ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

発展させてね山背古道 2

2016年04月06日 21時07分22秒 | ウォーキング

この辺りは、現在は木津川市ですが、
2007年度までは「山城町」
という地域です。
マンふたも当時のまま残っています。



え~と、モミジとタケノコと
キクまではわかりますが、
もう一つは何でしょう。
お茶かなあ。
よくわかりません。

村と村の間の田んぼは広くて
気持ちいいのですが、
村の中の道は狭くて
大きな乗用車は通れません。



以前、この道を走ったことがある
というジダンに
「山背古道」に行くねんと言ったら
「道がややこしいよ」と言われました。

たしかに、入り組んでいますねえ。

でも道に埋められたこの標識を、
丹念に探したら大丈夫。



山の絵の方角が「山背古道」です。

右に曲がるんだったら、
山が右に倒れています。

標識には3種類あって、
一つがこういう案内付き。

もう一つが「山」の絵だけのもの。



そしてもう一つが山の絵に、
名前が入っています。





「たけし」や「ジュンゾウ」「たみこ」さんなどです。

どうも名前の雰囲気から見れば、
大人の名前のような気がするのですが、
どういう仕組みで作られたんでしょうねえ。
知ってたら「doiron」の
名前を入れてもらいたかったなあ。

もちろんこんな碑も立っていますが、



本数はあまりありません。

ここから道は不動川のほうに
上がっていきます。



不道中橋を渡ると、
古道は車じゃ通れない





行き止まりの西念寺の方へと入っていきます。



裏口から入って、
二年前に新築落慶された本堂を見ながら門を出ますと、



おおさすがに京都ですねえ、
向かいの家の屋根には
鐘馗さんが座っておられました。



村中の道を進んでいきます。



今もこういう火の見やぐらを
使っているのですねえ。



ユキヤナギも



レンギョウも



きれいに咲く気持ちのいい季節です。

で、ここで道は線路を踏切で超えます。
線路の右は「棚倉駅」、



そして左は先ほどの不動川を
くぐるトンネルです。



こうしてみると、不動川が
天井川であったことが
よくわかりますねえ。

やがて道は「涌出宮(和伎神社)」に近づきます。

ここがその鳥居。



棚倉駅前から参道が続いています。

正式名称は「和岐座天乃夫岐売神社」。
うう~長い名前だ。



入り口近くに道標の入った
社名石がありました。

ん?森の中に奇妙な砂森があります。



そう、これがこの神社の祭りごとである
いごもり祭の「四ツ塚」と呼ばれる施設でした。

そしてまたこれらの森が
弥生時代中期の森として、
文化財環境保全地区とされています。



doiron家の近くにある弥生の遺跡と
時期が重なるんですねえ。

奥の方の神社本殿でお祈りをして、
さあ続きをほっつきましょう。



ここがその神社前の「棚倉駅」です。

山背古道の案内石もありますねえ。



これが木津川市棚倉エリアの案内図ですが、



地図上にはまだ古道の道案内はありませんねえ。

あ、蟹満寺はこの駅が最寄り駅ですかあ。



さて、この辺りは家の横や



村の片隅に小さな池が作られていたり、



空き地にこういう施設を
設けている場合がよくあります。



山から近くを流れる木津川まで
平地が少ないから、
水の確保が大変だったんですかねえ。

でも過去には、大水害事件があったようで、
こんな石碑が作られています。



昭和28年に夜来の豪雨で
雨が山を裂き谷を埋めたようです。
その大水で、村の人が7人もなくなった
という石碑が地域の公民館横に
建てられてありました。

なかなか大自然の力は大きいものなんですねえ。

そうそう、季節的にはもう桜が咲いても
おかしくない時期です(この日は3月26日)。

この公園の横にも大きな桜の木が
植わってましたが、
花開くまであともう少し時間がかかるようです。
いやあ、満開の桜を眺めながらの
ほっつきももうすぐ始まりますなあ。



うきうきと続く。