ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

もし自分が箱根駅伝を走ったら

2014年01月04日 20時03分19秒 | マラソン

正月3が日は駅伝三昧。  
集めたデータを用意して
こたつにおっちんして観戦する。
サッカーの時はサムライブルーの
ユニフォームを着て観戦するのだが
さすがにランパンランシャツで応援はできんじゃろ。
おとなしく観戦する。

doironが箱根を見だしたのは
沢木啓祐監督率いる順天堂大学が
4連覇した初年。
昭和61年第62回大会からだ。
この4連覇中に山下りの6区で
史上初めて1時間を切った
仲村明クンが今は順大の監督をしている。

昭和61年と言えば、doiron29歳の年
まだ本格的に走り始める2年前の年である。
乳飲み子を膝に置き
のんびりと正月を迎えていた頃だった。

当時は「こんなに面白いスポーツを
なぜ今まで見ていなかったんだろう」と思っていた記憶がある。
それからの順大4連覇のかっこよさが
マラソンの世界に誘うきっかけの一つになったのはまちがいない。
当時、バンバン行けた出張の帰りに
わざわざゴールの芦ノ湖まで
寄り道して帰ったこともある。

最近では、2000年(平成12年)に
コースや区間距離の変更はあったものの
スタートとゴールは当時と変わらない。
今年の中継で知ったのだが
東京の読売本社前には箱根のスタートラインが
ゴールドのラインで埋め込まれているそうだ。
今年、東京に行く予定をしているので
ぜひとも見に行っておきたいと思っている。
もし関東に住んでいたのなら
今頃は絶対駅伝コースをテクテクと
歩いているのに違いないだろう。

往路は108.0キロ

今年の往路優勝のタイムは5時間27分13秒
もしこれを自分一人で走っていたら
100kmベストで換算すると10時間18分。
山登り、山下りのある高野山110kmだと
11時間丁度くらい。
ほぼ倍の速さで走っていることになる。
それでは1kmのベストタイムではどうか。
計算してみると5時間42分となった。
今年の箱根往路16位の上武大と競り合っていたことになる。
そうかあ、生涯で最も早く走った1キロのペースを越えて
彼らは108キロを走りぬいているのか。
すさまじいとしか言いようがありませんな。

結局復路も東洋大が制して
今年の箱根を完全優勝した。
出雲と全日本を制し、箱根で3冠を
目論んでいた駒大を見事に突き放しての優勝でした。
10人も走ると、一人一人がパフフォーマンスを
少し出し切れなかっただけで
大きな差になるもんですねえ。
区間も長いので、高校駅伝と違って、
各区間に潜んでいる魔物は多い。
練習を重ねて晴れ舞台に立ち
そこで疲労骨折した山梨のオムワンバ選手は
何故ここで?と無念の極みであっただろう。
しかし、足の故障は必ず治る。
来年は3年生。
これをバネに充実の学生時代を過ごし、
予選を勝ち抜き、来年の箱根で
ぜひ雪辱を果たしてほしい。

とにかくこれで、今年の駅伝シーズンは終わった。
と同時に正月気分も終わってしまったような
気がするのはdoironだけだろうか。