ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

春爛漫の大和街道 2

2016年04月11日 20時58分10秒 | ウォーキング

岩出大宮神社内には大きなクスノキもありました。
むむ~大体樹齢400年くらいでしょうか。
力をいただいておきましょう。



ここんとこドジ旅から巨木の力を
だいぶいただいております。
髪の毛フサフサで
きりっとした還暦になっていくんでしょうかね~。

さて、ここを出たら、
大和街道は東向いて進んでいきます。

岩出橋は現在付け替え工事中なので



バタバタしていますが、
少し離れたらもうクサフジが



きれいに咲いている、
川の縁を進んでいくのです。



おっ、これが岩出市のマンフタですね。



市の木「ウバメガシ」と市の花「桜」
そしてウグイスが刻まれています。

この市の北側には京奈和自動車道の建設が進んでおり、
もうしばらくすれば阪和自動車道と
つながったりするようです。
歩いていたら、空き地や人の住んでいない家、
開いていない店屋なんかも多くありましたが、
一方で若い人たちが好むような
新しい家も多かったこの地域。
道路の発展で、これからますます
若い人が住む便利な街になっていくんでしょうねえ。

大和街道の道標はところどころにあります。



特にコースの曲がり角にはね。



そしてこういう狭い道を通ったり、





こんなうだつの上がる家があったりして、



ところどころ昔を思い出させます。

この道標の作成年を見てみたら
平成9年ころでしたねえ。



和歌山に世界遺産が誕生するより前です。

まあ、そこそこ年数は立っていますね。

そしてようやく岩出の駅に到着です。



単線線路が二本になって、



大きな自転車置き場もありますね。

人口5万人の市のメイン駅です。

駅を過ぎたところで、
交通安全の標識に市のイメージャキャラクター
「そうへぃちゃん」が使われています。



市内にある根来寺の僧兵からとった名前で
「そうへい」ではなく「そうへぃ」だそうです。

実は、doironは地元市で
ある委員会のメンバーなんですが、
その中でひとつ市のイメキャラを
使ったグッズを提案しており、
間もなくそれが完成します。

また出来上がったら紹介しましょう。

そしてこんな碑に沿って
右に曲がったところから、
道標がわからなくなってしまいました。



地図ももう一つよくわからない地図なので、
このまま1時間くらいは
経験と勘を頼りに
歩いていくことになりました。

まあ、遠くに、昨年上った紀州富士である
「竜門山」が見えています。



あの山のふもと近くに行けばいいので、
大体の方向はわかるから大丈夫でしょう。

あっ、でも道はまだここまであってるようです。

この街道沿いで有名な
このお伊勢参りでにぎわった頃の道標が
ちゃんと立っていました。



地蔵様?の浮き彫りとともに
「左 わか山 紀三井寺道」



「右 こかわ二り半 いせかうや道」

と刻まれています。
立てたのは文政9年と書いてありますから



1820年ころ、約200年前の道標ですね。

ではその道標通りに大和街道を
小河に向けて、田んぼの中の道を歩いていると、



今度は温室仕事をしている老夫婦から
声がかかりました。

「どっから来てるんや」

「あ、大阪です」

「へ~こんなとこまで歩きに来てるんや。どこまで行くの」
と聞かれたので

「船戸から、だいたい粉河寺のほうまで」
と行ったら結構驚いてはりました。

で、doironの方からは、
そのおじさんが栽培している
温室の花のことを聞いたのです。

その時はきちんと教えてくれたのに、
もう今となってはすっかり名前を忘れてしまいました。

これからはそういうことを記録しておく
メモ帳でもすぐに出せるように持ってないといけませんね。

次回からは用意しましょう。

たしか植えてあるのは「なんとか菊」
と言ってたと思うのですがね~。

あっ「そうへぃ菊」では決してなかったですねえ。

続く。