おてんきぷらぷら

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STAND BY ME ドラえもん

2014年08月23日 | Movie
8月19日、映画『STAND BY ME ドラえもん (3D)』シネプレックス水戸にて。
この日、社内会議後の懇親会を経て21:20からのレイトショー鑑賞は、アルコールのなせる業。ほろ酔い親父が選択鑑賞したのは、藤子・F・不二雄原作で国民的アニメである『ドラえもん』のシリーズ初となるCGアニメ『STAND BY ME ドラえもん』。原作の中から「のび太の結婚前夜」や「さようなら、ドラえもん」といった名作といわれる複数のエピソードを基に展開する。珠玉のストーリーもさることながら、ミニチュアで制作した背景にCGのキャラクターを重ねるなどこだわり抜いた画作りや演出も見どころ。前評判ではドラ泣き作品とのこと。年を重ねるごとに涙もろくなり、期待していたのですが、ほろ酔い状態が悪かったのか、目頭は熱くなることなくエンディングへ。この展開、アレレという感じでした。我々は「オバケのQ太郎」や「パーマン」世代。「ドラえもん」はリアルタイムではなかった所為もあるのかもしれません。自分にとっては、いろいろ考えさせられる映画でした。人は皆、一人で生きているわけではないが、一人で生きていくしかないのも、また真実。“STAND BY ME”文字通り‘そばにいてくれ’。自分にとっての「ドラえもん」っているのだろうか。両親や自らの老後や介護への不安や備えも見据えると、なおのこと。主人公は「ドラえもん」ではなく、間違いなく「のび太」くん。誰もが「のび太」くんに同化できるからこそ、「ドラえもん」がヒーローなのだ。CGアニメも目新しく、大人も楽しめる作品でした。