それはおとといの夜のこと、
夜中にふと目が覚めた時にどうも足の指が痛い。
最近は運動強度も下げているから、
故障などするはずもない。
それにタンスの角で打ちつけたという覚えもない。
そうか、昨日はジムでカーフレイズをやりすぎたからかなあ、
朝起きたら指のストレッチをしよう
とか思いながら再び眠りについたのであった。
そして昨日の朝、
目覚めて足の指を見てびっくり。
右足の薬指が赤く腫れている。
むむむっ、これはどうしたことか
と思うと同時に、5カ月余り前のことを思い出した。
その時も同じように指が腫れた。
その時は、右足の中指で
今回はその横の薬指と部位は異なるものの、
症状は酷似している。
あのときはついに痛風がでたか、
ということで近くの診療所に行き、
診てもらったところ、
痛みの程度から、痛風ではなく結局、
「深爪でもしたんやろ」と診断され、
化膿止めと痛みどめを処方してもらったのだった。
それはブログを辿ってみてもわかる。
その見立てに、そうかなあと首をひねりながらも
2、3日で痛みが消えたので
そのことは忘れてしまっていたのだが、
今回痛みと共にまたぞろその記憶がよみがえってきたのである。
そういえば、年が明けて親父の病院通いの時に、
自分の血液検査をする機会があったので
受けてみたら、尿酸値が「8.1」と
高い値を示していたということも思い出した。
尿酸値「7」までの許容範囲はしっかりと超えている。
ではやはりこの痛みは痛風なのか?
しかしなあ、あの時の医者の見立ては痛風じゃなかったし、
今回も痛みはさらに小さいから、
医者に行っても否定されるのがオチであろうと思い、
しばらく様子を見ることにした。
バイクは漕げるので
ジムに行ったら、そこでもジム友に説明を求められ
患部を見せたら、シモヤケちゃうのと言われたし。
今どきシモヤケなんて珍しいで。
また、食事中あしもとにまとわりつくグーに
その指をまともに踏まれて飛び上ったり、
感覚がおかしいのか
階段で指をぶつけたりといった災難はあったものの、
車の運転はできるし、
軽くビッコを曳きながらでも母親の見舞いにも行くこともできた。
また、ジム友講師による月2回の
お絵かき教室にも参加することができ、
要するに昼間の日常生活には
ほとんど支障がなかったわけだ。
そうして何とか一日を過ごし、
その夜はエイの日なので出かけて行くことにした。
店に着くなりビッコを見つかり、
「実は・・・」と足のことを話しつつ、
痛風だったらビールはよくないだろうと、
「生小」を頼んだのだが、
居合わせたお客さんに痛風経験者がいて
「ビールの影響なんかしれてるで」
と横から心強いメッセージをいただいた。
それを聞いて、
「じゃ、やっぱり生中!」
と即、変更をしたdoironなのでした。
結局今朝の状態は、
腫れはあるものの痛みは半減していたので、
このまま治っていくだろうと期待している。
しかし解せんのは、
なぜかように尿酸値が高いのだろうということだ。
毎夜の晩酌だって、プリン体ゼロの発泡酒だし、
今の季節はたいてい食事は鍋料理で
野菜もしっかり食べているのになあ。
運動だって適度にしている。
脱水禁物なので、水分もしっかりとっている。
これで尿酸値が高いというのは
一体どういうことなのでしょうかね。
まさか、寝すぎというわけでも、
本を読みすぎというわけでもあるまい。
お正月の数の子の影響かもしれないけど、
きっと日常の生活習慣のどこかに
落とし穴があるのにちがいない。
痛風という結論が出ないまま、
痛みは治まってしまいそうだが、
これを機会にもうちょっと
自分の生活習慣と尿酸値について
しっかり考えてみる必要があるのかもしれないと、
チューハイを飲みアーモンド小魚をつまみながら思っている。