ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

春真っ盛り大和街道 1

2016年04月15日 21時11分39秒 | ウォーキング

春の山の景色、
とくに都会の里山の景色は
桜が咲いて居たり、
新芽が青く輝いていたりで大好きだ。

先日「大和街道」を歩いた時もそうだった。

歩きながら過去に何度か登った
龍門山を見ていると、
山の斜面がいろいろと色づいていて、
山の命がキラキラと輝いていたな。

そう、まるで笑いながら
「生きててよかったなあ」
と声をかけてくれているようだ。

そんな景色に包まれながら、
道端で過去の歴史と触れ合ったり、
地域の人々の暮らしと接したりする歩きは、
今のdoironにとっては
何にも変えがたい貴重なひと時といえるでしょう。

そこでちょっと前に歩いたそんな

「大和街道」

が気になっていたので、
もうすこし続きを歩きに行くべえ
と思い立ち、出かけてきました。

たまに折に触れて歩きに行ってみたいなあ
と思っていた、折がすぐにやってきたわけですねえ。

前回は「紀伊長田」駅まで歩いて終わったので、



今回はそこから続きを歩くことにしました。

ちなみに「紀伊長田」駅は
あの西国三十三カ所三番札所の
「粉河寺」のひとつ和歌山寄りの駅で、
その日は紀伊長田駅、粉河駅を経て
名手駅へと向かうコースを
歩くことにしました。

粉河寺のあたりは、
昨夏に龍門山に登ったときに
うろうろしていたので駐車場は確認済み。

そこまで車で生き、
紀伊長田まで電車で行く
という方法で出かけた。

案の定車は十分止めれたのだが、
駅まで行って、目的の紀伊長田へ向かう
電車の時間を見てみると、
まだ30分以上時間があるではないか。

これをじっと待つのはもったいない。

そこで、粉河駅でナビをセットして、
本日歩くのとは別のコースを通って
紀伊長田まで歩いていくことにしたのです。



最近は、前回の山背古道の時のように
車移動に慣れてしまって
かなり融通のある歩きをしております。

はい、では歩き始めましょう。

線路沿いにはセイヨウカラシナが咲いています。
河原に多い花で、
電車が紀ノ川の種を運んでいるのでしょう。

その線路の北側の道を
和歌山方面へと戻っていき、
松井川を越えたところで線路を渡り、
大和街道へと戻ります。



ああ、これは前回見た地蔵さんの道標だから、
もう駅前の通りに到着ですね。



ほぼ2キロで到着です。

まえはここから電車に乗って帰ったのですが、
今回はここからです。



まずは前回行っていなかった
駅北側にでんとある
徳川家の祈願寺である



長田観音を目指しましょう。



「いのるみは いのちながたの かんおんじ 
やくをさったの ちかいたのもし」

この寺はこういう御詠歌を持ちます。
厄除け観音ですね。
そこに貼られてあった
厄年齢関係のチラシなんかを見てみますと、
あ、そうかあdoironも厄年の一つなんやあ。

これはしっかりと
御祈りしておかなくてはなりません。

そして、広い境内を眺め、



昭和に奉納された鐘なんかを



見ながら外に出ていきましょう。

あ、そうそうこの上階のある山門なんですが、
金沢の尾山神社のように
上の階の窓にガラスがはめられていますねえ。



これもなんか意味あるんでしょうねえ、
夜にはあかりがついたりするのかなあ。

長田のちょっと高台にあったこの寺。

門前からは桃、桜と
龍門山がきれいに見えておりました。



さあ、では紀伊長田駅方向に戻って、



ふたたび大和街道歩きを続けていきましょう。

行きに通ったのと少し道を変えて、
歩き始めます。





そして次に訪れたのが、
国道24号から大和街道に入って
すぐのところにある「風市森神社」です。



古い時代の神社で、
祭神の「級長戸邊尊」は
この地に鎮まります神であり、
「風」をつかさどっているといわれています。



そういえば1年ほど前に
この道のずっと北側にある
「葛城古道」を歩いているときに、
「風の森」というところをとおりましたねえ。

そうあの地域の産土神も
風の神でありましたねえ。

都に通じる山と山に挟まれたこの地に
吹きわたる風は、
人々の心にも吹き渡ったのか、
などと考えながら続きます。