ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

仕事始めと介護始め

2014年01月06日 21時23分37秒 | 生活

今日から世間が動き始めた。
doironも今日が仕事始め。
といっても編集室に行って
年始の挨拶をするだけでしたが・・・。

一方、家の方はと言うと
年末から芳しくなかった親父も
ようやく業務を始めた病院に連れて行ってあげることができた。
これを「通院始め」と言っていいものかどうか。

年末年始に体調を崩したら、
どこの病院に連れて行けばいいのか、
その辺も下調べをしつつ、
いつそうなるかとドキドキしながら晩酌をしていたが、
どうにか頑張ってくれて、
晴れて今日の日を迎えることができたのは、
親父の家族孝行というものだろう。

ということで、朝イチから車いすを積み込んで、
かかりつけの病院に搬送した。
正月明けということで混んでいるかと思ったが、
いつもの倍程度の込み具合。
もともとこの病院はすいているのだ。
昔から通っているので、
ずっと親父の経過を知っているから行くけど、
先生の口調があまりやさしくないので、
出来ればもう少し優しい先生がいいなあ。
すいている理由はその辺にあるのかもしれない
とひそかに思っている。

不自由な舌で受け付けの人や看護師さんに
年始のあいさつをする親父。
横で聞いていると「会えましておめでとうございます」
と言ってるように聞こえて仕方がない。

まったく、こうして無事に年末年始を乗り切って、
「会えまして」本当によかったなと
一人で笑ってしまったぜよ。

無事に診察も済み、
車いすと親父を積み込んで、
薬局に処方箋を届けて帰宅した。
かかりつけの薬局も昔からの御贔屓なので、
薬を家まで届けてくれるのだ。
量が半端なく多いのと、
朝、昼、晩に分けて1包化して届けてくれるので、
ありがたいことこの上ない。
結局、薬局、いつもの薬、いつもの注意事項で
初通院を終えた親父なのでした。

続いて母親スーちゃんである。
先月から入院しているスーちゃんを、
入院以来一日も欠かさず毎日訪ねている。
見舞いといっても、食事制限があって
何も食べさせてあげれないし、
いろんなお世話も病院のヘルパーさんが
こまめにしてくれているのでほとんどすることがない。

行くとたいてい半分眠っているのだが、
冷たい手で足を触って目を覚まさせてあげている。
その上で、色々と話しかけるのだ。

今が正月明けであることは
あまりわかっていないようだが、
初詣に行ってきたことを話したり、
年賀状を届けてあげているうちに
何となくわかってきたようだ。

ちなみにスーちゃんの誕生日は1月10日なので、
もうすぐ誕生日やなと話しかけると
「うん」と返事をするものの、
「いつやった?」と尋ねると

「忘れた」

だって。
自分の誕生日も忘れるものなんかなあ。

「そしたらいくつになる?」
と尋ねてみたら
口から出まかせなのか、
それともその頃からの記憶がなくなっているのか
「80歳」と答えてくれる。

本当は86歳なのになあ。

そんなスーちゃんに約束していたおみくじを
近所の神社に買いに行った。
ガラガラと御籤箱から出てきたクジは「十二番」。
運勢は「末吉」でした。

読めば、あとになればなるほどよくなる
というものでしたが、
「やまひ、長引く」などの言葉があったので、
スーちゃんには「大吉」だったで。
とウソをついた。

こんなウソなら神様も許してくれるだろうて。

でも、症状も落ち着いているので、
きっと正月が明けたら退院だろうと思っている。

とりあえず、こうして仕事も日常の介護も順調に滑り出した。