ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

現役引退の身といたしましては

2014年01月24日 21時34分07秒 | 最近の出来事

昨日は午前中にマラソン見学をして、
その後親父の通院とおふくろの病院見舞い。
そして今日は、
午前中に施設と病院から連絡があって、
同時に呼び出しがかかった。

なのでミセスは施設へ、
doironは病院へと、
車を走らせた。
とまあ毎日そんな具合に、
医療と介護でてんてこ舞いなのである。

到底、普通の社会人なら
できない生活かもしれません。

そんな感じだから、
医療費の支払いもバカにならない。
今年も医療費控除の確定申告をするつもりなのだが、
そもそも払っている税金が微小なので、
控除といってもたかが知れている。
昨年でさえ、医療費は払った税金よりも格段に多く、
税金分は全て帰ってきた状態なのである。

でもねえ、こちらは医療費の1割負担や3割負担
などと言ってるが、裏を返せば
残りの9割や7割は、
国の社会保障費等で賄われているんだよね。

世間の人には本当にお世話になっているし、
特に今の働く世代の人たちには、
足を向けて眠れませんなまったく。

自分も働いている時には、
高齢者の医療費等を支えてきたのだけど、
若い世代一人あたりにかかる支えの負担は
どんどん重くなっているのが現状だ。

日本の高齢化率は今後も順調に伸びてゆき、
10年もたたないうちに30%を超えるという。

今の23~4%前後の状況から
まだまだ右肩上がりが続くわけで、
医療費を含む社会保障関係予算も
どんどん伸びていくだろう。

本日国会では安倍総理の施政方針演説があり、
2014年度の予算も提示された。
総額は約96兆で、
最も大きな比率を占めるのが
社会保障関係予算で30.5兆円と、
過去最大で初めて30兆円を上回っている。

医療費の負担増が原因のようである。

今でこうなんだから
団塊の世代が後期高齢者となる頃には、
日本はいったいどうなっているだろう
と心底心配してしまう。

そしてそれは決して遠い未来ではない。

国の歳出予算のほぼ半分を
国債などいわば借金で賄っている状況を考えれば、
予算が増えるというのは、
景気がいい話では決してなく、
破たんに向けてまっしぐらもいいところである。

そこで注目されたのが消費税だ。

広く公平にすべての世代から、
安定的に増収を図るということで、
4月から現行の5%から8%に上がり、
2015年度にはさらに10%になる予定で
政治は進んでいる。
働く世代に負担をかけまくっている身としては、
すべての世代から公平に
という考えはわからないでもない。

しかし、5%の増税で見込まれる財源の増は
約13兆円というではないか。
この焼け石に水ともいえる状況を
まず何とかするのが先じゃないかな。

デフレを脱却しようとしている政府の思惑は、
景気回復とともに
この消費税の増税効果も期待しているのかもと、
うがった見方をしてしまうよなあ。

何度も言うけど、
親の医療や介護で
世間の人々に大変お世話になっている身としては、
国の財政再建が全然進まない状況には、
本当にいたたまれない思いでいっぱいなのです。

なんか選挙演説みたいになってしまった。