が出ていました。



意外に大勢の人が熱心に出ているんですねえ。

「お~い、今年の玉ねぎは小さいのう」
「いやあ、でもなすびは水みずしそうやあ」
なあんかそんな会話が
あちこちから聞こえてきそうです。

それにしてもこの辺の
景色の良さはわすれられませんなあ。



田の淵のこんな山沿いには
珍しい植物や貴重な昆虫がいたりしそうですね。





竹畑もすごいですねえ

あ、電線にかけたプラスチックに
竹がいっぱい刺さっています。



と、おもったら、なんと
プラスチックの中に生えてきてるんですねえ。



里山部分を離れて、
里山の村の中に入ってきました。



こんなバス停もあります。



その昔、法道仙人が飛鉢の法を行じました。
仙人の投げた鉢が村の人のところへ
飛んでくると、その鉢に
お布施を入れます。

すると、その鉢が仙人のところへ
飛んで帰るというような法らしいです。
たぶん弟子どもを歩かせたんでしょうかねえ。

で、この鉢を埋めた山を鉢塚山といい、
このあたりの地名の原因と
なっているそうです。

いやあ、でも黙っていてもお布施が集まる
なかなかありがたい行ですな、

などといいながら続く。