おてんきぷらぷら

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浜松まつり会館

2017年06月26日 | NON
6月25日、ジュビロ磐田戦遠州遠征で"浜松まつり"の熱気を感じる『浜松まつり会館』へ。
"おんな城主井伊直虎"で沸く浜松ですが、浜松と云えば、"うなぎ"、"餃子"。いいえ、毎年5月3日から5日の3日間、中田島での「凧揚げ合戦」に、市中心部を屋台が夜の街を練り歩く「御殿屋台引き回し」の『浜松まつり』でしょう。初子の誕生を祝って凧を揚げた"初凧"の風習が、今では174か町が参加する日本一勇壮な大凧揚げ大会になりました。初日の3日は、各町で初子の誕生を祝う〝初凧〟を揚げます。祝いの大凧を天高く美しく大空に舞うと、練りやラッパで、初子一家を盛大に祝福。4日、5日は、勇壮な〝糸切り合戦〟。各町が互いの凧糸を絡ませ、相手の糸を断ち切る戦い。"チョン鰍ッ"、"釣揚げ"などの戦法を駆使し、糸が切れたら勝負あり。また次の戦いに挑みます。「凧揚げ合戦」が終われば、宵闇迫る夕刻から提灯に灯が入り、81か町、それぞれの町ごとに精巧な彫刻と豪華な装飾を施した各町自慢の屋台が、鍛冶町通りを中心とした繁華街を練り歩き、その美しさと豪華さを競い、夜の街に幻想的な光の渦を作り出します。そもそも『浜松まつり』の屋台はその昔、凧揚げの道具をのせた大八車の四隅に柱を立て、凧を屋根代わりにして運んだことが始まりなのだそう。豊橋勤務時代、聞き及んでいた『浜松まつり』ですが、今回『浜松まつり会館』にて、その由来などを学ぶことができました。いつかは、生で参加したいものです。