ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

春爛漫の大和街道 4

2016年04月13日 21時08分01秒 | ウォーキング

紀の川市民体育館をバックに
桃の生えている畑です。



このあたりから桃がよく見られるようになってきます。
ちょうど満開ですねえ。

体育館の前に出ると、



今度は桜が八分咲きくらいです。



ベンチもありますし、
ちょうどここで花見がてらの
お弁当にしましょう。

え~、今日はこの時に備えて
コンビニでビールも調達済です。



ああ~体育館の前でちょっと
不健康ではありますが、
この桜の下の花見は最高でしたね。



食後にコーヒーまでいれて
のんびりしちゃいました。

これはもう、花見ウォークにはかかせない
至福のひと時ですなあ。

さあ、ではあと数キロ頑張りましょう。

この辺りは、田んぼや果樹園が広くて、
竜門山を後ろに控えて
なかなか景色のいいところです。



レンゲも咲いていますし、
おお~大根てこんな風に育てるんですかねえ。



ここは桃園じゃなくて、
ハッサク畑かな。



こんな山の中の、アケビの花が咲く道の下に、



やっと見つけましたこの道標。



もう間違いなく大和街道です。

これが紀の川市のマンフタです。



市の木、花、鳥である
金木犀、桃、ウグイスと
紀ノ川を刻んであります。

田舎道を進んでいきますと、



やがて前方に見えてくるのが「東田中神社」です。



先ほどの西田中神社と同様に
鎌倉時代からの古社で、
参道の階段石には「文化9年」



そう1810年ころの年代が刻まれていました。

この神社を過ぎたら、
こんな桜や



「みもざ」のさいているのを見ながら、



この地域のメイン道路である
国道24号線をわたります。



道はこうしてアップダウンのある道。



鍾馗さんのついているこんな家を眺めながら



進んでいきますと、
「上田井八幡神社」に到着です。



もともと紀ノ川のほとりに
村落や社寺があったが、
大水で水経路も変わり
この若干高めの丘の上に
今は遷座されているようです。



お寺や神社なんかは田舎を歩くと、
そこら中にあるような気がしますが、
意外にその立地場所にも、
いろんな意味があったりするんですねえ。

この神社の手洗い場の水道蛇口が面白かったなあ。



で、そこを出て歩いていくと、
けっこうたくさんの桃畑が続きます。



あちこちの畑に人がいて、
なにかでっかい試験管洗いのような
ものを持ち歩いています。

見ていると花の表面を
ごしごしこすっていましたから、
どうやら受粉作業をしているようです。

こうして手間をかけて、
立派な桃を育ててはるんですねえ。

やがて道は、こんな土塀に突き当たり、
それを右に回ったところが、
和歌山線の「紀伊長田」駅のようです。



この赤い矢印には意味があるのかなあ

駅までの間に地蔵さんがあり、



そのわきに道標が立っていました。

「右 いせ かうや」



そして
「左 長田観世音 こかわ寺への抜け道」



とあります。

そして駅まで届いたところで、



時間を見ながら
今日はここまでにしておくことにしました。



次回はここから粉河寺周辺を
結ぶ道路を歩きましょうかね。



この紀伊長田駅は単線でホームが一つ。



右や左から電車がやってきます。
酔っぱらったらわからなくなりそうですねえ。



本日のコースはこんな感じです。



途中道が変に折れ曲がっているところが
道路工事の迂回区間のようですね。

距離的にはだいたい12.9キロと出ていました。

桜や桃の花が咲き乱れる
なかなか気持ちいい春爛漫の道でしたね。

もともと大和街道はかつては
「古南海道」ともいわれた官道で、
歴代の天皇が通った御幸道でもあったそうです。

この道もこの先大和にわたるまで、
どんな風になっているのかわかりませんが、
かつては参勤交代にも使われたこの道。
たまに折に触れて歩きに行ってみたいな
と思った今回の旅となりました。

春爛漫の大和街道いったん終わりです。