ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

フリーライター半年

2014年01月21日 21時32分44秒 | 仕事

フリーライターを始めてから、ほぼ半年がたった。

その間、いろんな記事を書いた。
書いたと言えば、
このブログの方が絶対的に量が多いが、
好きなように書いているブログに比べて
新聞というメディアではいろんな制約があるから
使っている神経はかなりのものがある。

まず第一に、クライアントの思惑が最優先である。
その次に、読者の求めていることだ。

一見逆のように思えるが、
広告主体のミニコミ誌ではそういう順番になる。

もっとも、そんな制限の中でも
読者のことは最大限に考えてはいる。
先日、doironをよく知るある読者の方に
「いつも読んでいるけど、
あまりdoironの記事らしくない」と言われたことがある。

どういうのが「doironらしい」のかよくわからないが、
たしかに思惑と異なった記事になることもよくある。

もし記事を読んでそう思われたのなら
多分メディアの性質上、
涙を呑んで引き下がっている部分ではないかと
思ってみたりする。

先ずは半年と、がむしゃらにやりつつも、
この世界の微妙なルールを
見極めていかなくてはとも考えていて、
ようやく近頃なんとなくこれなら大丈夫かいな
という線が見えてきたように気がしているんですがねえ。

つまりクライアントと自分の思惑のせめぎ合いの部分で、
双方が妥協できる線がぼんやりと
みえてきたかなあということである。

今日、また1本取材に行ってきた。

今回の課題はこれまでの取材記事ではなく、
Q&Aという形でまとめてほしい
といわれているというところにあった。

これまた新しい取組なのである。
果たしてどうなるだろうか、
と不安を抱きつつ取材先に向かった。

場所は堺市の某大きな駅前のS書士事務所。

doironよりはるかに年下の人が、
大きな駅前の一等地に
事務所を構えておられるのをみると、
それだけで気後れしてしまうよなあ。
きっととてもやり手なんでしょうとね。

この仕事は取材でいろんな人と出会えるのが
楽しいと以前書いたけど、
それは仕事がうまくいってこその話だ。
その筋のプロで、しかも成功している人を
相手に取材するとなると、やはりまず
大きな緊張と不安に襲われてしまう。

だから新しい取材といっても手放しで
「楽しい」だけではなく、
こちらもプロのライターなんだと
空元気にも似た
自負を持って向き合わないといけないのだから大変なのだ。

とはいえ、自分に記事が作れるだろうか
などという不安は
おくびにもだしてはならないのだから、
何でもすぐに顔に出てしまうdoironにとっては
大変厄介な部分である。

で、そんな時に、
ものを言って自分を支えてくれるのが、
ここまで半年間なんとかやってこれた
という経験なのかもしれない。

そう、つまりは自分を信じて
クライアント及び読者と
まっすぐ向き合う他はないという点に
所属ライターとしての難しさがあるんだよね。

ライターとしての自分を鼓舞しつつ、
ブロガーとして腕に磨きをかけて細々と、
でも納得のいく仕事をコツコツと
していきたいと思っている。